日田市議会12月定例会の一般質問が終わりました。
今日は、質問の機会を与えられていない「7番議員」すなわち私が、何回も登場するという展開(^_^)
その中で、今議会、私が質問した「給料表の見直し」は、給与関係の課題の中で「最優先に」取り組むという総務部長の答弁があり、また、前議会で質問した「教育の政治的中立」に対する教育長の答弁が、憲法・教育基本法・地方公務員法・教育公務員特例法・人事院規則に基づく、しっかりとした根拠に基づくものであることを改めて確認でき、教育長から「教育の中立性の確保は公教育の中核をなす」との答弁も出ました。自分で質問した時以上に、自分の質問の成果を実感できる答弁を得たことに、ある意味、複雑な気持ちもありますが(笑)。さらには、二人の議員の質問に対する市長の答弁でも「7番議員」が!!
今議会の一般質問で、私は、来年度の予算編成に関する質問をしました。
開会日に新しい財政推計が示され、歳入確保が厳しい見通しのもと、地方創生の推進等に取り組む平成29年度の予算編成の基本的な考え方をまず聞きました。私が聞きたかったのは、市長の「明確なビジョン」! 合併による普通地方交付税の優遇措置の段階的な縮減などの事務的なことではなく、平成29年度、日田市をどう導いていこうと考えているのか、まず、その熱い想いを聞きたいと思いました。当然にして、その想いが予算編成作業のベースになるとの考えからです。そして、そのビジョンをどのように情報発信しているかなどについても聞いてみたいと思いました。特に、情報発信については、別府市が「遊~園地計画」という動画を作成し、100万回の再生をわずか3日で達成したり、九重町でも新町長の就任後まもなく「クスクス育つココノ笑町」という動画を公表するなど、近くの自治体の積極的な取組みが目につきます。日田市では、公式動画チャンネルというインフラ整備もでき、私は、これまでにも市長の記者会見の動画配信を含む積極的な情報発信に触れた質問をしてきたことから、「やろうと思えばできる」(昨年12月定例会)とか「考えてみたい」(本年6月定例会)のような従前の答弁ではなく、やるかやらないか、やるとすればいつやるか、やらないならその理由は?を問いました。ちょっと喧嘩腰かもしれない質問の仕方が悪かったと言われればそれまでですが、予算に関する情報を市長が「いちいち」発信する必要があるのか?ともとれるような答弁には、たいへん驚きました(市長自らのFacebookによる発信を求めていると、勘違いされているのかな?) 目玉となるような施策を市長自ら、市の媒体を活用してアピールするのは、大きな効果があると考えますが…。
また、日田市の地方創生には、タイトルにこそ「地域力日本一」とありますが、事業ベースでは日本一を目指す施策など具体的なものが見えず、残念だと思っています。市民からも同様のご意見を多く頂戴したところです。日田に無限に存在する地域資源を活かした日田ならではの地方創生、これといえば日田!という地方創生は絶対に必要だとの思いから、「あれもこれも」も大事かもしれないが、「あれかこれか」の選択と集中も考えられないかとの質問をしました。市長から、政策はリンクしており、木を見て森を見ずのようなことであってはならない旨の答弁がありました。であれば、「森」に当たる「明確なビジョン」を示してほしいと思いましたが…。
議会に送っていただき、今回が7回目の定例会でしたが、今議会ほど「明確なビジョン」という言葉を聞いた議会はなかったように思います。私の所属する新世ひたの三苫議員、居川議員だけでなく、今日は市政クラブの高倉議員からも出ていました。
また今議会での一般質問では、小さく産んで大きく育てるとして、地域住民との意思疎通が十分に図れていないことが明らかなのに、「3月までに」という期限を切って進めようとしている案件もありました。3月議会では、新年度の市政執行方針と予算案が示されますので、それとともにしっかりと精査したいと思います。おっと、その前に今議会の議案の精査を続けなければ…(笑)
それから、日田市では財政推計を示し、その目的の一つには、「財政に関する情報を市民に公表し、本市の行財政運営に対する理解をお願いするもの」があります。社会経済状況、国の制度改正等の影響を反映させたものであるだけに変動があるのは当然としても、その幅が大きすぎるため、後年度の負担までを見据えた予算審議ができるための資料とするよう、定期的な見直しを求めました。ちなみに、平成29年度の収支を財政推計ごとに見ると以下のとおりです。
🔘平成26年9月の推計 1200万円の黒字
🔘平成28年3月の推計 5億9600万円の赤字
🔘平成28年12月の推計 3億4600万円の黒字
【日田市財政推計】
https://www.city.hita.oita.jp/zaisei/page_00008.html
今日は、質問の機会を与えられていない「7番議員」すなわち私が、何回も登場するという展開(^_^)
その中で、今議会、私が質問した「給料表の見直し」は、給与関係の課題の中で「最優先に」取り組むという総務部長の答弁があり、また、前議会で質問した「教育の政治的中立」に対する教育長の答弁が、憲法・教育基本法・地方公務員法・教育公務員特例法・人事院規則に基づく、しっかりとした根拠に基づくものであることを改めて確認でき、教育長から「教育の中立性の確保は公教育の中核をなす」との答弁も出ました。自分で質問した時以上に、自分の質問の成果を実感できる答弁を得たことに、ある意味、複雑な気持ちもありますが(笑)。さらには、二人の議員の質問に対する市長の答弁でも「7番議員」が!!
今議会の一般質問で、私は、来年度の予算編成に関する質問をしました。
開会日に新しい財政推計が示され、歳入確保が厳しい見通しのもと、地方創生の推進等に取り組む平成29年度の予算編成の基本的な考え方をまず聞きました。私が聞きたかったのは、市長の「明確なビジョン」! 合併による普通地方交付税の優遇措置の段階的な縮減などの事務的なことではなく、平成29年度、日田市をどう導いていこうと考えているのか、まず、その熱い想いを聞きたいと思いました。当然にして、その想いが予算編成作業のベースになるとの考えからです。そして、そのビジョンをどのように情報発信しているかなどについても聞いてみたいと思いました。特に、情報発信については、別府市が「遊~園地計画」という動画を作成し、100万回の再生をわずか3日で達成したり、九重町でも新町長の就任後まもなく「クスクス育つココノ笑町」という動画を公表するなど、近くの自治体の積極的な取組みが目につきます。日田市では、公式動画チャンネルというインフラ整備もでき、私は、これまでにも市長の記者会見の動画配信を含む積極的な情報発信に触れた質問をしてきたことから、「やろうと思えばできる」(昨年12月定例会)とか「考えてみたい」(本年6月定例会)のような従前の答弁ではなく、やるかやらないか、やるとすればいつやるか、やらないならその理由は?を問いました。ちょっと喧嘩腰かもしれない質問の仕方が悪かったと言われればそれまでですが、予算に関する情報を市長が「いちいち」発信する必要があるのか?ともとれるような答弁には、たいへん驚きました(市長自らのFacebookによる発信を求めていると、勘違いされているのかな?) 目玉となるような施策を市長自ら、市の媒体を活用してアピールするのは、大きな効果があると考えますが…。
また、日田市の地方創生には、タイトルにこそ「地域力日本一」とありますが、事業ベースでは日本一を目指す施策など具体的なものが見えず、残念だと思っています。市民からも同様のご意見を多く頂戴したところです。日田に無限に存在する地域資源を活かした日田ならではの地方創生、これといえば日田!という地方創生は絶対に必要だとの思いから、「あれもこれも」も大事かもしれないが、「あれかこれか」の選択と集中も考えられないかとの質問をしました。市長から、政策はリンクしており、木を見て森を見ずのようなことであってはならない旨の答弁がありました。であれば、「森」に当たる「明確なビジョン」を示してほしいと思いましたが…。
議会に送っていただき、今回が7回目の定例会でしたが、今議会ほど「明確なビジョン」という言葉を聞いた議会はなかったように思います。私の所属する新世ひたの三苫議員、居川議員だけでなく、今日は市政クラブの高倉議員からも出ていました。
また今議会での一般質問では、小さく産んで大きく育てるとして、地域住民との意思疎通が十分に図れていないことが明らかなのに、「3月までに」という期限を切って進めようとしている案件もありました。3月議会では、新年度の市政執行方針と予算案が示されますので、それとともにしっかりと精査したいと思います。おっと、その前に今議会の議案の精査を続けなければ…(笑)
それから、日田市では財政推計を示し、その目的の一つには、「財政に関する情報を市民に公表し、本市の行財政運営に対する理解をお願いするもの」があります。社会経済状況、国の制度改正等の影響を反映させたものであるだけに変動があるのは当然としても、その幅が大きすぎるため、後年度の負担までを見据えた予算審議ができるための資料とするよう、定期的な見直しを求めました。ちなみに、平成29年度の収支を財政推計ごとに見ると以下のとおりです。
🔘平成26年9月の推計 1200万円の黒字
🔘平成28年3月の推計 5億9600万円の赤字
🔘平成28年12月の推計 3億4600万円の黒字
【日田市財政推計】
https://www.city.hita.oita.jp/zaisei/page_00008.html