終わりましたーロシアものコンサート!
今回は、ロシア文学者・故米原万里さんの展示会『米原万里展』の関連イベントとして行われたギャラリーコンサートのお仕事でした。
こちらでございます~♪
(まだ到着したばかりなので普通服)
会場の芳澤ガーデンギャラリーの見どころは、とってもきれいなお庭で・・・
もう本当にいいお天気で、絶好のお出かけ日より・・・
きれいな藤の花が咲きかけていました。
おわった後、私もお散歩しちゃいました
チラシでは、コンサートは、先着50名さまの予定だったのですが、あまりの盛況ぶりに、急遽キャパを増やしていただき、
何と150人ものお客さまの前で歌わせていただきました!
立ち見のお客さま、大変だったと思いますが、お帰りになられた方もほとんどなく・・・本当にありがとうございました!
本当にすごい感激です
さて、ここからは
裏話・・・(笑)
急遽加わって頂いたビオラさんとは、これまで合わせる機会があまりなかったので、開演直前の控室では、もはやビオラさん争奪戦状態(笑)
そしてピアニストさんとの合わせ。始まる前は時間がなくて、ドレスを着替えながらの怒涛の合わせ(笑)
美しいクラシックコンサートの裏側は、実はドタバタと、なかなかスリリングなんであります
で、本番はと言いますと、若干の事故もありましたが
予定したものとしては、結構うまくいったんじゃないかな~?と思っています。
メインの曲「二つのギター」は、ピアノの渋田麻里さんはもちろん、ビオラの市川友佳子さんも加わり、三人で華やかな感じに仕上げることが出来たし。
楽しんでいただけましたか?
今回は、ロシア民謡だけのコンサートだったので、曲目の解説をお話するだけでは限りがあるな、と思い、私は昔話が大好きなので、ロシアの民話の合間合間に歌を挟んでいく、ストーリー仕立ての音楽劇のような形に仕上げました。
で、今回のコンサートで一番大変だったのは、とにかく台本作り!もうボロボロになりながら、まず
第一稿、
改訂版・
改改訂版・
改改改訂版・
改改改改訂版・・・
て感じで・・・
一番大変だったのは、民話から原稿に起こす作業。これがもー、むちゃくちゃ大変でした・・・
何故私は歌い手なのに、パソコンにずーっと向かって、ロシアの資料を散乱させながら文章をひたすら書いているのだろうか(笑)
ま、結局文章書くのが好きなんですけどね。好きな事をやるのは幸せです。歌でも、文章でも。
原作の民話を本からそのまま丸写しすれば簡単なんでしょうが、それでは自分のものにならないので。
だから、大変だけど、自分の言葉にして書きあげちゃった方が、結局は覚えやすいし、早い。
そんな訳で、民話をざっと読んでから、あとは記憶だけを頼りに、とりあえず台本を、
書く!書く!書く!
で、お次はメイン作業、手持ちの楽譜やCDなど、二十曲くらいあるロシア民謡の中から、どこかの場面に使えそうな雰囲気の曲を、
探す!探す!探す!
・・・で、そうして台本の中に雰囲気の合いそうな曲を選びながら入れていき、できるだけ違和感を感じないような形で仕上げてみたつもりです。
でも、やはりあくまで、ロシア民謡のコンサートなんですから、音楽が第一で、民話としては大事なポイントも削らないといけないし。
そして一時間という制限時間との戦い。
もう、本番三日前まで、カット、カット、当日ギリギリまで電車で台本を書き直し・・・何とか仕上げましたよー。
そしてもちろんもちろん、これがメインです
歌の練習。
なのに、そんな時、声帯を痛めてしまってドクターストップ・・・思うように練習ができませんでした。
でも出来る範囲の中で、色々練習や工夫をしてみました。
敢えて、曲のテンポを普通とは思いっきり変えてみたり、効果的に楽器の音を入れていただいたり。
お客さまに、ロシアの匂いが伝わるよう。そして、何よりお客さまに楽しんで頂けるよう。
で、自分なりに考えて、今回のように仕上げてみたわけですけれど。
でもこんな形のコンサートは初めてですし、聴いて下さったお客さまからは、やはりどうだったのか・・・
楽しんでいただけたのなら良かったのですが。
ご意見いただけると、嬉しいです!
さて、裏話はここまで!
今日のプログラムはこちら~!
♪ロシア民謡のひと時♪
「行商人」
バッハ・「アリオーゾ」(ビオラ&ピアノ)
『ロシアソングメドレー』(ビオラ&ピアノ)
「黒い瞳」
「赤いサラファン」
「カリンカ」
音楽劇・『海の王と賢いワシリーサ』
☆ ☆ ☆
「バイカル湖のほとり」
「コサックの子守唄」
「カチューシャ」
「泉のほとり」
「トロイカ」
「モスクワ郊外の夕べ」
「二つのギター」
☆ ☆ ☆
「一週間」
です。
そして、終わった後、お庭で皆で写真撮ったよー!!
左からピアノの渋田麻里さん・私・ビオラの市川友佳子さん
で、もちろん、コンサートが終わった後、「米原万里展」をしっかり見てきました。お名前だけは知っていたんですが、どんな方かは詳しくは知らなかったので・・・並べられていた著書が面白そうだったので、さっそく購入!
本好きー。
さっきまで控室でご一緒だったスタッフさんに、
「まあぁ~、購入ありがとうございます~」 と言われ(笑)
これ買いましたー。
これから読むの。楽しみ楽しみ♪
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今回は、ロシア文学者・故米原万里さんの展示会『米原万里展』の関連イベントとして行われたギャラリーコンサートのお仕事でした。
こちらでございます~♪
(まだ到着したばかりなので普通服)
会場の芳澤ガーデンギャラリーの見どころは、とってもきれいなお庭で・・・
もう本当にいいお天気で、絶好のお出かけ日より・・・
きれいな藤の花が咲きかけていました。
おわった後、私もお散歩しちゃいました
チラシでは、コンサートは、先着50名さまの予定だったのですが、あまりの盛況ぶりに、急遽キャパを増やしていただき、
何と150人ものお客さまの前で歌わせていただきました!
立ち見のお客さま、大変だったと思いますが、お帰りになられた方もほとんどなく・・・本当にありがとうございました!
本当にすごい感激です
さて、ここからは
裏話・・・(笑)
急遽加わって頂いたビオラさんとは、これまで合わせる機会があまりなかったので、開演直前の控室では、もはやビオラさん争奪戦状態(笑)
そしてピアニストさんとの合わせ。始まる前は時間がなくて、ドレスを着替えながらの怒涛の合わせ(笑)
美しいクラシックコンサートの裏側は、実はドタバタと、なかなかスリリングなんであります
で、本番はと言いますと、若干の事故もありましたが
予定したものとしては、結構うまくいったんじゃないかな~?と思っています。
メインの曲「二つのギター」は、ピアノの渋田麻里さんはもちろん、ビオラの市川友佳子さんも加わり、三人で華やかな感じに仕上げることが出来たし。
楽しんでいただけましたか?
今回は、ロシア民謡だけのコンサートだったので、曲目の解説をお話するだけでは限りがあるな、と思い、私は昔話が大好きなので、ロシアの民話の合間合間に歌を挟んでいく、ストーリー仕立ての音楽劇のような形に仕上げました。
で、今回のコンサートで一番大変だったのは、とにかく台本作り!もうボロボロになりながら、まず
第一稿、
改訂版・
改改訂版・
改改改訂版・
改改改改訂版・・・
て感じで・・・
一番大変だったのは、民話から原稿に起こす作業。これがもー、むちゃくちゃ大変でした・・・
何故私は歌い手なのに、パソコンにずーっと向かって、ロシアの資料を散乱させながら文章をひたすら書いているのだろうか(笑)
ま、結局文章書くのが好きなんですけどね。好きな事をやるのは幸せです。歌でも、文章でも。
原作の民話を本からそのまま丸写しすれば簡単なんでしょうが、それでは自分のものにならないので。
だから、大変だけど、自分の言葉にして書きあげちゃった方が、結局は覚えやすいし、早い。
そんな訳で、民話をざっと読んでから、あとは記憶だけを頼りに、とりあえず台本を、
書く!書く!書く!
で、お次はメイン作業、手持ちの楽譜やCDなど、二十曲くらいあるロシア民謡の中から、どこかの場面に使えそうな雰囲気の曲を、
探す!探す!探す!
・・・で、そうして台本の中に雰囲気の合いそうな曲を選びながら入れていき、できるだけ違和感を感じないような形で仕上げてみたつもりです。
でも、やはりあくまで、ロシア民謡のコンサートなんですから、音楽が第一で、民話としては大事なポイントも削らないといけないし。
そして一時間という制限時間との戦い。
もう、本番三日前まで、カット、カット、当日ギリギリまで電車で台本を書き直し・・・何とか仕上げましたよー。
そしてもちろんもちろん、これがメインです
歌の練習。
なのに、そんな時、声帯を痛めてしまってドクターストップ・・・思うように練習ができませんでした。
でも出来る範囲の中で、色々練習や工夫をしてみました。
敢えて、曲のテンポを普通とは思いっきり変えてみたり、効果的に楽器の音を入れていただいたり。
お客さまに、ロシアの匂いが伝わるよう。そして、何よりお客さまに楽しんで頂けるよう。
で、自分なりに考えて、今回のように仕上げてみたわけですけれど。
でもこんな形のコンサートは初めてですし、聴いて下さったお客さまからは、やはりどうだったのか・・・
楽しんでいただけたのなら良かったのですが。
ご意見いただけると、嬉しいです!
さて、裏話はここまで!
今日のプログラムはこちら~!
♪ロシア民謡のひと時♪
「行商人」
バッハ・「アリオーゾ」(ビオラ&ピアノ)
『ロシアソングメドレー』(ビオラ&ピアノ)
「黒い瞳」
「赤いサラファン」
「カリンカ」
音楽劇・『海の王と賢いワシリーサ』
☆ ☆ ☆
「バイカル湖のほとり」
「コサックの子守唄」
「カチューシャ」
「泉のほとり」
「トロイカ」
「モスクワ郊外の夕べ」
「二つのギター」
☆ ☆ ☆
「一週間」
です。
そして、終わった後、お庭で皆で写真撮ったよー!!
左からピアノの渋田麻里さん・私・ビオラの市川友佳子さん
で、もちろん、コンサートが終わった後、「米原万里展」をしっかり見てきました。お名前だけは知っていたんですが、どんな方かは詳しくは知らなかったので・・・並べられていた著書が面白そうだったので、さっそく購入!
本好きー。
さっきまで控室でご一緒だったスタッフさんに、
「まあぁ~、購入ありがとうございます~」 と言われ(笑)
これ買いましたー。
これから読むの。楽しみ楽しみ♪
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つい金オペラ「愛の妙薬」鑑賞しに行きました。ブログにオペラ「愛の妙薬」の感想を載せましたので是非読んでみてください。
http://desireart.exblog.jp/10479853/
歌手の方としてのご意見など、よろしかったらブログの中に書き込みしていただければ幸いです。
まだまだ駆け出し歌手の私が、迷ったり、悩んだり、立ち止まったりの奮闘ブログですが、読んでいただけてうれしいです。ぜひまた、のぞきにいらして下さい。
オペラにしても、お客さまの方がずっと詳しいことが多くて、私の方こそ勉強になります。
ブログ拝見させていただきますね。{スマイル}