民間経営の『キッザニア』と官営の『私のしごと館』。『キッザニア』では順調に黒字経営を続けているのに対して、『私のしごと館』は毎年巨額の赤字を出していました。来館者に赤字経営の指南でもするんでしょうか。いつだったか『私のしごと館』の館長が「うちは黒字を出してはいけないんです。」と胸を張って話しているのをTVで見たことがありました。法的な事は分かりませんが、だからといって巨額の赤字を出し続けてよい事にはならない筈です。納税者を馬鹿にしているとしか思えません。だいたい「仕事」をテーマにしたテーマパークで赤字を出し続けるなんて笑い話にもなりません。
かつての「グリーンピア」にしても、今この「私のしごと館」にしても、巨額の損失に対して納税者は賠償請求権を持つように法整備をすべきだと僕は考えています。そうでなくては永久に無駄遣いは無くなりません。民間の間ではこようなシステムは存在しますが、役人や政治家に対してはありません。(法により責任は免除されています。)増税を行う前に是非法改正を行って欲しいと思います。
民間のシステム→株主代表訴訟
「私のしごと館」廃止へ 厚労省 年間赤字10億円、売却検討(産経新聞) - goo ニュース