今日で三月も終わり、
本当に過ぎ行く日々の早さを感じます。
3月最後の土曜日、
主人の知り合いの方の還暦祝に招待されて、
リッツカールトンまで
二人揃って出掛ける事になりました。
ナンとも豪華なお祝いの会です。
200名もの方がお祝いにかけつけ、
とても盛大な祝賀会でした。
地元の方で、
毎年桜の頃、自宅の中庭にある枝垂れ桜を鑑賞しながら
お茶会なるものを催されるほどの富豪さんです。
招待を受けお邪魔するたびに、
同じ人間でこうも生きる道が違うものか、と感じます。
(決して羨んでいるのではアリマセン~(笑))
お父様が亡くなられたのが53歳、という若さだったので、
ご自身が40代の終わりに大病を患ったこともあり、
今、健康で自分が還暦を迎えられたことの喜びをかみしめていると、
おっしゃっていました。
人にはそれぞれの器がありますから、
多くの著名人が来賓に、素晴らしい祝辞を述べられ
おそらくこんな還暦祝を出来るのは何万人に一人の世界かなあ、
などと同席した知人と話していましたが、
その派手さが嫌いだ、と言う人もいます。
しかしながら、
私はとても素直に、素晴らしい方だなあと思えました。
そして、
お父様の分まで、これからもお元気で
居合道と共に男気を貫いてもらいたいなあと感じました。
お金持ちと言われる人は、
なにか歯車のかみ合わぬところもあったりしたのですが、
出掛けたことで、確実に見る目が変わったかも知れません(笑)
多分、我が身も歳を重ね、
察する気持ちを持ち得つつあるからかもしれません。
自分のことでも人のことでも素直に感動できる、
それが一番の幸せだなあと思う自分がいます。
人の心は皆平等、
互いの気持ちも持ち方次第。
もう数年で主人も還暦を迎えることとなりますが、
我々庶民派は老後をどう生き抜いてゆくか!
その課題が山積みの厳しい現実があります、が・・・・
家族揃って健康で、その時を迎えることが出来れば
最高の祝賀になるだろうと思っています。
それまで母達には元気でいて欲しいものです!
さあ、
桜咲き誇る季節を前に、
去年にもまして心穏やかに迎えられし今に感謝します。