仕事のことであれやこれやありながら
あっという間にやって来た
『スカーレット・ピンパーネル』観劇の日
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明日は無職の身
18きっぷで行こうと
いったんは心に決めたものの
長い道のりを思うとくじけそうになり
給料もあと2回は出るしと
(いやいや2回"しか"出ませんから)
新幹線の切符を買いそうになったけど
やっぱりした
年輩18きっぷの旅
2015年『ガイズ&ドールズ』
2016年『桜花に舞え』に次いでの
18きっぷヅカ
時期的なものもあって
なぜかいつも星組公演
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開演時間が近づいて
現れた紅の花と
The Scarlet Pimpernelの文字
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紅ゆずるが演じる紅の花
スカーレット・ピンパーネル
しかも新人公演で主演した作品だなんて
すごいめぐり合わせ
綺咲愛里にとっても
2010年月組ピンパーネルが初舞台公演
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まず 意外だった
『スカーレットピンパーネル』って
こんなに笑える作品だったんだ
革命勃発後のフランスが舞台だから
土台はもちろんシリアスな物語
それなのに
コメディ並みに
笑える要素がいっぱい散りばめられてた
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紅ゆずるの演じるパーシヴァル・ブレイクニーは
スカーレット・ピンパーネルとして
裏では命がけで人助けをしながら
表向きはおちゃらけた面ばかり見せる
そのギャップがたまらない
いつかの誰かじゃないけど
落とされそうになりました
いえ
ある意味 落とされました
紅ゆずると星組に
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パーシーのおちゃらけた感じと
パーシーの宿敵ショーヴランの
ガチガチにお堅い感じの
ギャップもおもしろかった
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ショーヴラン役は
2番手になって
ぐっと存在感が増した礼真琴
ショーヴランは『レ・ミゼラブル』の
ジャベール警部を思わせた
私の中の再演されるとしたらシリーズ
『王家に捧ぐ歌』で
初演した星組は対象外としながらも
前々から密かに
礼真琴にラダメスはどうかなと思ってた
今回はそこにも注目して礼真琴を見たけど
あまりにも悪役過ぎて判断できなかった
でも抜群の存在感で引きつけられたのは確か
綺咲愛里はちょっと
檀れいを思わせた
私の中で『王家に捧ぐ歌』がリバイバル中だから
アムネリスとマルグリットの
凛とした感じが重なったからかな
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七海ひろきについて
何でトップにならないんだろうという声が
何度か聞こえてきた
この前 雪組の中日劇場公演を見た時も
七海ひろきが好きと言ってる人がいた
終演後に出口へ向かいながら
後ろから聞こえてきた声は
こう続いてた
別にトップにならなくてもいい
トップになるだけが全てじゃない
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英真なおきのプリンス・オブ・ウェールズが
何とも言えずかわいかった
『金色の砂漠』のピピと言い
さすが元星組組長
いい味出します
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と 例によって
思うまま長々と好き勝手に書いたけど
最後にもう少しだけ
今まで安蘭けいのCDで聴いてきた
「ひとかけらの勇気」
私の中のbest of the bestの歌い手
安蘭けいの声でインプットされてるから
どうかなと思ったけど
劇中で歌われるのを聴くと
さらによかった
物語全体のキーワードのように
合言葉のように
いろいろな場面で歌われる
宝塚版が初演されるにあたって
安蘭けいのために書かれたというこの歌なしに
『スカーレット・ピンパーネル』は
成り立たないと思うんだけど
オリジナル版はどうなってるのかな
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パーシーがマルグリットへの思いを歌う
「目の前の君」も
泣かせる
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帰途に着きながら宝塚ニュースを見た
望海風斗のお披露目公演は
今回 七海ひろきの演じた
ロペスピエールを主役にしたミュージカルに
決まったみたいだ
『ベルサイユのばら』の原作にも登場する
革命家ロベスピエールは
『スカーレット・ピンパーネル』では
悪役として描かれてる
このタイミングで
望海風斗のお披露目公演は
ロベスピエールの物語と聞くと
複雑な気持ち
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あっという間にやって来た
『スカーレット・ピンパーネル』観劇の日
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明日は無職の身
18きっぷで行こうと
いったんは心に決めたものの
長い道のりを思うとくじけそうになり
給料もあと2回は出るしと
(いやいや2回"しか"出ませんから)
新幹線の切符を買いそうになったけど
やっぱりした
年輩18きっぷの旅
2015年『ガイズ&ドールズ』
2016年『桜花に舞え』に次いでの
18きっぷヅカ
時期的なものもあって
なぜかいつも星組公演
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開演時間が近づいて
現れた紅の花と
The Scarlet Pimpernelの文字
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紅ゆずるが演じる紅の花
スカーレット・ピンパーネル
しかも新人公演で主演した作品だなんて
すごいめぐり合わせ
綺咲愛里にとっても
2010年月組ピンパーネルが初舞台公演
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まず 意外だった
『スカーレットピンパーネル』って
こんなに笑える作品だったんだ
革命勃発後のフランスが舞台だから
土台はもちろんシリアスな物語
それなのに
コメディ並みに
笑える要素がいっぱい散りばめられてた
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紅ゆずるの演じるパーシヴァル・ブレイクニーは
スカーレット・ピンパーネルとして
裏では命がけで人助けをしながら
表向きはおちゃらけた面ばかり見せる
そのギャップがたまらない
いつかの誰かじゃないけど
落とされそうになりました
いえ
ある意味 落とされました
紅ゆずると星組に
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パーシーのおちゃらけた感じと
パーシーの宿敵ショーヴランの
ガチガチにお堅い感じの
ギャップもおもしろかった
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ショーヴラン役は
2番手になって
ぐっと存在感が増した礼真琴
ショーヴランは『レ・ミゼラブル』の
ジャベール警部を思わせた
私の中の再演されるとしたらシリーズ
『王家に捧ぐ歌』で
初演した星組は対象外としながらも
前々から密かに
礼真琴にラダメスはどうかなと思ってた
今回はそこにも注目して礼真琴を見たけど
あまりにも悪役過ぎて判断できなかった
でも抜群の存在感で引きつけられたのは確か
綺咲愛里はちょっと
檀れいを思わせた
私の中で『王家に捧ぐ歌』がリバイバル中だから
アムネリスとマルグリットの
凛とした感じが重なったからかな
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七海ひろきについて
何でトップにならないんだろうという声が
何度か聞こえてきた
この前 雪組の中日劇場公演を見た時も
七海ひろきが好きと言ってる人がいた
終演後に出口へ向かいながら
後ろから聞こえてきた声は
こう続いてた
別にトップにならなくてもいい
トップになるだけが全てじゃない
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英真なおきのプリンス・オブ・ウェールズが
何とも言えずかわいかった
『金色の砂漠』のピピと言い
さすが元星組組長
いい味出します
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と 例によって
思うまま長々と好き勝手に書いたけど
最後にもう少しだけ
今まで安蘭けいのCDで聴いてきた
「ひとかけらの勇気」
私の中のbest of the bestの歌い手
安蘭けいの声でインプットされてるから
どうかなと思ったけど
劇中で歌われるのを聴くと
さらによかった
物語全体のキーワードのように
合言葉のように
いろいろな場面で歌われる
宝塚版が初演されるにあたって
安蘭けいのために書かれたというこの歌なしに
『スカーレット・ピンパーネル』は
成り立たないと思うんだけど
オリジナル版はどうなってるのかな
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パーシーがマルグリットへの思いを歌う
「目の前の君」も
泣かせる
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帰途に着きながら宝塚ニュースを見た
望海風斗のお披露目公演は
今回 七海ひろきの演じた
ロペスピエールを主役にしたミュージカルに
決まったみたいだ
『ベルサイユのばら』の原作にも登場する
革命家ロベスピエールは
『スカーレット・ピンパーネル』では
悪役として描かれてる
このタイミングで
望海風斗のお披露目公演は
ロベスピエールの物語と聞くと
複雑な気持ち
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