沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

外壁診断士が行く・・・内地からのお問い合わせ・・・外壁塗装が違う!

2021年11月20日 08時04分44秒 | 日記
 あるお問い合わせからのお話しをさせて頂きます。 (お客様からは、掲載しても良いと言う事で掲載させていただきます)
 
写真は関係ありません
 最初にお問い合わせがあったのは、とある○○県からでしてお話しを聞いて要約すると
1.元々の建物はコンクリートの打ちっ放しで、塗り替えを依頼した
2.塗装は、最近終わっており、足場解体も終わっている
3.クリアー塗装を依頼しているが、カラークリアー塗装を進められた(ちょっと強引に・・)
4.仕上がりを見ると色が付いて打ちっ放しに見えない。どうしても納得できない・・・
 他にも色々ありましたが、建物を大事にしていて、どうにかならないのでしょうかという相談でした。 塗装中にこれだけ色が付くのならダメという事で一部は塗装してないそうです。

写真は関係ありません
一応、打ちっ放しコンクリートの塗り替え方法としては、カラークリアーの塗り替え提案としいては間違いないと思います。(下地を見てないので何とも言えませんが・・)
であれば、施工業者さんがカラークリアーのサンプル作成に問題があったかも知れません。 クリアー塗装はこの下地では難しいと言われカラークリアーでの施工で決定したそうです。 
 工事が終わったのですが、どうしても納得できなくてご相談のお電話でした。
 
 今後、あの打ちっ放しに戻すにはどのような施工方法があるのか? 施工業者への対応など何日間かやり取りさせて頂き、施工の種類の説明、施工業者さんについては、カラークリアー塗装施工で依頼しているのであれば難しいと思いますとお伝えしました。(説明不足は否めないが、施工はすでに行われている)  
  業者さんが、カラークリアーの塗装を理解しておらず、真っ白にしてしまったのも原因の一つだと思われます。 念のため、最後に参考の為に写真を送って頂きました。
写真は関係ありません
 ん、何だこれ?写真を見て、すぐにお電話させて頂き
「これ、多分ペンキです・・・一応写真なので断言できないですが、念の為に地元の業者さんにも確認してください」
「え・・・そうなんですか・・・・確認してもらいます」
その後、結果として業者さんと話し合いの末、打ちっ放しグラデーション塗装を行う事になったそうです。
 今回の原因は、説明不足と何故、カラークリアー塗装がペンキになったのか?など疑問が多くありますが、皆様もこのような事がないよう外壁塗装を行う際には、業者さんとはよく話合い工事を進めてください。