決勝戦の本放送からもう一ヶ月経つというのに、私は一体KOCのことだけでいくつブログを更新するつもりなんでしょうか(笑)
すみません、今回のでさすがに今年の感想は最後にする予定です(笑)
今日は何をやろうと思っているかというと。
現在は様々なメディアがあり、色々な芸人さんがネット配信を通して、自分達だけの情報を発信することが出来ます。
特にこういう風に、大きな大会の後の裏話を聴けるのは、とてもわくわくするものです。
そこで今回は、今年のKOCについて、芸人さん達がそれぞれ語っていた様々な裏話を集めてみました。
公式でアップされているものは、リンクも一緒に貼ってみます。
(ただ、これを読んで、元の映像が見たい、音声が聴きたいと思われた方は…
あまり大きな声では言えませんが…ありがたくも某所にアップしてくださった方もいらっしゃいますので…
そういうところを…検索してみるのは…いかがでしょうか…(小声))
まずは、10月最初の犬の心のよしログから。
★10/1 犬の心のよしログ
始めに、「よしログ」とは、吉本の芸人さんが不定期・日替わりでトークをする、ネット配信番組のことです。
1組の芸人さんにつき、45分か90分の持ち時間があり、その中で特に面白かったトーク、盛り上がったトークは、
「アーカイブ」と呼ばれる、公式がアップする無料の映像集に残されます。
そして、その再生回数が如実に数字として表れ、ランクづけされるので、
芸人さん達は、そこに採用されるよう色々な話を考えていきます。
……ただ、いちお笑いファンとしての個人的な感想を言うと、
アーカイブに残るものって、「お笑いファン向け」の話ではないんですよ。
一般の方が、喋っている芸人は知らなくても、アーカイブ映像につけられたタイトルを見てその動画を再生する。
つまり、「タイトルで釣れる」映像を残していくんですよね(笑)
ちなみに、これはKOC全然関係ありませんが、こういう感じのタイトルで釣るわけです(苦笑) あはは(苦笑)
よしログ さらば青春の光の「あの件」に先輩芸人が説教したら…(リンクをクリックすると映像ページに飛びます)
すみません、前置きが長くなってしまいました。
つまり、何が言いたいかというと、一般層が釣れそうな話を集めているので、
「お笑いファン」的に好きな話、これをアーカイブに残してほしい!と思う話ほど、
意外と残らなかったりするものなんですよね。ファン以外には需要ないからね。
ということで、犬さんの10月1日のアーカイブはこんな感じ。
よしログ 苦節17年KOC決勝進出! その時妻は?
よしログ KOC決勝進出に千原せいじからのガサツすぎるサプライズ
もちろんこれらの話も面白いのですが、それ以上にお笑いファン、KOCファン的にぐっと来た話は
アーカイブに残ってなかったので、それをちょこっと書き起こし。
KOCの会場で、いつも他の芸人さんのネタを見れる?という話に。
いけやさんは、自分の出番前に、お客さんがどれだけ笑うのか、客席のMAXの笑い声の音量はどれくらいなのかを確認するため、必ず2,3組のネタは見に行くそう。
でも押見さんは、KOCの出番前は、他の人のネタを見ていたら緊張しちゃうので見れないそう。
そんな中。KOC準決勝の犬の心の出番が終わり、舞台裏にハケて、押見さんが例年よりは手応えがあると思っていたところ、
廊下の端からすごい勢いで走って、押見さんに駆け寄ってくる人がいたという。
それは、同じ日に準決勝の出番があった、鬼ヶ島の野田さん。
押見「野田くんは袖で見てたらしいの。結構な距離を走ってきて、オレに向かって、『犬さん面白かったよー!!』って言ってくれて」
いけや「あっはっはっはは」
押見「『あそこであんな展開しますかねー!!』って。いや、嬉しいけどさ、野田くん出番この後でしょ、よく見れるねって」
いけや「オレも全く一緒」
押見さんと同じように、帰ろうとして階段を下りていたところ、
いけや「上からガタガタガタって音が聞こえてきて。なんだろうなと思ったら、野田くんが(追いかけてきて)、『いけやさん!!おーもしろかったっすー!!』って」(笑)
いけやさんは、この野田さんの反応を見た時に「あ、これ(自分達の決勝進出が)あるかもしれないぞ」と思ったそうです。
正直ね、私も犬さんの準決勝を見ていましたが、会場のウケ的には、そこまで爆発したわけではなかったんですよ。
でも、この時点であの手品のネタのポテンシャルに気付いていた野田さん、すごいなぁ。
★10/1 Skyrocket Company (ゲスト:犬の心)
マンボウやしろさんがパーソナリティを務めるラジオ番組、スカイロケットカンパニー。
KOC決勝進出をきっかけに初めて呼ばれていました。
放送で話した内容の大筋はこちらのブログにアップされています。ありがたい。
やしろさんが、本当に純粋な思いで犬の心に夢を乗せてる感じは、一緒に歩んできた年月を感じさせられてぐっときました。
ブログに上がっていないところから一つだけ。
やしろさんが、二人に尋ねます。
やしろ「今まで、ノーチャンスの段階で17年目に突入してたわけじゃないですか。それを支えたものって何だったんですか?」
それに対する押見さんの答え。
押見「お客さんがね、笑わなかったら辞めてるんですよ。
長くやってる芸人の共通項として、『めちゃめちゃウケた経験がある』っていうのが絶対あると思うんです。
それがあるから、やめなくてもいいかっていうか、自信というかね。あんだけウケたことあるんだから、またあるだろうって」
★10/13 デイリーよしもと(シソンヌ)
ここでいきなり本放送後の話になってしまいますが。シソンヌの決勝終了直後のインタビュー。
すごいなこれ。衣装が決勝直後のままだ。マジですぐにインタビューしてるんだ。
キングオブコント優勝シソンヌ「1000万円は貰えないんじゃ…」
★10/14 デイリーよしもと(バンビーノ)
同じくデイリーよしもとから、バンビーノへのインタビュー。
舞台の広さの話は面白かったなぁ。
確かに、KOCの舞台って結構せまいんだよね(笑)
バンビーノ キングオブコント敗因は舞台の広さ
★10/15 天狗のよしログ
天狗は審査員席にいなかったけれど、後輩の「うるとらブギーズ」の佐々木さんから、裏話を聞いたそう。
そうそうたるメンバーの中で、最後にウケた芸人さんとは…。
よしログ キングオブコント放送終了後に最も爆笑をとった芸人とは?
しまぞうさんの話は、別のところでライスもしてました。
ずっとスタンバイしていたのに全然振られなかったそう(笑) 残念(笑)
ライスはキャベツ確認中のすぐ前の席にいて、声が聞こえていたのですが、しまぞうさんは後半ずっと「トイレ行きたい…」と言っていたとか(笑)
★10/17 シソンヌのよしログ
決勝後初めて、シソンヌがゆっくり話せる場だったよしログ。
この話が一番好きでした。
よしログ キングオブコント優勝の裏側にM-1王者の助言が!
もう一つ、これもアーカイブには残っていませんが、印象的だった話は、
長谷川さんが、「優勝できて嬉しいけれど、来年2本作らなくてもいいことも嬉しい」というニュアンスのことを言っていたことです。
毎年、6月7月くらいになると、「あー今年もまた2本作らなきゃ。4分ネタないなー」と思い始める、
それから解放されるのが嬉しいという感じの話。
コント師のみなさんは、毎年こうやって仕上げていくんだなぁ。
★10/17 ラブレターズのオールナイトニッポンZERO
犬の心に94対7で負けるという、人々の記憶に残る鮮烈の負けっぷりを見せてくれたラブレターズ(笑)
その決勝直後の自分達のラジオ。最高に面白かった。
決勝当日までの過ごし方、ラジオのスタッフさん達との裏話、そしてラジオがあってよかったという二人。
これは、公式で音声をアップしてくれています。嬉しい!ありがたい!心おきなくリンク貼れます。
2014.10.17 FRI ラブレターズのオールナイトニッポン0(ZERO)
この一個前の枠でやっているアルピーが、ラブレのラジオに乱入するという場面も。
この動画で言うと、5分40秒くらいから。
登場してからずっと、散々ラブレをいじったアルピー。
最後に溜口さんに、「犬の心さんと僕らと、どちらに点数入れたんですか」と核心の質問を聞かれ、
平子「なんか、この感じで言うと…変な感じになっちゃうよねぇ」
ラブレ「えっ?うそ?変な感じになるってことは…」
平子「じゃあ、二人でせーので言おうか。せーの、」
平子・酒井『犬の心』
ラブレ「っざっけんなよ!!」(笑)
★10/18 デブッタンテ (うしろシティ)
うしろシティとハライチのラジオ、デブッタンテ。
TBSラジオで土曜の深夜に放送されていますが、生放送ではなく、同じ週の火曜か水曜に収録されることが多いそう。
この回は、10/14(火)、つまりKOC決勝の翌日に収録したということで、うしろシティの二人も興奮冷めやらぬ様子で話してくれました。
金子さんは、もちろん真剣に審査するけど、と前置きした上で、審査員のつらさについてこう語っていました。
金子「今年ね、途中でトイレにいった時に、しずるの池田君としゃべってて。
もう途中から、接戦になればなるほど、ちょっとの差でつけてるんだけど、すっごい票差が開いていくの。」
阿諏訪「そう、そう」
金子「で、こんな、『人の運命を握ることを人にやらせてはいけない』って話になって。『これはもう神の仕事だよ』っていう」
阿諏訪「ホントそうなんだよね(笑)」
金子「人で、しかも、そいつらに負けたヤツらが、何を審査員ヅラして。
『どれどれ?』みたいな感じでやってるんじゃないよっていう気持ちに、どんどん自分達でなっていくよね」
阿諏訪「審査員席で、隣がしずるの池田だったんだけど、途中からそわそわしだして。
たまにオレに話しかけるんだけど、もう言葉になってないの。
『おい、ちょっと、これ、なんだよぉ~』っていうね(笑)」
「神の仕事」っていうワードセンスが金子さん&池田さんっぽくってすごく好きです(笑)
池田さんの言葉にならない言葉もめっちゃイメージできる。
さらに、ラジオにおたよりをくれたリスナー(RN:スペシャルウィークさん)に、「犬の心とラブレターズの対戦ではどちらに入れたのか」と聞かれるうしろシティ。
阿諏訪「ラジオネーム・スペシャルウィークが、こう聞いてきてくれたわけだからさ」
金子「これはさ、スペシャルウィークに、直接メールで返信するんじゃダメなの?みんなに聞かせる必要もないと思うんだよね(笑)」
という金子さんの反論もむなしく(笑)、なぜかこの対戦だけ、どちらに入れたか言う流れになる。
アルピーの時とおんなじ(笑)
阿諏訪「じゃあ言いましょうか。せーの、」
金子「ラブレターズ!!」/阿諏訪「犬の心!!」
……なんでこの対戦の結果だけ、やたら電波に乗るんでしょうか(笑)
★10/20 東京03のスクールナイン (ゲスト:ラバーガール大水さん)
東京03のラジオに、ラバーガール大水さんがゲストとして呼ばれていました。(飛永さんは他のお仕事)
番組開始早々、リスナーからのおたよりで、「KOC2015への意気込みをお願いします!」と求められた大水さん、
大水「2015?来年?また出んのかよーーーーー!!」
一同爆笑(笑)
飯塚「言っちゃったねぇ(笑)もうそういう気持ちになってるの?」
大水「なりますよー、もう終わってまっさきに思いました。
また来年までに2本作るのかーって思ったら、それが一番……」
やっぱみんな、それが本当に大変なんだなぁ。
その後も、KOC当日の舞台裏の話を、もろもろ贅沢にお話してくれたのですが、一番印象的だったのはネタ選びについて。
リスナーの、「どのネタをやるのかを決めたのは、大水さん飛永さんどちらですか?」という質問に答える形。
今年、1本目のネタは、全組準決勝でやったネタをやってくださいと指定されていたそう。
そして、2本目のネタを最終的に選んだのは大水さん。
大水「今回はもう、2本とも同じテイストのネタで行こうって。
前回、2010年に出た時は、1本目と2本目違う感じのやつやって、あんまりハマらなかったんですよ。
だから今回は同じやつやって、それ以上にハマる人がいたらもうしょうがないっていうことで」
飯塚「…おんなじ過ぎたんじゃない?テイストが」
大水「あのー、それは、親にも言われました」
一同爆笑(笑)
大水「やっぱり、優勝・1000万を勝ち取るには、もうちょっと2本目に違う、最後のひと押しが必要だったんじゃないかって――」
飯塚「それ、親に言われたの!?すげー的確じゃんか、親!!」
★10/31 犬の心のよしログ
10月のよしログは、犬の心に始まり、犬の心に終わりました。というわけで、記事の最後もこれで。
決勝後の放送となったこの回は、10/1の回を自分達で思い出しながら、
「あの頃はキラキラしてたのにな…」「浮かれてたな…」と言ってしまう二人(笑)
アーカイブに残っているのはこんな感じ。
よしログ KOCセット裏でつぶやいた切実な一言
ここでも言われる、「来年も出なきゃいけないのが嫌だ」「来年までにまた2本仕上げなきゃ」という話。
ここでも出てくる、ラバーガール。本当に嫌だったんだろうなぁ(笑)
そして、私が一番好きだった話アーカイブに残ってました。こちら。
あの「リバーシブルかよっ」の奇跡の裏話。
よしログ 芸人が感謝!! 衣装さんが選んだ服が生んだ奇跡
16年間、ひたむきにコントを追求してきた押見さんが、やっと進出できた大舞台。
その結論が、「お笑いってわからないねー」なんだから面白い(笑)
押見「オレ、未だになんであんなにリバーシブルがウケたのかわかんない。システムがわかんないよ。
何が面白いんだよリバーシブル、って思う」
衝撃発言連発(笑)
ということで、色々なメディアからの裏話をまとめてみました。
こういう裏話が聞けるの本当に楽しい。
そして、各方面の話を聞くたびに、みんながこの舞台へどれほど熱を持って挑んでいるのかというのがわかります。
だから、来年も見たいな。どうぞよろしくお願いします。
改めまして、KOC2014に関わった全ての皆さん、本当にお疲れさまでした。
すみません、今回のでさすがに今年の感想は最後にする予定です(笑)
今日は何をやろうと思っているかというと。
現在は様々なメディアがあり、色々な芸人さんがネット配信を通して、自分達だけの情報を発信することが出来ます。
特にこういう風に、大きな大会の後の裏話を聴けるのは、とてもわくわくするものです。
そこで今回は、今年のKOCについて、芸人さん達がそれぞれ語っていた様々な裏話を集めてみました。
公式でアップされているものは、リンクも一緒に貼ってみます。
(ただ、これを読んで、元の映像が見たい、音声が聴きたいと思われた方は…
あまり大きな声では言えませんが…ありがたくも某所にアップしてくださった方もいらっしゃいますので…
そういうところを…検索してみるのは…いかがでしょうか…(小声))
まずは、10月最初の犬の心のよしログから。
★10/1 犬の心のよしログ
始めに、「よしログ」とは、吉本の芸人さんが不定期・日替わりでトークをする、ネット配信番組のことです。
1組の芸人さんにつき、45分か90分の持ち時間があり、その中で特に面白かったトーク、盛り上がったトークは、
「アーカイブ」と呼ばれる、公式がアップする無料の映像集に残されます。
そして、その再生回数が如実に数字として表れ、ランクづけされるので、
芸人さん達は、そこに採用されるよう色々な話を考えていきます。
……ただ、いちお笑いファンとしての個人的な感想を言うと、
アーカイブに残るものって、「お笑いファン向け」の話ではないんですよ。
一般の方が、喋っている芸人は知らなくても、アーカイブ映像につけられたタイトルを見てその動画を再生する。
つまり、「タイトルで釣れる」映像を残していくんですよね(笑)
ちなみに、これはKOC全然関係ありませんが、こういう感じのタイトルで釣るわけです(苦笑) あはは(苦笑)
よしログ さらば青春の光の「あの件」に先輩芸人が説教したら…(リンクをクリックすると映像ページに飛びます)
すみません、前置きが長くなってしまいました。
つまり、何が言いたいかというと、一般層が釣れそうな話を集めているので、
「お笑いファン」的に好きな話、これをアーカイブに残してほしい!と思う話ほど、
意外と残らなかったりするものなんですよね。ファン以外には需要ないからね。
ということで、犬さんの10月1日のアーカイブはこんな感じ。
よしログ 苦節17年KOC決勝進出! その時妻は?
よしログ KOC決勝進出に千原せいじからのガサツすぎるサプライズ
もちろんこれらの話も面白いのですが、それ以上にお笑いファン、KOCファン的にぐっと来た話は
アーカイブに残ってなかったので、それをちょこっと書き起こし。
KOCの会場で、いつも他の芸人さんのネタを見れる?という話に。
いけやさんは、自分の出番前に、お客さんがどれだけ笑うのか、客席のMAXの笑い声の音量はどれくらいなのかを確認するため、必ず2,3組のネタは見に行くそう。
でも押見さんは、KOCの出番前は、他の人のネタを見ていたら緊張しちゃうので見れないそう。
そんな中。KOC準決勝の犬の心の出番が終わり、舞台裏にハケて、押見さんが例年よりは手応えがあると思っていたところ、
廊下の端からすごい勢いで走って、押見さんに駆け寄ってくる人がいたという。
それは、同じ日に準決勝の出番があった、鬼ヶ島の野田さん。
押見「野田くんは袖で見てたらしいの。結構な距離を走ってきて、オレに向かって、『犬さん面白かったよー!!』って言ってくれて」
いけや「あっはっはっはは」
押見「『あそこであんな展開しますかねー!!』って。いや、嬉しいけどさ、野田くん出番この後でしょ、よく見れるねって」
いけや「オレも全く一緒」
押見さんと同じように、帰ろうとして階段を下りていたところ、
いけや「上からガタガタガタって音が聞こえてきて。なんだろうなと思ったら、野田くんが(追いかけてきて)、『いけやさん!!おーもしろかったっすー!!』って」(笑)
いけやさんは、この野田さんの反応を見た時に「あ、これ(自分達の決勝進出が)あるかもしれないぞ」と思ったそうです。
正直ね、私も犬さんの準決勝を見ていましたが、会場のウケ的には、そこまで爆発したわけではなかったんですよ。
でも、この時点であの手品のネタのポテンシャルに気付いていた野田さん、すごいなぁ。
★10/1 Skyrocket Company (ゲスト:犬の心)
マンボウやしろさんがパーソナリティを務めるラジオ番組、スカイロケットカンパニー。
KOC決勝進出をきっかけに初めて呼ばれていました。
放送で話した内容の大筋はこちらのブログにアップされています。ありがたい。
やしろさんが、本当に純粋な思いで犬の心に夢を乗せてる感じは、一緒に歩んできた年月を感じさせられてぐっときました。
ブログに上がっていないところから一つだけ。
やしろさんが、二人に尋ねます。
やしろ「今まで、ノーチャンスの段階で17年目に突入してたわけじゃないですか。それを支えたものって何だったんですか?」
それに対する押見さんの答え。
押見「お客さんがね、笑わなかったら辞めてるんですよ。
長くやってる芸人の共通項として、『めちゃめちゃウケた経験がある』っていうのが絶対あると思うんです。
それがあるから、やめなくてもいいかっていうか、自信というかね。あんだけウケたことあるんだから、またあるだろうって」
★10/13 デイリーよしもと(シソンヌ)
ここでいきなり本放送後の話になってしまいますが。シソンヌの決勝終了直後のインタビュー。
すごいなこれ。衣装が決勝直後のままだ。マジですぐにインタビューしてるんだ。
キングオブコント優勝シソンヌ「1000万円は貰えないんじゃ…」
★10/14 デイリーよしもと(バンビーノ)
同じくデイリーよしもとから、バンビーノへのインタビュー。
舞台の広さの話は面白かったなぁ。
確かに、KOCの舞台って結構せまいんだよね(笑)
バンビーノ キングオブコント敗因は舞台の広さ
★10/15 天狗のよしログ
天狗は審査員席にいなかったけれど、後輩の「うるとらブギーズ」の佐々木さんから、裏話を聞いたそう。
そうそうたるメンバーの中で、最後にウケた芸人さんとは…。
よしログ キングオブコント放送終了後に最も爆笑をとった芸人とは?
しまぞうさんの話は、別のところでライスもしてました。
ずっとスタンバイしていたのに全然振られなかったそう(笑) 残念(笑)
ライスはキャベツ確認中のすぐ前の席にいて、声が聞こえていたのですが、しまぞうさんは後半ずっと「トイレ行きたい…」と言っていたとか(笑)
★10/17 シソンヌのよしログ
決勝後初めて、シソンヌがゆっくり話せる場だったよしログ。
この話が一番好きでした。
よしログ キングオブコント優勝の裏側にM-1王者の助言が!
もう一つ、これもアーカイブには残っていませんが、印象的だった話は、
長谷川さんが、「優勝できて嬉しいけれど、来年2本作らなくてもいいことも嬉しい」というニュアンスのことを言っていたことです。
毎年、6月7月くらいになると、「あー今年もまた2本作らなきゃ。4分ネタないなー」と思い始める、
それから解放されるのが嬉しいという感じの話。
コント師のみなさんは、毎年こうやって仕上げていくんだなぁ。
★10/17 ラブレターズのオールナイトニッポンZERO
犬の心に94対7で負けるという、人々の記憶に残る鮮烈の負けっぷりを見せてくれたラブレターズ(笑)
その決勝直後の自分達のラジオ。最高に面白かった。
決勝当日までの過ごし方、ラジオのスタッフさん達との裏話、そしてラジオがあってよかったという二人。
これは、公式で音声をアップしてくれています。嬉しい!ありがたい!心おきなくリンク貼れます。
2014.10.17 FRI ラブレターズのオールナイトニッポン0(ZERO)
この一個前の枠でやっているアルピーが、ラブレのラジオに乱入するという場面も。
この動画で言うと、5分40秒くらいから。
登場してからずっと、散々ラブレをいじったアルピー。
最後に溜口さんに、「犬の心さんと僕らと、どちらに点数入れたんですか」と核心の質問を聞かれ、
平子「なんか、この感じで言うと…変な感じになっちゃうよねぇ」
ラブレ「えっ?うそ?変な感じになるってことは…」
平子「じゃあ、二人でせーので言おうか。せーの、」
平子・酒井『犬の心』
ラブレ「っざっけんなよ!!」(笑)
★10/18 デブッタンテ (うしろシティ)
うしろシティとハライチのラジオ、デブッタンテ。
TBSラジオで土曜の深夜に放送されていますが、生放送ではなく、同じ週の火曜か水曜に収録されることが多いそう。
この回は、10/14(火)、つまりKOC決勝の翌日に収録したということで、うしろシティの二人も興奮冷めやらぬ様子で話してくれました。
金子さんは、もちろん真剣に審査するけど、と前置きした上で、審査員のつらさについてこう語っていました。
金子「今年ね、途中でトイレにいった時に、しずるの池田君としゃべってて。
もう途中から、接戦になればなるほど、ちょっとの差でつけてるんだけど、すっごい票差が開いていくの。」
阿諏訪「そう、そう」
金子「で、こんな、『人の運命を握ることを人にやらせてはいけない』って話になって。『これはもう神の仕事だよ』っていう」
阿諏訪「ホントそうなんだよね(笑)」
金子「人で、しかも、そいつらに負けたヤツらが、何を審査員ヅラして。
『どれどれ?』みたいな感じでやってるんじゃないよっていう気持ちに、どんどん自分達でなっていくよね」
阿諏訪「審査員席で、隣がしずるの池田だったんだけど、途中からそわそわしだして。
たまにオレに話しかけるんだけど、もう言葉になってないの。
『おい、ちょっと、これ、なんだよぉ~』っていうね(笑)」
「神の仕事」っていうワードセンスが金子さん&池田さんっぽくってすごく好きです(笑)
池田さんの言葉にならない言葉もめっちゃイメージできる。
さらに、ラジオにおたよりをくれたリスナー(RN:スペシャルウィークさん)に、「犬の心とラブレターズの対戦ではどちらに入れたのか」と聞かれるうしろシティ。
阿諏訪「ラジオネーム・スペシャルウィークが、こう聞いてきてくれたわけだからさ」
金子「これはさ、スペシャルウィークに、直接メールで返信するんじゃダメなの?みんなに聞かせる必要もないと思うんだよね(笑)」
という金子さんの反論もむなしく(笑)、なぜかこの対戦だけ、どちらに入れたか言う流れになる。
アルピーの時とおんなじ(笑)
阿諏訪「じゃあ言いましょうか。せーの、」
金子「ラブレターズ!!」/阿諏訪「犬の心!!」
……なんでこの対戦の結果だけ、やたら電波に乗るんでしょうか(笑)
★10/20 東京03のスクールナイン (ゲスト:ラバーガール大水さん)
東京03のラジオに、ラバーガール大水さんがゲストとして呼ばれていました。(飛永さんは他のお仕事)
番組開始早々、リスナーからのおたよりで、「KOC2015への意気込みをお願いします!」と求められた大水さん、
大水「2015?来年?また出んのかよーーーーー!!」
一同爆笑(笑)
飯塚「言っちゃったねぇ(笑)もうそういう気持ちになってるの?」
大水「なりますよー、もう終わってまっさきに思いました。
また来年までに2本作るのかーって思ったら、それが一番……」
やっぱみんな、それが本当に大変なんだなぁ。
その後も、KOC当日の舞台裏の話を、もろもろ贅沢にお話してくれたのですが、一番印象的だったのはネタ選びについて。
リスナーの、「どのネタをやるのかを決めたのは、大水さん飛永さんどちらですか?」という質問に答える形。
今年、1本目のネタは、全組準決勝でやったネタをやってくださいと指定されていたそう。
そして、2本目のネタを最終的に選んだのは大水さん。
大水「今回はもう、2本とも同じテイストのネタで行こうって。
前回、2010年に出た時は、1本目と2本目違う感じのやつやって、あんまりハマらなかったんですよ。
だから今回は同じやつやって、それ以上にハマる人がいたらもうしょうがないっていうことで」
飯塚「…おんなじ過ぎたんじゃない?テイストが」
大水「あのー、それは、親にも言われました」
一同爆笑(笑)
大水「やっぱり、優勝・1000万を勝ち取るには、もうちょっと2本目に違う、最後のひと押しが必要だったんじゃないかって――」
飯塚「それ、親に言われたの!?すげー的確じゃんか、親!!」
★10/31 犬の心のよしログ
10月のよしログは、犬の心に始まり、犬の心に終わりました。というわけで、記事の最後もこれで。
決勝後の放送となったこの回は、10/1の回を自分達で思い出しながら、
「あの頃はキラキラしてたのにな…」「浮かれてたな…」と言ってしまう二人(笑)
アーカイブに残っているのはこんな感じ。
よしログ KOCセット裏でつぶやいた切実な一言
ここでも言われる、「来年も出なきゃいけないのが嫌だ」「来年までにまた2本仕上げなきゃ」という話。
ここでも出てくる、ラバーガール。本当に嫌だったんだろうなぁ(笑)
そして、私が一番好きだった話アーカイブに残ってました。こちら。
あの「リバーシブルかよっ」の奇跡の裏話。
よしログ 芸人が感謝!! 衣装さんが選んだ服が生んだ奇跡
16年間、ひたむきにコントを追求してきた押見さんが、やっと進出できた大舞台。
その結論が、「お笑いってわからないねー」なんだから面白い(笑)
押見「オレ、未だになんであんなにリバーシブルがウケたのかわかんない。システムがわかんないよ。
何が面白いんだよリバーシブル、って思う」
衝撃発言連発(笑)
ということで、色々なメディアからの裏話をまとめてみました。
こういう裏話が聞けるの本当に楽しい。
そして、各方面の話を聞くたびに、みんながこの舞台へどれほど熱を持って挑んでいるのかというのがわかります。
だから、来年も見たいな。どうぞよろしくお願いします。
改めまして、KOC2014に関わった全ての皆さん、本当にお疲れさまでした。
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