高校時代ドラムが欲しくて
高いビルの建設工事のアルバイト
飯場で寝泊り「食事は食べ放題」でも
そこには厳しい現実がありました..、
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夕方になると
建設中のビルの屋上へ上がって
ひとり僕は、、
いつも夕陽を見ていました
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部屋へ戻ると誰もいないので
声のする隣の部屋へ行ってみると、
酒を飲みながら花札博打で大騒ぎ
この人たちに明日はあるのか..?
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夜は大きな部屋で修学旅行みたいに眠る
「グーグー、ピーピー」
イビキ、寝言、歯軋り、オナラ
眠れない、僕に明日はくるのか..
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二週間ほどたったある日
工事現場へ資材を運んで戻るトラック
それに乗せてもらい
ふるさとへ帰れる日が来た
荷物は小さなバック一つ
あとは夕陽の思い出だけ...
さようなら..
みなさん、飲みすぎないで
お元気で
Good luck