山に癒されて…♪

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きららと呼ばれるお山から足を延ばして 鎌ヶ岳へ…

2017年04月27日 | 山登り 近畿 鈴鹿 御在所
2017年4月23日 ☀ 鈴鹿・御在所 雲母峰から鎌ヶ岳


頂上直下の岳峠から見上げる岩峰に圧倒されながら
右側のルンゼを登って尾根に辿り 鎌ヶ岳頂上に着きます



その鎌ヶ岳の頂上からの続きです


  天照皇大神宮社の祠  鳥居と南側の小さな広場  

鎌ヶ岳 1161m





三重県三重郡菰野町と滋賀県甲賀市にまたがる
鈴鹿山脈南部の標高1,161mの山。

鈴鹿国定公園内にあり、
関西百名山及び鈴鹿セブンマウンテンのひとつに選定されている

北側と南側からは均整のとれた三角形の山容で、
東の一角から均整が崩れて湾曲した形に見えることが
山名の由来とされている
別称が冠ヶ嶽         

Wikipediaより引用





芽生え始めた灌木が疎らに覆った頂には
多くの人々が所狭しと休まれております


山頂の写真も 順番待ち…

雲母峰とは全く違う雰囲気に戸惑いながら
賑わうお山の活気に飲み込まれておりました

360℃の展望は青い空の向こうに広がり
この時期にしては珍しく 鈴鹿の山々をはじめ 
鈴鹿の平野部から伊勢湾まで望めます





伊勢湾



左から綿向山 雨乞岳 イブネ


入道ヶ岳


野登山


仙ヶ岳


宮越山


御在所岳




風は冷たく 時折強めに吹き付けてくることも…
それでも、お日様の力の方が勝っているのでしょう
1枚 上着を羽織れば 寒さも然程感じません

時の流れがとまり 望める景色に酔いしれます


しかし 次第に 人の声が大きくなり
後から後から登ってこられているよう
狭い頂が もっと狭くなってきています

そろそろ潮時のようです
展望を満喫し しばし休憩を取った後は
まずは 岳峠まで引き返しましょう…




 急な岩尾根は 急な下りに変わります 用心用心


…と 急にチチ



恐ろしいなぁ~



えっ…?な~に?

チチが恐ろしがる所って…? 
何処? 何処?



ちょうど あのルンゼのあたりです
チチの後ろから覗いてみますと…







ギョッ!






こりゃ~ 早く下らないと 
途中の離合が大変な事に!


鎌ヶ岳の直下に見えるは人の山


動き出す前に それ急げ!とばかりに 
一気に下っていきます


なんとか集団の中を通り過ぎて
岳峠から左側にある笹藪の歩きにくい急斜面に入り
再び尾根分岐まで急ぎます


 岳峠からの笹薮の入り口
 あれ~ チチ~ 見えませ~ん 下はジュクジュクで~す
 やっと見えたら チチのオチリ… 急な登りをガンバです~




…てな具合で 
ちょっとした峠越えをします

そのあとは しばらく 
来た道を戻る形で歩くきます 




 大きく抉れた道の下りは ちょっと歩きにくいです

12:25 カズラ谷分岐




カズラ谷道に出合います
往路で言っていた帰りの 分かれ道のカズラ谷分岐です

往路の尾根道を見ながら 
右側の宮妻峡へのカズラ谷道へと下っていきます






大きな溝のできたカズラ谷道は 
名前からしても谷筋の道に思うかもしれませんが
れっきとした尾根道です







深く彫り込まれた処では 砂地のようになっており
落ち葉や落ち枝もありで 滑りやすいので要注意です


しかし コースとしては しっかりとした道がついており
歩きやすいと言えば歩きやす道です




 彫り込まれた ザレの下り  カズラ谷道の青の標識
 
トラバースの道



 痩せ尾根 どんどん下ります
 振り返ってみれば 急な下りのトラロープ…年季がかかっていそう…

12:55



どこまで深く 彫り込まれるのでしょう…
人を覆うように 両脇に高い壁ができています…



 12:56 東芝山岳の標識が至る所で見かけます 
 12:59 愛工大wの20周年記念の標識も近くで見かけます 
 13:03 その近くにイワカガミのお花が ひっそりと咲いていました




静かな木漏れ日の樹林帯
一時の賑やかさはどこへやら・・・ 
静寂の戻った森には
小鳥のさえずりが響いてきます


しばらく山道を下っていくと
沢の音がしてきます
その音が近づいてくると 美麗なが現れます




13:07 カズラ滝


カズラ滝の裾で小さな滝をつくっており
布引ではなく 二段滝のようにみえます





その滝つぼのあたりで 顔を洗います
火照った頬に冷たい水が気持ちいい~♪



  宮妻峡方面へと向かいます




二ヶ所ほど渡渉があります
最後の渡渉はカズラ谷で 登山口に着きます


   カヅラ谷登山口




川原に降りて 少し休憩することにします





新緑が初々しく 初夏を感じさせられます…

水の流れる音を聞き
小鳥の囀りを聴き
空を見上げて 
生命の源をいただきます




 13:25 カズラ谷登山口を後にします



今から てくてくと舗装道路を歩かねばなりません

これが一番怠く しんどいと感じるのは 
私だけでしょうか…



だけど この道路から見る景色は
捨てたものではありません



 明るい日差しと新緑に包まれた舗装道路を ゆっくりダラダラ歩きます
 MIYAZUMAバンガローの駐車場 停まっている車も多い…
 路肩に咲く マツムシソウ





小鳥は喜びの声を上げ
小さなの花も 嬉しそうに日光浴

青いキャンバスに
絵具をちりばめたようなお山がすそ野を広げ

わっはっは~と 
腹を抱えて笑う声が 聞こえてきそう~♪ 






秋のお山と違って
やわらかな色合いの春のお山

優しい衣を纏いつつ 
幸せ色に染まっています

春の止まり木となった木の枝に 
芽吹いた新芽が元気に背伸び!
今では新緑の手を広げて 空を染めます
 
季節はからへと移ろうとしています




 ミヤマハコベ  ムラサキケマン  カキドオシ

宮妻峡への案内板





14:17 茶畑

三重の人は 伊勢茶を大切にしていると聞きます
大切なお客様の御もてなしにも
伊勢茶を出されるとか・・・

ここもまた 地元のお茶に誇りを持って
育てられているのでしょう・・・

茶畑が見事な風景美を作って
目を楽しませてくれます


明るい日差しが閉ざされる
樹林の中の道へと入って行くと
そこは緩やかとはいえ 坂道
最後の登りを必死に歩いていきます



 シロボウエンゴサク

14:29 雲母独標尾根登山口 雲母橋駐車場




見慣れた車が見えてきて
漸く 駐車場に着いた事を実感します

出発の時は一台もなかった車が
数台に増えています


しかし そこの雰囲気は変わらず
静かな佇まいのままでした


鈴鹿の隠れ名所・・・
愉しませて頂き 満足感と共に程好い疲れが
帰りの車の中で 深い眠りへと引き込まれていきます

引き込まれながらも・・・

次は どこのお山に行こうかな・・・
夢うつつに次の行き先を思う私でした







最後までお付き合い下さって
ありがとうございます

 
鈴鹿市方面 


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2 コメント

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のんびり夫婦の山遊び様 (nanekobi5963)
2017-04-29 08:23:27
おはようございます♪

のんびり夫婦の山遊び様も
このコースを御存じだったのですね♪

初めてこのコースを歩かせて頂きましたけど
面白く 隠れ名所のようで お花にも恵まれていました♪

カズラ谷道は薬研堀ぼりと呼ばれているのですか~

納得します♪
彫り込まれてV字の様な道・・・ 
そして変化に富んだ道
最後に美麗な滝
本当に楽しめました♪

これから 活気づくお山が愉しみですね♪

コメントをありがとうございます♪
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鎌ヶ岳 (のんびり夫婦の山遊び)
2017-04-28 19:43:26
nanekobi5963さん、こんばんわ!
やはり雲母から鎌ヶ岳まで足を伸ばされ、眺望や花々、
そして滝を楽しまれたんですね。
下山に利用されたカズラ谷道、こちらでいう薬研堀、
滝や渡渉箇所もあったりと変化に満ち、楽しめますね。
里の茶畑、私達も良く歩く奥久慈もお茶所、芽吹きが
本当に綺麗ですよね。
この季節ならではの新芽とヤマザクラなどが織りなす
萌え萌えの山肌も、良いですね。
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