nauhts  (アルバム代わりのブログ)

ツーリング、スキーにローカル、その他、何でも記録
オンマウスでコメント表示、クリックでオリジナル画像が開きます。

バイク転倒事故

2014年06月27日 | その他
2014年6月2日(月)
無事5回目の富士登山を終え、明日の笊ヶ岳登山の為に52号線を早川町へ向かう移動中、
16時頃、469号線を南下し、南部町へ右折する少し前の交差点に差し掛かったところで、
突然右側から一旦徐行した黒い乗用車が目の前に飛び出しそのまま直進して交差して行った。

慌てて急ブレーキ。 何とか衝突は免れたものの、タイヤがロックしハンドルを取られて
左側へスリップ。 そのまま交差した側のガードレールへ激突し転倒。
バイクの前部は破損、身体は左へ飛ばされ道路へ落ちた。
起き上がろうとしたが右脚大腿部に激痛、暫く我慢したが痛くて動かすことも出来ない。





やがて通り掛かりの車が何台か止まってくれ、「大丈夫ですか」と声を掛けてくれる。
その内の一人が「これは救急車を呼んだ方が良い」と言い、ケータイで通報してくれる。
その電話中にもう救急車が到着した。後から聞くと、丁度近くの小学校で講習会か何かあり、
その帰りで偶然通り掛かりに見かけたとのことであった。

脚は曲がったまま痛くて動かすことが出来ないのでズボンをハサミで切断。
流石にプロ、骨折はなく脱臼だろうと判断し、近くの松○整形外科病院を探して搬送してくれた。
しかしストレッチャーへ乗り移る際の痛みといったら、例えようがないくらいの痛さ。
突っ込んで来た車に文句の一つも言えなかったが、衝突していたらもっと大怪我だったかも知れない。

病院へ着いて先ずレントゲン撮影。そのレントゲン台へ移る際にも激痛。
撮影の為にはある程度脚を延ばさなくてはならない。
医者が強引に延ばすが、これが最大の激痛。 痛さを我慢するのに、脂汗がタラタラ流れる。
何とか撮影、右股関節脱臼、骨折はしていないという判断。

しかしこれを戻すには、全身麻酔の設備の整った大病院でなければ出来ないと
富士宮市○病院を紹介され、再び救急車で転院搬送。 再び激痛に耐えストレッチャーに乗り移る。
救急車内で女房へ一報。一声「えっ~!また?。もういい加減にしてよ。もうバイクはダメだよ。」
市○病院に着いて再びレントゲン撮影。 とにかく移る際には激痛が伴う。

前の外科病院と同じく、脱臼のみで骨折はしていないという判断。
しかし治療には医師が2名掛かりでないと出来ず、現在は1名しかいないので対応出来ないという。
そこで次の御殿場のフジ虎○門病院を紹介され、再び救急車で転院搬送されることになった。
搬送先まではまだ1時間位だというので、激痛に我慢出来ず痛み止めの注射と点滴だけ行ってもらった。

本日3回目の救急車、高速道を通り、御殿場の病院へ着いたのはもう19時半頃。
搬入口で簡単な検査を受け、レントゲン・CT撮影後、手術室へ運ばれる。
何度目の移り替えだろう。 これが最後の激痛。
台に横たわり全身麻酔。気が付くと病室のベッドの上で真っ直ぐになり寝ていた。

痛み止めの薬が効いているのか、痛みは殆どない。
脱臼を元へ戻したら直ぐに帰れるのかと思ったら、大間違い。
ベッドで一週間ほど安静、その後2~3週間のリハビリ入院が必要とのこと。
翌3日、女房と娘夫婦が来院。 入院生活に必要なものをいろいろ取り揃えてくれた。


動くことが出来ないので看護師さんの許可を得て、ベッドの上で保険会社と警察へケータイで連絡。
バイクは現場に残されたままのようで、保険のレッカーサービスで自宅まで搬送してもらうことに。
保険の人身・搭乗者が適用外になっているので物損処理。 警察へは書類のFAXのみで出頭なし。
搬送日は雨の予報なので、警察の手配でナビとザックを近くの駐在所で預かって貰うことに。


3~4日とベッドから動くことも出来ず、尿瓶とオマルで不自由な思いをする。
4日夜、車イス使用が許可されトイレへは自由に行けるようになった。
5日夜、松葉杖の使用が許可。行動範囲が広がった。
7日の転院が許可され、地元の依田○病院へ転院することになった。

急に転院先の担当医が午後から手術があるので、10時までに転院して欲しいということになる。
前日にカード支払いで会計は済ませておき、転院に必要な書類も受け取って即出発できるよう用意。
朝4時発で、女房と弟に迎えに来て貰うことになったが、大雨警報で高速道は途中で通行止め。
1時間ほど遅れたが7時20分出発、転院先にも15分遅れぐらいで入院することが出来た。

治療と言っても特に何をする訳ではなく、脚を動かさずじっとしていること自体が治療。
MRIの検査結果も異常なく、日に日に回復していくのが自分でも感じられる。
転院5日目、松葉杖補助での歩行も許可される。 無理をしなければ車の運転も可能。
12日の退院決定、昼前帰宅、以後自宅療養。 1ヶ月後に外来診察で経過を確認する。





今更悔やんでも仕方ないが、あの時、あの車さえ止まってくれればと・・・。
右から車が来るのは承知しており、徐行したので当然止まると思ったのが間違えだった。
実際に衝突していないので、相手がいてもその保険も使えず、全部自己負担。
あとコンマ何秒早く交差点に入っていたら、完全に側面へ突っ込んでいただろうなぁ。

他にも、テント泊に向かわず日帰りで帰宅すれば、あの道を通ることも無かったのに・・・。
先日交換したタイヤは標準タイプだが、高性能タイヤに替えていたら防げたかも・・・。



救急隊の皆さん、各病院の皆さん、警察の方、保険会社の方々、その他大勢の方に
ご迷惑やご心配ををお掛けしました。 皆さんどうもありがとうございました。
女房や娘夫婦、実弟にも大分迷惑を掛けてしまって、借りを作ってしまったなぁ。




≪車両ダメージ状況≫ 2014/06/14
当初、エンジンが掛からないと思っていたが、どうもバッテリー上がりのようである。
電圧を計ると5.5Vしかない。 14日午前中、チャージャーで100Vから充電。
午後、13.0Vまで回復。 スタート時若干異音がするが、エンジンは掛かる。

ハンドルも動かないと思っていたが、コンクリート板の溝に落ち込んでいたようだ。
エンジンが掛かったので強引にバックさせ、前部のダメージを確認。
右正面からガードレールへ突っ込んだことを物語っている。

右ヘッドランプが破損しているが、点灯はする。
左ミラーも破損しているが、ウィンカーは点灯する。
問題はフォーク・フレーム・シャーシにダメージがあるかだが、専門家に確認して貰うしかない。













≪車両ダメージ確認≫ 2014/06/27
松葉杖歩行から、歩行杖による1本杖歩行が出来るようになったので、
シールド類を外して前部の確認を行った。
フォークに異常は無さそうだが、右側のブレースが曲がっているので要交換。

他に主な交換部品は、以下の通り。
1、フロントレッグシールド
2、フロントボックス
3、フロントフェンダ
4、左ミラー (ウィンカーはOK)
5、右ヘッドライト

ビスやナット類を含め、多少のキズがあっても、使える部品は再利用。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする