ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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寒いー

2010-10-14 19:35:18 | ドイツのこと
泣。(T_T)

寒いよー。寒いよー。
息が真っ白だよー。
自転車に乗ると辛すぎるよー。
帽子とマフラー、出そうっと。

いま、空気を入れ替えるために窓を開けたら、あまりの寒さに腰が抜けそうになっているみわきちです、どうもこんにちは・・・
日本はまだ暑かったりもするらしいですね・・・こっち、むちゃくちゃ寒いです。最高気温八度。最低気温二度。
暖房、絶賛運転中。昨日の夜はそっと湯たんぽを抱きしめて眠った私。

寒くてすっきりとして良い気持ち♪となるには、まだこの寒さに慣れないです。この2日くらいで急に寒くなったんですよねー。季節の変わり目は慣れるのに時間がかかりますね。

いよいよ冬の足音が聞こえてきたって感じかな・・・リスくんが前の芝生で走り回ってました。元気だね。

レッスン行ってきます。いやレッスンはいいんですけど、急に寒くなったのがこたえるわ~・・・
また先生の家に行くまでに、ちょっと林を通ったりするので、寒さが身にしみるんだなこれが(泣)
また川があってさあ、寒さが身に(略)

あー
日本から持ってきたヒートテックヒートテックヒートテック・・・ごそごそ・・・ブーツブーツ・・・ごそごそ・・・




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訂正とバレエ

2010-10-13 21:04:02 | ドイツのこと
前回書いた、アルフレード・クーンについての情報が結構違ってました(笑)今年で72歳だそうです。マイミクさんから情報頂きました~。
転載させていただきます。

1938年 ヘッセン州のオーダー・ローデン生まれ(2008年に70歳を祝ったとのネット情報)
フランクフルト音大に学ぶ
1963年 ダルムシュタットの専属
1978年 ラインドイツオペラの専属
1983年以来バイエルン州立のメンバー
1991年 バイエルン州立から宮廷歌手(Kammersänger)の称号を得る


47年のキャリアってのはしかし凄いですねえ・・・。こういう無名の優れた人がまだドイツにはいますのであなどれませんね。


マイミク、HIDEさんのメッセージそのまま転載させていただきました。
いや本当、すごかったわー。クーン。海外にいる魅力はメジャー歌手がリーズナブルな値段で聴けるというのと、(ミヒャエル・シャーデが3000円やそこらで聴けるって考えられない・・・)
たぶん日本には輸出(?)されないであろう素晴らしい歌手を聴ける事かもしれないですねー。

さて、今日もバイエルン歌劇場に行くんですが、今日はバレエです。『オネーギン』だそうです。
だそうです、というのは、誘われて伺うので詳しくは知らないのです・・・
メゾの田村由貴絵さんに声かけて頂きました。ありがとうです~

オネーギン、オペラでは見た事あるんですが、バレエだとどんなんですかね~?楽しみ。
ちょっくら練習してから行ってきますー。
では!




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@バイエルン フィガロの結婚・私見

2010-10-09 22:48:58 | ドイツのこと
遅くなりましたー。バイエルン歌劇場のフィガロの結婚の感想をば。
あくまで私見なので、この感想はどうなの?とか、それはアリ?とか思っても、そこはご容赦くださいましね。
評論家でもない人間の感想なので。

まず、ケルビーノはスタジオ出身の優秀な人だったらしいのですが、正直ちょっと期待外れ・・・伯爵夫人も強さがなくて、何か大和撫子的な感じが。好みもあると思うのですが。

皆さん気になる、スザンナの中村恵理さんは、女性陣の中ではやはり一番安定感があって綺麗な声!
やはり日本人でメインを張る方というのはすごいですねえ~。
ただ見た感じですが、今回のようなコミカルな要素が多いスープレット役ももちろん良かったですが、リリックな役どころの方が彼女の魅力がもっと出るのではないのかな、という気もしました。
この後に『魔笛』のパミーナや、『カプレーティ家とモンテッキ家』のジュリエッタをやるそうなので、そっちの方が楽しみかも。

オケは良くも悪くもエネルギッシュ。とにかく指揮者でしょうねえ~。
オケの曲だけで聴いてみたい気もしました。一人一人をソリストとしての音色をkeepしつつ、まとめあげているのはお見事ですが・・・それゆえ、オケの音色が強すぎて歌とかみ合わなくなってる所もちらほら。
ただ、だからこそアリアのオーケストラで、
ひぃぃぃぃぃ!こんな音がこんなところにあったなんて!!((゜д゜;))))モーツァルトすげぇ!!

と思ったり

あの音を出すかあ~!?(-д-;)

と思ったり・・・
よくも悪くも、聴きごたえはあったように思います~。若手でしょうか?発散系で、ベッタベタなディナミークをつけていて、やり過ぎ感もあったように思いますが、嫌味ではなかった。ああいうのが嫌味にならないっていうのはすごい~。
オペラなら、ドニゼッティとかで聴いてみたいです。この指揮者だと、ドニゼッティの、

『控えい~控えい!こちらにおられるお方をどなたと心得る!?』
・・・とでもいいたくなるような、水戸黄門と言いますか、遠山の金さんと言いますか・・・時代劇的な、ドニゼッティのオーケストレーションがコテコテ~に出して頂ける気がする。しかも嫌味にならずに。

ちなみに振ってる姿がMr. ビーンに似ていたのはご愛敬(笑)

ただ、その自己主張ゆえに、最後の四幕のスザンナのアリアに『夜』の匂いがしなかったように思うのは残念・・・発散系でしたが、やはりあの曲は『夜』の静寂と、その匂いが命だと思うので・・・

演出で印象的だったのは、三幕から四幕の頭。休憩なしなので、舞台転換のために絵が描いてある軽い幕を降ろして、四幕頭はその前で話が進んでいくんですけれど。
三幕、陽気な合唱で終わった直後、その幕が降りる。誰もいない中、何とも哀しげなバルバリーナのカバティーナ前奏。幕の下から、すっと、女の手がでてくる。
手探りで、何かを探している、探している、肘から下だけが見える。
そして幕をくぐりぬけてバルバリーナが全身を出して歌いだします。「なくしちゃった、どうしよう・・・」
一番印象に残った場面でした。

今回の目玉は、伯爵のクリスティアン・ゲアハウアー・・・だったのでしょうが、なんか調子が悪くて声が本調子じゃなかったそうで。風邪だったのか?わざわざ始まる前にひと言がありました。
でも歌ってた。
なので、何ともいえないですねえ・・・とりあえず聴いた感じは、正直フツー(笑)モーツァルトイヤーのザルツブルグ音楽祭の魔笛でパパゲーノやってましたが。
オーパンヴェルト(ドイツ版『音楽の友』・・・な感じかな?)で最優秀歌手として発表された直後だったからなあ。なんか、期待しすぎてちょっとがっかり・・・とも思いましたが。
だた、いかんせん本調子でなかったので、このコメントは彼にとっては不当ですね。あくまで良いコンディションの時に聴いてみる事があったら、改めてきちんと感想を書きたいです。

さてさてさて。
ここからです、すごいのは。

いやもう、すさまじい人がいたんですよ。

アントニオ役の、アルフレド・クーン!!
私、アントニオで泣く事になるとは思いませんでした(笑)
んもーーーーーーーーーっっっっ!すごいっっっっ!!
一人だけ歌ってない。一人だけしゃべってる。ただ立ってるだけ。ただヨロヨロと歩いてるだけ。ただ相手の顔をじろりと見てるだけ。
なのにもう、すごい。すごすぎる。

ああ・・・こんな歌い手になれたら・・・
無理だろうけど・・・しゃべってるだけ。何も歌ってないんですよ?音符があるとは思えない。なのに、音は合っている。

あんなすごい歌い手を見れるとは思えなかった・・・あぁドイツ来て良かったーっっっっっ!!!

80歳をいってる、ベテランのおじーちゃんだそうです。アンサンブルとかのキャリアが多いみたいで。メインでやってたタイプではないのでしょうが・・・あんな人がいるなんて。
シェイクスピアを観に行ったら、笠智衆がいた、みたいなそんな感じ・・・そのくらいの違和感(笑)に、そのくらいの衝撃でした。もう涙が止まらなかったです。
あんな風になれたら・・・

あと、マルチェリーナが、何か良かったです。でも歌う所が少ないので何とも。
それからバジリオにこだわっている私としては、バジリオがいまいちだったのが残念・・・
フィガロはもっとひねくれてる感じと機敏さがほしかったような・・・これも好みですけどね。何故なら、Myラブなフィガロは、ワルター・ベリーとカルロス・ショーソン。

わかるでしょ?ひねくれてる、て感じ・・・(笑)




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リス・冬支度

2010-10-03 00:05:06 | ドイツのこと
秋深し。隣は何をする人ぞ・・・

お隣さんが、布団を干しっぱなしで、2日ほどしまっていないのが気になって仕方がない、どうもみわきちです。略してdmです。こんにちは。
ちなみにdmというのは、ドイツに於ける、日本のマツモトキヨシのようなものです。ドイツで全国展開している、超大手のドラッグストアです。

さて、今の私の悩みごとは、保温ポットを買おうかどうしようか。ホットのお茶とか、いちいち入れるのめんどくさいくらいの量をずっと飲んでるから、まとめて入れて、そのまま置いておこうかなー、て。それをかれこれ三日ほど悩んでます。
ええ、つまりもう寒いんですねえ。
前述のdmで湯たんぽを買いました。もうそんな気温になってます。アパート内にはほんのりと暖房が入り、部屋はぬくぬく。
さっそく暖房の上に濡れた洗濯物を置いて乾かしたりしてますが。

さてさて、ちょっと話変わりますが、うちのバルコニーの前には大きな樹が目隠しのように生えてましてね。
で、ここいら一帯を根城にしているリスがいるんですが。(一匹か複数かは判別不可能)そのリスが、その樹にうろちょろうろちょろ、よく登ったり降りたりしている。
私の部屋のバルコニー内に、何かの木の実が落ちている事もよくあります。
でもその樹、本当に手を伸ばせば余裕で登れるくらい、バルコニーにぴったりとくっついているので。その樹にリスがいるのを初めて見た時は、

「あ゛ーーーーー!リス!リス!ひいぃぃぃぃぃ!(゜д゜;))))」
と、喜びのあまり一人で奇声をあげていたものです。
最近は慣れてきて、騒がなくなりました。ふふふ、余裕?今はせいぜい、ふっとリスの気配を感じると、大抵うろちょろしてるので、そーっと窓開けて様子を見ていては、感づかれて逃げられ・・・て感じですかね。
慣れてないじゃん私・・・全然。

で、何でリスの話になったかというと、以前はその辺の芝生で転がって遊んでたりしてる様子をちらちら見たんだけど、今は食べ物を抱えてる姿しか見ない。いきなり寒くなってきたから、もう冬支度なんですかね?
食べ物を必死で集めているのかなー・・・

リスの写真。樹にいる時はほとんどちょろちょろしているので、正面のアパートの芝生の所で何かやってるのを撮りました。


慌てた割には、意外に撮れている。


毛のかたまりはしっぽ。うちの猫と似てる・・・



実際動いている時の様子は、ちょくちょくお邪魔しているミュンヘンブログ、『やっちんブログ』さんに、リスくんの動画が。失礼してリンクを張らせていただきました。こんな感じですよ~。

ドイツ ミュンヘン やっちん話

うふふふふ・・・かわいい・・・
もっともうちは、餌を置いてるわけではないので、ここまで静止して長居はしてくれないですけどねー。

私もこんな風になってほしい!!と思ったので、さっそく何か餌になりそうなものを大捜索。探したけど、いかんせん、煎餅とかカールとか、チョコレートとかしかない・・・餌になりそうな、くるみやカップケーキの類はついつい食べすぎちゃうから、買わないようにしたんだっけねえ・・・

いま冷蔵庫見てたら、うーん、色の変わったアボカドとか、熟しすぎたトマトとか、賞味期限の切れたチーズとかならあるんだけど・・・
↑捨てろよ。

あ、柿ピーのピーナツとかいいかも。・・・間違えて辛い煎餅部分入れちゃったりしたら、動物虐待かしら。

いやいやそうだ、そろそろ捨てようと思ったパンでもちぎって置いとくか、捨てようと思ってたシリアル(ナッツやレーズン入り)置いておけばいいのか。

・・・念のため。
いつでもこんな捨てようと思ってるものばっかりが家にあるんじゃないですよ!
たまたま!たまたま!
ほんとよ!!(´д`)




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