2012年10月3日(水)~4日(木)
ウィングヒルズ白鳥スキー場では、10月8日まで夏スキーをやっている。
後1週間で終わりなので、休日を避け平日に行くとすると、今週の数日に限られる。
どうせここまで行くなら、予てからの予定にある白山登山も同時にやって来よう。
台風17号の影響で出発を1日延期し、3日早朝、4時30分自宅出発。
夜中に雨が降ったようで道路が濡れていたので、いつもより慎重運転。
今回も時間はあるので、三才山トンネル、安房トンネルの有料道路を避け、旧道を行く。
クネクネした山道を走らなければならず40~50分余計に掛かるが、1100円の節約。
青木峠付近では霧雨に遭ったが大したことなく、安房峠付近でも降られることは無かった。
高山から無料開放されている中部縦貫自動車道で清見まで抜け、後は158号線を快走。
この道路が松本まで開通すれば、1時間は短縮されるだろう。 これなら有料でも使うなぁ。
懐かしのひるがの高原を通り過ぎ、分岐から県道314号線で、スキー場へ向かう。
9時前スキー場到着。自宅から239km、途中の休憩も含め約4時間半。遠かったぁ~。
準備をしている時、ボーダーが一人やって来て、「これで帰るのでリフト券要りませんか」と
聞いて来た。 どうしてか聞くと、「エッジが立たず、ボードでは難しくダメだ」とのこと。
シルバー券を2500円で買えるが、1500円で交渉成立。 1000円儲かったぁ~。
リフトに乗ってゲレンデトップへ。夏スキーのマットの横では人工雪の増設も始まっている。
滑り出してみると、ソフトブーツにショートテレスキーでは全く歯が立たない。
おまけに潤滑用に散水しているので、下半身はビショビショ。
これでは手に負えないので、1回のみで止めて帰ることに。
安く買ったリフト券とはいえ、1回だけでは勿体無い。 誰かが買ってくれないだろうか。
帰り支度をしながら待っていると、一人やって来たので声を掛けて、1500円で交渉成立。
時間が余ったが、今から白山登山は無理なので、ツーリングがてら白川郷へ行ってみることに。
途中、キャンプが出来そうな場所と、食材を仕入れる店を探しながら走る。
ひるがの高原で、分水嶺公園へ寄ったが、ここではテントは張れそうもない。
この前食材を仕入れた店はあったが誰もおらず、通り過ぎ、次を探す。
適当な場所も店も見つからないまま、白川郷へ到着。
ぶらり一回りし、給油。 高い! リッター157円。 ぼったくりか?
途中にスーパーもコンビニもないので、ここのJAスーパーで食材を仕入れるが大した物がない。
白山登山口手前に大白川野営場があるが、7~8月営業。ここは2000円+1000円掛かる。
シーズン外れなので泊まれるかと思い寄ってみたが、まだ管理人が駐在していた。
最悪ここで泊まることとし、露天風呂に向かう。 ここの駐車場でもテントは張れそうだな。
平日の午後の早い時間、誰もいない。 貸切状態でゆっくり浸かるが、それでも1時間が限界だ。
一段上の登山口と駐車場を確認。ここの平坦地でバイクの横にテントを張るこが出来る。
水道と休憩所があるので、取り敢えずコーヒーでも飲んでゆっくりすることに。
休憩所に奥に、避難小屋になっているスペースを発見。 ここで宿泊できそうだ。
荷物だけ運び入れ、今日の下山者が下りた後に広げるので、夕方までブラブラ過ごす。
夕方5時前、もう今日の下山者はないだろうと荷物を広げ、食事を済ませ18時就寝。
翌4日、午前3時30分起床。 月明かりと星空で、雲はあるが晴れそうだ。
荷物を撤収しバイクへ積み付ける。前回の荒川岳~塩見岳の教訓を生かし、バックにはカバーを。
朝食を済ませ、5時まだ暗い中、ライトを頼りに出発。
空が白み始める頃から、上空から段々霧が湧いて来た。
1時間40分ほどで、大倉山避難小屋到着。 辺りは霧雨。
10分ほど様子を見ていたが、取り敢えずヤッケを着て上を目指す。
霧の切れ目から見える紅葉が美しい。ここから上部が最盛期のようだ。
更に15分ほど登ったところで、霧雨が激しくなり、音を立てて雨となって来た。
これでは眺望は全く期待できないので、ここで撤退を決意、下山へ。
下山途中、10数人の登山者とすれ違ったが、皆「今日は晴れるという予報だったがなぁ」と言う。
下ると共に、雨も一緒に下る。 リターンポイントから1時間20分、登山口の休憩所へ戻る。
ここでも雨状態なので、コーヒーを飲みながら雨が上がるのを待つ。
待っている間に2名ほど下山。やはり途中で諦めて引き返したとのこと。
1時間ほどで小降りになったので、撤収。 荷物を積み終え、9時50分出発。
今日の予定を考えながら、霧雨の中158号線まで出ると、殆ど降っていない。
御母衣ダムを上から見学。 そばの里の「五連の水車」を見学する頃には青空も。
明日、焼岳へ登ろうと考えていたが、安房峠付近の天気が芳しくないく、1日早めて帰宅することに。
バイクに乗って、スキーとキャンプと登山という贅沢ツーリングは、もやもやのもので終わった。
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