山に癒されて…♪

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九州遠征2 GWにこそ 延岡のお山へ 行縢山

2019年05月08日 | 山登り 九州のお山
2019年5月3日(金)☀ 九州遠征 宮崎県延岡市 行縢山



南面崖下コースの取付き
からの続きです


チチに行縢山に行ってみたいといったけど
やはり 低山をのんびり歩くとはいくはずもなく
その核心部のコースとでも言いましょうか
人の少なそうなコースを選んでくれたようです


低山ほど険しい…
それは痛いほど経験しているけど
ここもまた 愉しむには十分すぎるコースでした





コースタイム

6:55 駐車場 → 7:04 分岐(南面崖下コースへ) → 9:16 行縢山 830m 9:26 → 10:07 県民の森分岐 → 10:20 明治百年の記念の森 → 11:18 雌岳 809m 11:35 → 12:10 P661 → 12:44 行縢滝 12:47 → 12:56 滝見橋 → 13:14 駐車場



 岩のごろつく急な斜面



渡渉を終えてからの山道は
岩や石がごろつく急登の斜面が続きます

岩と落葉の樹林帯を 時に木に捕まり
手で支えながら登ると
樹木の間から 黒光りする
濡れた不気味な壁が立ちはだかります

まさに崖下コースです!





南面崖下コース



空気は意外に冷たいのに
体からは汗が吹き出し始めます


 崖の下を巻く
 岩の間をウンコラショ!
 オカタツナミソウ



目線は下に落ち
流れる汗も地に落ち
溜息も地面に吸い取られます

そんな登りにも 癒しがあり
小さなお花が励ましてくれます

頑張れ!
頑張れ!



 幻の滝の面影



ここは 幻の滝が現れるんだよ

チチが教えてくれます

見上げると岩壁は隙も見せずに立ち上がり
濡れた岩肌が不気味な感じ…
ハングした岩から無数の水滴が落ち
小さな雫の滝が見えます

幻の滝の片鱗のようで
首がだるくなるまで見上げます



 側面を登って



幻の滝に並ぶ位置まで登ってきました
この黒光りする岩に ハーケンが残っています

この如何にも滑ります!と言う岩壁を
ゲレンデにして登る人がいるのですね

時期を選んで登らなければ
豪い目に遭いそうですが…


 さらに急斜面
 隠れゲレン場?




ロープが垂れ ハーケンが打たれ
ここがゲレンデであることを示す痕を見つけます

岩肌の感触を思い出しながら見上げるチチの姿
昔の自分を思い出し 懐かしんでいるかのよう…

しかし…
巻く道はザレ場と化していき
落石に注意をしなければなりません

時に足元が崩れて とする事も…
普通に急登を登る以上に疲れます…


それでも登らねば辿り着けません…


 急のガレ場ホッチラコ!
 大岩を巻いて
 まだまだ続くガレ場の急坂!



思った以上に悪路です

この岩壁が擁壁に見えてきて
何処まで続くのかと溜息が漏れてしまいます…


 おまけの倒木の墓場を越えて
 急斜面のトラバース



落葉の下が地獄の落とし穴
浮石 落ち枝 悪戯して足元を崩す…

低くても ここを落ちればタダではすみません
緊張が続きます


だけど 所々 踏み跡しっかり
綺麗な登山道になっており
心の休憩が取れる場面も…



 ガチイチゴ?
 フモトスミレ




小さな花に癒されながら
つづく急な道を頑張って登ります

そろそろ 第二岩壁の最終でしょうか?

第一と第二の岩壁の間で一休憩
やはり齢には敵わない…疲れがドッと出ています

休んでいると 濡れた身体に絡む空気が冷たい
そう長居は出来ないと 腰を上げて再び歩を進めます

ここからは 段々岩が目だち
木々の背が低くなり
周りが明るくなり始めます



 第一岩壁へ

岩に咲く 健気なフモトスミレ



岩をよじ登ると こんにちは♪
愛らしいスミレ三姉妹が迎えてくれました


 前方が少し明るくなった
 岩が露出してきた
 もうすぐ第一岩の上?




わぁ~


一気に視界が開け世界が変わった感じです

延岡市方面でしょうか…海は見えません…
春の空と太平洋は一体化しているようです

それでも恵まれたこの景色に
歓喜の声が漏れます







前方には見事な岩が天を仰いでいます

山頂が近いようです



 もうひと踏ん張り!



ヤッホー!最高だ!

展望台に私も立ち 空を抱きます♪


少しだけ岩登りを楽しみ…
花を楽しみ…
もうすぐ山頂に辿り着けそうです



 ミツバツツジ
 最期のとどめ!

行縢山 830m




そして…
念願の行縢山の頂に立ちました♪





つづく




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