冬は嫌だな
寒くて
ストレスが
よけいに増してくる
僕の心配性は
父に似たのかな...
心配ばかりかけていた僕が
父の気持ちが分かる寒い夜
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幼い日、
しかられて
家を飛び出したら
あんまり寒くて
その次 家出をしたときは
毛布を持って出た
ところが
僕を探しにきた父は
「大丈夫だ、
毛布を持って出ているから...」
そう言って
戻っていってしまった
「大丈夫じゃないよ。」
「寒くて死んじゃうよ。」
心の中で
そう叫んでいた
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翌朝、登校途中に
ネコが凍みて死んでいた
このとき もう
冬は家出はやめようと思った
