今回の雨漏り調査は、有料にて散水調査を行い原因を特定してほしいとのご依頼があり、事前調査にて、想定される漏水箇所を複数特定して、そこに散水調査を行います。 雨漏り調査は、基本的に無料になりますが、大規模や複数回に渡り調査を行う場合、報告書などを提出する場合などは、有料の調査となります。
まずは、建物の状況を確認して、壁の構造、屋根の構造確認を行います。
図面においても確認を取り、特に問題は見られませんでした。
全体の写真は掲載できませんが、2階建ての建物で1階と2階部分で3か所の漏水があり、以前も散水を行ったが、特定には至らず、原因の散水調査を御見積もりし、現地調査を行いました。
まず、雨漏りの発生する状況は、年に1~2回、漏れる時は台風などや、激しい雨の時に気が付いたら漏れているという事でした。 さらに、以前の散水では特定に至らずでかけた場所も確認させていただきました。
一口に散水調査と言っても、色々と種類があります。 例えば、雨が降ると毎回、漏水する状況などや、台風の時だけ(毎回ではない)や、長雨で1日降った後で、次の日に漏水が発生するなど、現場のヒアリングで調査方法が変わります。 今回は長雨と強風を想定して散水を行いました。
結果、漏水箇所が特定できました。 3か所中2か所は、同様のヵ所からの漏水でした。 また、別の1ヵ所は、壁への散水により発生しており、どうにか原因の特定にいたりました。