沖縄塗装工業

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雨漏り診断士が行く・・・雨漏り例・・・

2024年02月26日 09時26分42秒 | 日記
 室内への雨漏りが止まらない・・・何度か工事をしているそうですが、雨漏りが止まらないという事で調査へ、お伺いさせていただきました。
周囲は、防水や塗装をされて間もないのですが雨漏りが止まらないのと、年に何回かの雨漏りだそうで原因がわからないと業者さんにいわれたそうです。
 裏を見ると、室外機ホースにかなり余りがありその後ろに排気口があります。 排気口の上は、緑のカビでかなり汚れていてその上に、室外機ホースがありました。
 恐らく横雨を受けると、ホースから水が垂れて排気口の上に垂れている状態が長く続き、室内へ雨漏りを誘発していると思われます。 
 確認の為、水を掛けると20分程度で室内に漏水していました。
 床下の水溜まりを建築屋さんが発見してご連絡があり調査。
屋内の可能性が高いと思われ、浴室をシャワーで散水・・・・
 1時間程度、散水すると滲みがあり、原因が特定できました。
雨漏り、漏水など原因の特定はなかなか大変です。  雨漏りがしているからと、外壁塗装をお勧めされる事があるそうですが、基本的に外壁塗装をしたから雨漏りが止まるわけではありません。 一般的な外壁塗装の塗膜は、紙の厚み程度です。 沖縄の場合のコンクリートの雨漏りなどは、ひび割れや何らかの穴があるので、一時的には止まったとしても原因が特定できずにとりあえず外壁塗装された場合、数年もしないうちに雨漏りの再発する可能性が非常に高いです。 
 雨漏りの補修は、原因を特定して、しっかりと合わせた補修と雨仕舞を行うことが正しいです。 
雨仕舞とは、雨水をどう防ぐかということに加え、どのように雨水の通り道を設けて地面などに受け流すかという事です。
 先ほどの写真例ですが・・・
 原因は、排気口でしたが、雨の流れとしては、ホースが3重4重もあり、ホースの上には少し水も溜まっていましたので、仮に排気口周囲をコーキングしても、排水口に向けて、ホースを伝わり水が流れるので劣化が早くなりますのでこの場合は、ホースを短くして雨水が流れない様にするのが雨漏りしない補修になります。





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