山に癒されて…♪

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GWにこそ 延岡のお山へ

2019年05月07日 | 山登り 九州のお山
2019年5月3日(金)☀ 九州遠征 宮崎県延岡市 行縢山



今年のGWは10日の大型連休!

何もなければ長~い連休ですが
我が家は あっという間に過ぎたゴールデンウィークでした


当初は10連休を迷くことなく使い切る自信があり
計画を立てていたものの
やはりすんなりとはいきません
色々と急用や何やらで 結局 計画は潰れ
楽しみは後半へと持ち越される事に…

それでも 天気にも恵まれた後半では
当初の計画とは違うけれど
愉しむには十分すぎる時間を頂けました

…という事で いざ!九州へ!


普段 容易に行けない所という事で
宮崎・鹿児島まで足を延ばし 帰りは広島に立ち寄り
走行距離は2000Km超えの後半の4日間となりました


5/2 移動日
5/3 宮崎県 延岡市 行縢山
5/4 宮崎県 鹿児島県の県境 霧島山の最高峰 韓国岳~大波池
5/5 広島県 宮島 → 帰宅


それでは 綴ってまいりたいと思います
気長にお付き合い下さるとうれしく思います



ゆっくりとドライブを楽しむかのように
山陽道を走り 九州入りをします 
途中仮眠を取って 早朝に 
延岡市行縢町の林道の終点に着きます



行縢山(雄山 雌山)



延岡市の西方、北方町との境にそびえる山行縢山が見えます
ブローカーさんの中でよく出てくるお山
行勝山と書いて むかばきやまとよみます
その名がとても気になります

標高 830mと低いお山ですが
遠出をしても訪れたいお山でした



このお山のむかばきは かの有名な
ヤマトタケルが命名した名だそうです


ちなみに ムカバキとは、武士が乗馬時に装着する 
シャップスと呼ばれる皮製防具で
日本では行縢(むかばき)に当たるそうです

むかばきとは 武士が旅や猟をする際に、
袴(はかま)の上から着装する服飾品の一種であり

乗馬していばらの道を通れば足を痛めることが多いので、
武士はこれをはくことによって、その災いから
逃がれることができたといいます
行縢は、向こう脛巾(はばき)の語から転じたものだそうです
…ちょっと違うかもしれませんが
登山で言うスパッツのしっかりしたもの?



それがどうして このお山の名になったのかは不思議です…
あのお山の形にあるのでしょうか
雄山 雌山の断崖絶壁の壁や滝がそれを表すのでしょうか…



所で…ヤマトタケルの名前は…

景行天皇の時代 朝廷に服属しない九州南部の土豪に熊襲猛あり…
その九州熊襲の首長は 朝廷に服従しないため
景行天皇に討伐を命じられた皇子小碓命(おうすのみこと)は 
宴席で女装し熊襲猛を討伐するのですが
熊襲猛は死の直前に 皇子の勇ましさを称えてタケルの名を献じ 
以後皇子はヤマトタケルの尊を名乗ったことは有名です


…でも 女装して勇ましい…とはこれ如何に…
ヤマトタケルって 絶世の美男子だったのかしら…?
そんな事は聞いたことは無いのですが…

色々と思いながら足を踏み入れてるお山は
どんなお山でしょう~♪

気持ちがワクワクします




 普通林道 行縢山口線

駐車場(普通林道 行縢山口線のドン付き)




細くなる林道をドン付き迄走り
駐車場になった行き止まりの広場に車を停めます

一番乗りをしたようで車は一台もありません

空気は心地よい冷たさで包み
静かな森の中の駐車場で 準備を始めます



 行縢滝方面へ



地図とはちょっと違う地形
やや複雑になった所があり 
入り口を探しながらの出発です

まずは行縢滝方面へと進んでいきます


 アリドオシ



樹木の間より 今から向かうお山が
少し顔を出して覗いています

今から 伺いますね~


…とはいえ そのお姿 
少しドキドキするほどの絶壁ですが…


荒れた感じがまたいい~♪
 ガクウツギ




立派な橋が出てきて
それを渡り対岸へ移ります
渡渉が無い事が嬉しい…なんて思ったのが間違いでした…

はっきりとした岩がゴロゴロする登山道を登っていくと
枝葉に隠れるような道標が見えてきます



 標識が隠れるように見えます



あれチチ 何処に~
滝の方向とは違いますが…


滝の方向を指す標識とは違う方向へ
何やら意味ありげに 笑みを浮かべて
谷へと下っていくチチ

登山道から離れていきます



 谷に下る

最初の渡渉地点



じゃ~ん!

水の流れは意外に強く
水量もしっかりとあり…
沢の音は 通りゃんせの歌のよう…

あぁ~ ここを渉るのね…

小さな流れも
私には大きな壁…
苦手の渡渉が早くも出現です

初っ端から靴を濡らすのだけはご勘弁…
躊躇しながら流れを見つめる私の横を
何事も無いように渉っていくチチ

チチの後を続けと言っても
足幅も バランスもチチとは違う
慎重に渉っていきます


 最初の渡渉…そして…




ねぇ チチ?渡渉はこれだけ?

どうかな? 最期にちょっとあったかな…?



笑いながら見つめるチチの先には
なんともいえぬ 不気味なコース
待ち構えているようでした


ここからチチの選択した
メインともいえるルートへと進みます



低山の楽々ハイキングと思っていた気持ちが 一気にせて…

ここからは 

チチの好きそうなコースの…
目の覚める山歩きの幕開けでした…




つづく









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