沖縄塗装工業

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最近の住宅事情・・・・・隙間がない家・・・・・・雨漏り診断士が行く(個人的な感想です)

2019年07月20日 10時36分50秒 | 日記
近年、沖縄の建築業界では気密性の高い住宅が多く見られます。
夏場は、エアコンなども効きやすく、冬場は暖かいなどメリットが多くあります。  
 デメリットではないのですが、高気密住宅の新築などでの雨漏りのお問い合わせもチョコチョコあるのも事実です。


 以前にお伺いした実例なのですが、建物は2階建て築3年程度で壁から雨漏り、店舗が入っており建築した会社も何度か来てもらっているが治らないとお問い合わせがあり現場調査を行いました。
写真と文面は関係ありません

店舗内の壁はペンキが塗られており、床は水で濡れておりました。 天井もコンクリートむき出しなので確認しましたが漏れている形跡なし。水の侵入出口は壁と想定して外部を確認。 外の壁も塗装仕上げで特に問題なさそうな感じ・・・・・あれ・・・・ん、写真は載せられないですが1㎜もないほどのひび割れが・・・・・しかも、タイル(壁にある凸凹の塗料です)の隙間に!
これは、確かに普通はわからないかも、内部にある若干のひび割れ(建築会社が埋めた後がある)と場所が一致したので間違いない!

 本来、このような小さなひび割れからの水の侵入は考えにくいのですが気密性が高いので気圧の差で水を引き込みやすいという事が考えられます。(ちなみに店舗様に入室した際、ドアを開けたら裏口のドアが動いていました)  長雨などで常に壁に水がある状態だと引き起こしやすくまた、コンクリートは10年~15年と収縮を繰り返しひび割れが起きるので新築でもひび割れがあるのはおかしいことではないです。  今回の調査を終えて「よし、虫眼鏡買いに行こう!」(笑)と決意しました。






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