いま、新作オペラの台本を書いてます。
皆様ご存知この作品。
とりあえずほぼ書き終えて、いまは最後の修正に入ってます。
まぁこの最後の修正ってのが結構厄介なんですが……
原作のある作品なので、ストーリーの持っていき方、キャラクターの動かし方などは特に考える必要がないので、その点はオリジナル作品よりはるかに楽です。
ただ、
舞台としての見栄え、オペラとして聴き映えするようにするための工夫、
小説から舞台にした時の構成のし直しなどなど……
そういった事がオリジナル作品にはない難しさなります。
まぁ難しい所ほど、やり甲斐あって面白いのですけれども。
原作をあまり損なわず、舞台として気楽に実現可能で、魅力のある台本を描けたら……と思ってます。
それにしても、作曲家に渡したらどう思われるか……
そこがめっちゃドキドキではあります……
今回オペラほ台本書いてて思ったんですが、メノッティのような作曲家兼 台本作家の人とかは、もうヤバいレベルの天才だと思いますよ。
あんな曲書くだけで尋常じゃないのに、あんな面白すぎる台本書けるっておかしいでしょ……
メノッティの音楽の凄さはよく取り上げられますが、台本が同じ位絶賛される事ないじゃないですか。
あの人は、台本作家としても傑出し過ぎてる人です。
「電話」とかもう、おかしいとしか思えないくらい凄まじいですよ、ほんとに……
・登場人物2人
・1時間以内
・舞台転換ナシでできて、大道具がほぼいらない
・コメディ
もうね、この条件をクリアする台本書くのってめちゃくちゃ難しいんですよ……
書いてみるとわかります。
ストーリー進めるのがすごい大変なんですよ……
メノッティは凄すぎる。
書けるだけで凄いのに、まして台本の内容があんな面白いなんて……
あんなの専業台本作家でも書けないって……
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