アマチュア無線をやりに栃木県栃木市の謙信平に来たのですが、初詣が未だだったので近くにある「大平山神社」で済ませることにしました。お賽銭を捧げ、一応『二礼・二拍・一礼』。「今年も沢山の局と交信できますように・・・。」
まだ少し時間が早いので大平山山頂まで行くことにしました。登山口は一寸分かりにくいのですが、本殿から少し外れて建っている祠と祠の間にあります。
登山道というより、山頂にある「富士浅間神社」への参道になります。この時はまだ知らなかったのですが、この他に山頂に向かう「登山道」があったのです。
登り始めて直ぐの参道からは町並みが良く見えます。山頂の「富士浅間神社」まで10分程で到着する筈です。
途中で参道を横切るように七五三縄(しめなわ)が張ってありました。「是よりは神聖なる場所」ということでしょうか、帽子を脱いでいくことにしました。それにしても紙の四手(しで)がヨレヨレです。ピンと張っていた方が気持ち良いと思うのですけど・・・。
山頂直下はこの参道の中では最も急登になります。
おやおや。山頂まであと少しのところで左側に小さな祠が見えました。
くろがね作りのいい男、と思いきや陶器製の「毘沙門天」でした。神社の境内に仏教の神様です。神仏混合ですが、僕は日本人のこうした融通無碍なところが好きです。
お話のついでに、お正月ですので占いをしてみませんか。
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「七福神占い」
山頂に着きました。子供が遊べるくらいの広さはあります。
さて、タイトルの「遺構をたずねて」の意味ですが、僕はまだこの時この山全体に城郭があったことを知りませんでした。下りの途中で参道から少し外れた場所に朽ち果てかけた祠があり、そこもお参りしようとしたところで見つけたのです。何を見つけたかは次回で・・・。