久しぶりに土井善晴さんのキャビネットケーキを作りました。
もうあの時のレシピは見ないで、自分の頭に残っている事だけでしてみました。
大鍋一杯に瓶を並べると、いくつ入るのかな? 8個入りました。
ひと瓶に、液体が六割入るとしたら、どの位? 900ccでした。
卵はいくつで固まるかな?
4つかなぁ?
卵を4つかき混ぜてから、1リットルのメジャーカップに注ぎました。
そこへ、みかんの缶詰の汁を入れて、牛乳を900の目盛りまで入れました。
お砂糖は大さじ1 杯。
バニラエッセンス。
トーストした食パンをガラス瓶に入れ、干しぶどう、みかん。
卵液を注ぎます。
ちょうど良い塩梅の量でした。
隙間には細い瓶を詰めて、動かない様にしました。
卵液が膨らみました。
一つ食べてみましょう。
あれーっ、甘くないや!
お砂糖はもっと入れた方が良かったのか?
土井先生はみかんの缶詰のシロップを、片栗でトロミを付けて掛けていました。
ところが、しばらくして、キャビネットケーキが冷めた時、十分に甘かったのです。
あれぇー、これだけ甘ければ私は十分だよ!
このあったかいプリンの様な物!
子どもの頃の土井先生が、寒い冬の日に、(今日はあったかいキャビネットケーキがあるんだー)って、思い思い、坂道を登って帰って来た、思い出の、お母さんの味。
家に常時ある材料でできる、簡単なおやつ。
私の子ども時代には無かったけれど、今の私にはあります。私にも孫がいれば良いのにな!
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