茶トラと黒 二代目猫チャム+メイ

我が家の初代の主、ミッちゃんの跡を継いだ茶トラと黒猫のチャムとメイ。特別はなんもないけど、愉快な猫どもの日常日記です。

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015

2015年08月30日 | 旅またたび

昨日は日帰り強行軍で、新潟の越後妻有アートトリエンナーレに行って来ました!

久しぶりにデジカメを使いましたよ
で、落としていなかった写真がこちら。
日付は7月12日でした


T259もぐらの館
T283風環元「球体01」

今回は日帰りということもあり新幹線とツアーバスというちょいとリッチな旅です。
スタンダードツアー北回り。
新しい作品を主に回る感じです。

まず、最初はもぐらの館。
前回にもありましたが大幅リニューアルです。なにせ、入口の向きからして違う。


T286泥枯山水階段

廃校になった小学校を利用した土のミュージアムで、階段や廊下にいたるまで土に関する作品でいっぱいです。

ツアーの場合、作品数の割に見学時間が
40分程で意外と駆け足。
ゆっくり見て回りたいですな~


T120うぶすなの家

こちらはだいぶ前の開催時からあるやきものの美術館。
空き家を再生しています。
織部焼きのかまどや、信楽焼きの浴槽などなど。


T282日常のおもてうら

2階は今回の新作。
安藤雅信さんの作品群です。
築90年以上の古民家にあった雰囲気の作品が展示。


ちなみに、ツアーだとうぶすなの家で昼食です。
一般の見学でも食事ができるようですが…地元のおばちゃんたちがてんてこまいな混みっぷり

時期や時間帯によっては駐車待ちや、食事待ちの場合もあるので要注意!


D322影向の家

蓬平という谷合の小さな集落にある空き家を使った作品。
…中は撮影NG

なので、解説しますと家が持つ気配を作品化したそうで、長い年月を経た古民家を表現したのでしょうか?
まず、中は光の差さない真っ暗闇です。
一階の小さな部屋。
小さな裸電球がひとつぐるぐるまわり、まずはここで闇に目を慣らします。

ついで、二階へ案内。
おそらく吹き抜けになっている下から、煙を内包したシャボン玉が、ふわりと舞い上がっては消えて煙が余韻を残す。

煙がなんか、この世のものではない雰囲気を醸し出していました。

8人程の完全入れ替え制なので、混雑しているとそこそこ待たなければならないので要注意で!


D328つんね家のスペクトル

こちらは空き家を利用したインスタレーション。
冬、出稼ぎに行った男たち。残された女たちを思った作品だとか。


農機具や刃物を象ったぬいぐるみが、いくつも天井から吊るされています。

影向の家、とこちらは今回の新作です。


D330ドクターズハウス

かつては病院の空き家。
無機的なんだけど、そこは古民家の持つ気配で中和された感じです。
趣きの異なるいくつも部屋でひとつの作品を構成。

メインっぽい部屋だけ撮影NG。


病院の雰囲気が残る部屋もあります。


D273京につながる越後妻有郷

北回りツアーで最後に立ち寄ったのは松代の農舞台。
隣接するまつだい郷土資料館では上のような幻想的な作品が展開。

農舞台周辺は作品が多いので、初めての方にはよいかも。
ただ、今回は目新しい作品が少ないです。


T307祭國強 蓬莱山

北回りツアーの残念ポイント…
それはメイン会場のひとつキナーレ見学が含まれていないこと。

越後湯沢や六日町に戻りたい方は、バスを途中下車しないとキナーレ見学できないんです。
後は見学後、自力で電車などでお帰りとなります~

ちなみに蓬莱山、入ると圧倒され、ぐるりと一周すると残念?または愉快な裏側を見ることに


T320 Winter Circlet

そんなわけで、キナーレ最寄りの十日町駅からほくほく線で新幹線の越後湯沢に戻りました。
ほくほく線の十日町駅エントランスで最後の作品とこの日はホームから満月?を眺めて締め括り。

2015年の開催は9月13日まで。
連休前に終了してしまうのが、ちと残念です。でも、まだ土日は2回あります。
興味のある方はぜひぜひ
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