(ダイニング編、ブログ表示がおかしいので二部に分けることに・・)
私は、伊勢海老と鮑のステーキが食べたかったので大満足、
松坂牛のステーキは・・・・
ステーキと言うより大きめの焼き肉位の大きさだったので、
絶対~鮑ステーキの方がお奨めです(笑
お行儀悪く(笑)こっそりシェアしながらの晩餐~
久しぶりに、本格古風なフレンチの夕食となりました。
エピローグ
「一流ホテル図鑑」なるものを買い、高級志向に憧れていた20代~30代、
当時は少し背伸びをして~
にわかセレブになり(笑)チョッとおすましを楽しみ、
本当のセレブ?の世界を学べたものでした。
そして、
時世の流れで当時のようなマナーの立派な(笑)お客様に遭遇することは
なかったけれど、やはりそれなりのお客様は健在のようでした。
30年近くの歳月の中で、そんな若輩な私達に
いつもお声を掛けて下さっていた方がおられました。
出会いの当初は一介のホテルマン、
最後に訪れた時には別館の支配人になっておられ、
ホスピタリティについてなどお話をしたことも有り、
問い合わせ時に、
十年位ぶりの懐かしさを伝えて、
定年を迎えられたのかとお尋ねしたら、
○○をご存知でしたか
今は取締役社長に就任させて頂いております、とのこと。
「さすがだなあ~」と、以前頂いた手紙を読み返しながら
主人とひとしきり当時の話しで盛り上がり(笑
この世情で責任ある地位でのご苦労をふと思ったりもして・・・
個人の主観の違いはあると思うが、
シンプルながら、
「我が家のようにくつろげること」
十年振りに訪れてもそれを叶えて貰える空間だった。
今では散歩をする人も少なくなったのか、
散歩道が荒れ果てていた感があったのが少し残念だったけれど、、
「人をもてなす心」とは、ついつい忘れがちになるけれど
尽きぬことない精神とでもいうのでしょうか。
お料理は、頑なに古風なフランス料理、
今は、
もっと手の込んだ飾りつけのニューフレンチが流行りだけれど、
良きにつけ悪しきにつけ、
やはり伝統を捨てきることが出来なにのが老舗という看板なのかも知れません。
PS;
思い返せば15年前、
初めてバリを訪れた時に滞在したのはレギャンにある「オべロイ」
どんな時もお辞儀をしながら
「イエッサー、マーム」この言葉が印象的だった老舗ホテル。
欧米の年配のご夫婦が多く、
夕方になると奥様は綺麗なドレス姿で
腕を組んでお散歩をされる老夫婦、
それを見て、「素敵だなあ~」と思ったわたし。
それ以来、旅に出た時は二人で散歩をする。
しかし、
あんなにカッコ良く散歩するには、
私達にはもう少し歳月が必要かな。。。。(笑
なにわともあれ、
久しぶりの上級対応で、心地良い滞在となったことに感謝です。
お世話になりました。