昔大好きAVライフ

昔の音楽などに興味のあるAV大好き人間です.念のためにAVとは「Audio Visual」の略です.

外科医療の崩壊 part 2

2008年08月20日 | 談話
業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた福島県立大野病院(大熊町)で起きた医療事故裁判.

日本の外科医療の崩壊にも関わってくるかも知れないという,「 医療界が大注目する裁判 」.

本日,福島地裁で無罪の判決が下されました.

今後,福島地検はメンツにこだわり,上訴する可能性が高いですが,福島地検の行ったことは,どれほど医療界に影響を与えたか.

今回の事例においては,患者同意のもと,一生懸命に手術を行って,それにもかかわらず予期せぬことが起こりました.
医療においては,ミスがなくても,不幸な結果を生じることが多々あります.
結果責任で逮捕されるとなると,多くの医師は一度以上逮捕されることになります.

今回,医師の裁量権は無視され,交通事故における業務上過失致死・障害と同様に扱われ,逮捕されました.
突然,警察検察関係者が大野病院へやってきて加藤医師を逮捕したという.

こうしてみますと,特に福島県内では,外科医師は,いつ何時突然,結果責任で逮捕され犯罪者扱いにされるかも知れず,おそろしくてリスクのある手術は出来ないのでは.


県立大野病院(大熊町)の事案:
大熊町の県立大野病院で女性(当時29才)の帝王切開手術中,予期せぬ癒着胎盤があり,術中の大量出血のため死亡し,執刀した産婦人科医加藤克彦被告(39才)が業務上過失致死と医師法違反の罪で逮捕,勾留,起訴されました.
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キーボードカバー(ELECOM製 ... | トップ | ひまわり畑 in 岐阜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

談話」カテゴリの最新記事