大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

危機感の共有のために

2021-05-08 22:30:28 | 日記
令和3年5月8日(土曜日)

今日は、朝から、コロナに関して、いくつかの問い合わせや情報提供をいただきました。感染症対応に時間的な境や地理的な境はありません。

今日の大分合同新聞には、昨日の大分県市長会において、福岡県境にある日田と中津の市長から、対策を要望したとの記事がありました。


このこと自体は、評価したいと思います。

ただ、市内でクラスターの発生を確認した直後、つまり連休前やステージ3への引き上げなどのタイミングを捉え、市として、積極的に、主体的に、県に対する働きかけができなかったのか!という思いがあります。昨年4月にも、同様の事例がありました。

【4月27日の私のブログ】

休日ではありますが、問い合わせたいことがあり、コロナ対策本部に何度も電話しても留守。ならばと市役所に乗り込んでみたら、来週月曜日から、75歳以上の高齢者の方の集団接種が開始されるため、会場設営等の準備に当たっていたようです。市職員の皆さんも頑張っています。




さて、本日発表の大分県の新型コロナ新規陽性者は、1日あたりでは、昨日の78名を上回り、過去最高の93名でした。日田市では、昨日と同じ5名でした。



◎重症者病床利用率
⑤2.3%→⑥2.3%→⑦4.7%→⑧7.0%
(ステージ1)

◎病床利用率
⑤47.9%→⑥49.0%→⑦46.7%→⑧49.0%
(ステージ3)

◎感染経路不明者割合
⑤39.4%→⑥39.6%→⑦41.7%→⑧41.5%
(ステージ2)

◎人口10万人あたり新規感染者数/週
⑤29.96人→⑥30.48人→⑦32.51→⑧36.15%
(ステージ4)

日田市のプレスリリースには、「医療体制について、引き続き専用病床が逼迫し、従事者も不足するなど深刻な影響が出ている状況をこれ以上悪化させないため」と書かれています。この視点はもちろん大切。絶対必要です。

もう一つ。
感染防止対策の徹底が、自分を、家族を、仲間を、市民の大切な命を守ることにつながり、そのために一人ひとりの行動の積み重ねが必要だとの視点からのもっと強いメッセージを出すことができればいいな思います。

昨日の礒崎前参議のFacebookにあった『医療崩壊という社会的リスクと自ら感染するという個人的リスクの関係をもっと上手に説明する必要があります。危機管理は、一人一人に危機感を共有してもらわないと、なかなかうまくコントロールできません』との指摘通りです。