沖縄塗装工業

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雨漏り?結露!・・雨漏り診断士が行く・・・・

2018年08月15日 15時54分34秒 | 日記

 

「雨漏りしてるのでみにきてもらいたいです」と問い合わせがあり、現場で実際に調査してみると結露が原因だった!って事もあります。   はてさて、結露とは夏でも冬でも起こり得る現象です。 そして簡単に説明すると、冷たいビールやジュースなどを飲む際、数分もするとコップの周りに水滴が付き始め、だらだらと流れ落ちてきます。それが、結露と言う現象です。

結露が起きている家の特徴を挙げてみます。

・室内に湿気が多いいこと

・室内外の温度差があること

具体的に例を出すと(室内外の温度差)

室温が20℃ 湿度が80%の場合 結露が始まるのは16℃以下

室温が20℃ 湿度が30%の場合 結露が始まるのは2℃以下

計算式などありますが今回は省きます。


結露の種類 として大まかに分けてみました。

    「冬型結露」・・・・・暖房等で温かい水蒸気を含んだ空気が、冷たいガラス

               壁などに接触して冷やされて結露が発生します。 

    「夏型結露」・・・・・夏季の地下室やエアコンが効いた部屋の冷たい壁などに、高温 

               多湿な空気が流れ込んだり、接触することで冷やされて結露が 

               発生します。 

    「表面結露」・・・・・壁面や窓面の表面に発生する結露を言います。 

    「内部結露」・・・・・冬は湿気が室内から壁内に侵入し、壁の内部空間で冷やされて 

               結露を発生させます。 

               夏は湿気が建物外部から壁内部に侵入し、エアコンで冷やされ 

               た壁に接触して壁の内部結露を発生させます。特に湿度の多い 

               梅雨時に多く発生します。

 

私もよくやりますが窓を二箇所あけて、家の中に風遠しをよくすると外気の流れができるのでそれに伴い大量の水分が入ってきます。

沖縄の梅雨時期などは特に高温多湿の環境なので水分をたくさん持って家の中へ進入してきます。



結露対策として有効なのが、換気と除湿です。 面白いもので昔の沖縄家~などは、結露でそれほど問題にならなかったのは、隙間風が換気を行なってくれていたからです。(家は常に開けっ放しだったな~)
 現在の建物は気密性が高い住宅が多いので床下強制換気など対策がされています。 家のクローゼットや押し入れなどもこの時期は完全に閉めず、少し開けておく事と布団の下にはすのこを置く、布団を壁にくっけない、タンスなどは少し壁から放す(※但し、倒れないように対策する事)、浴室は使用後ドアを閉め換気扇を回す、エアコンは外気温との差を気をつけ少し上げておく(※熱中症にならないように!) 

  他にも、漆喰塗装などや珪藻土塗り、調湿効果のある塗装などもありますが基本的に換気や除湿ありきになります。雨漏り?結露?などいつでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

    

     



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