沖縄塗装工業

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上仲間門中拝み所改修工事

2015年07月29日 15時47分39秒 | 日記
いつもお世話になっております。長嶺塗装の長嶺です。
今回の改修工事現場は拝所なので大きな建物ではないのですが工事内容は濃い作業でした。


                           


このようにモルタルの劣化状況も激しく壁半分のモルタルが浮いてる個所や鉄筋の剥き出しになってる軒天等…
状況はひどい状況でした。まずはハツリ工事を行い高圧洗浄をしました。画像がないのでご了承ください。


         


洗浄して埃も除去した後、補強となるビスを打ち込みます。


            


ビスを打ち込んだら次はアルカリ性に変える菊水のBR-Bという液体を塗布していきます。
中性化したコンクリートの脆弱面を強化する優れものです。


         


その後モルタルを入れていきます。


      


軒先の爆裂で無くなったヵ所は型枠をしてモルタルを詰めていきます。
ペンキ屋さんなのに器用に作りますね👍


            


続いて注入工事です。注入する所にドリルで穴を開け穴の中の埃を除去して注入します。


               


注入工事も無事に終わりました。


              


モルタルの中塗り、注入工事が終わったら左官仕上げです。
型枠を作って流し込みをしたヵ所も水切りもちゃんと入って上等にできてます!


   


左官工事が終わってきちんと乾燥させてカチオンシーラーの塗布工事です。
スプレーの機械が全て別現場で使用してるので小さいカップのスプレーガンで作業をお願いしました。


                  


タイル吹付です。内部、外部に吹付をします。
模様を付けるのと付けないのとでは見た目も仕上がりも大分変わってきますので
吹付はお勧めです。


            


タイル吹付後、アクリルの塗料を2回塗りして完了です。
最後に文字も入れました。


                    


外壁が仕上がったら防水工事の始まりです。補修後、プライマー塗布・目止めにしている防水1層目のローラー塗布をします。
1層目が乾いたら厚膜の2層目を流し込んでいきます。1層目で目止めをしているので気泡は気にせずいくらでも防水層の厚みを付けることができます。


            


防水層が綺麗に硬化したら防水層を守るトップコートを2回塗っていきます。
内部は線香や火を使う所なので防水する事が出来ないのでトップコートのみの塗装となりました。


               


これで工事完了です。補修で時間がかかりましたが綺麗に仕上がりました。
今回も皆さんお疲れ様でした。