オカ姉のためいき日記

人生色々、ためいき色々。今日はどんなためいきつくのやら・・・?

おばあちゃんの原宿だよ~ん

2010-06-26 13:28:48 | おでかけ
先日、友人2人と巣鴨に行きました。

いつもは4人で集うのだけれど、内1人は遠い沼津なので3人でGO~
「巣鴨に行こうよ」とメールがきた時は 「なんで巣鴨??」と笑っちゃったが
言いだしっぺのTちゃんは、前回行った日が〝縁日〟だったらしく
とんでもない人出で、な~んも見られず買えずで残念無念であったため
どうしても もう一度行かなければ!そして、つきあえ!ということだった。

てな訳で、おつきあいしたのだけれど、内心〝原宿青山〟よりは
なんとなく気が楽なのが自分でも可笑しい
ここはず~っと前、子供達が小さい頃、そして母もバリバリ元気で
一緒に来たことがあったな~
その時に、お地蔵様の絵がついた小さなお札を買ってきた。
なんでもそのお札を飲み込むとですね、体の中で悪さをしている
トゲ〟がお札に突き刺さることで治る!と言われてたらしい。
しかし、お札って〝紙〟でしょ?胃の中でどうなるんでしょ?と
今にして思うと?????なのですな~~信じる者は救われたか??

そして境内の一角には、これまた有名なお地蔵様がありまして
そのお体を洗うのです。治していただきたいところをね。
以前はタワシでゴシゴシとこすっていたため、お地蔵様は磨耗してしまい
お顔も体もツルンツルンになってしまったらしく、新しいお地蔵様になってました。

タワシではなく皆さん、タオルで優しく真剣に洗っていまして、私達も
せっかくだからと列に並び 「もう頭も体も顔もどうしようもないわね~」などと
全く真剣さもなく騒ぎながら洗わせていただきました。

巣鴨商店街は、別名 「おばあちゃんの原宿」として有名です。
この日は人出は多くはなかったのですが・・・・
見事に、まっこと 若い人間がおらん

ここでは私達って〝若い〟のね!なんて思えるのです(笑)
お洋服の店も全く〝若向き〟の店がありません!
改めてビックリでした。まさに「おばあちゃんの原宿」ですね~

Tちゃんは前回のリベンジとばかりに、会話も上の空といった感じで
ほぼ全店、熱心に物色。 大変満足そうでした。
残念ながら私はなかなかグッとくるものに出会えず、収穫なしかと思いきや
涼しげな、真夏のパジャマ代わりにピッタリなワンピを見つけ、やっと収穫有り。



これがね~なんと!595えん
オカ姉もビックリ!ヘイユ~

安過ぎじゃろ~~~~
生地代にもならんし、595円で〝縫え〟って言われても縫いませんよ!
何着かあったけど、しばらくしたらほとんど売れてた

いや~面白いなぁ~ 美味しそうなものもいろいろあるし・・・・・
ストラップ、天然石のブレス、ガラスのミニ亀、食べるラー油、
味ごまにんにく、わらじせんべい、福豆等々、つられて買っちゃいました!

わらじせんべいには、オトンの目がキラ~ン
〝寝る前に食べない〟はサッサッと横に置いといて
バリバリバリと思いっきり完食でした

知らない街を探検?するのも楽しいもんです。
〝ち●散歩〟ならぬ・・・・・〝おば散歩



「マークスの山」の「北岳」

2010-06-17 14:44:15 | 上川さん
「マークスの山」 読み終えた!

この 「山」とは 南アルプスの北岳だった。
そして「マークスの山」の中での北岳は〝闇〟のオーラをかもしだして
全編に存在している。

若かりし頃、いくつかの山に登り、この北岳にも登った。オトンも一緒だった。
もうどこの登り口だか、どの登山ルートだかもはっきりと思い出せない。
なんせ人任せでワイワイと軽い気持ちで!だったなぁ。

当時、 険しい山=ハシゴや鎖が多い所!というイメージを持っていたので
〝ただただ ひたすら登った〟北岳は私にとっては合っていたかもしれない。
反対にオトンは、このスタイルの登りは苦手でハシゴでも鎖でも最短でと
いう〝短気型〟だった。(思えばこの頃から短気だったのね)

頂上付近は薄く雪があったので、この小説の時期より少し前だったのかも。
そして幸運にもブロッケン現象なるものも見られたのも良い思い出だ。
登りは何とかクリアできたが、下りは恐怖のハシゴと鎖場の連続で
おまけに道を間違え、街につながる道路に出られた時は夜になっていた。 
若いとはいえ無茶をしたものである。
もう今は〝登山〟なんて挑戦したくても無理だろう。
オトンなんて言うに及ばず、私だって駅の階段だけでもヒィヒィだものね。

それにしても北岳は大きく深い山だった。その印象しかない。
独特の山容の槍ヶ岳のように、ひと目でわかるという山でなく
あれが北岳!とはなかなか認識できない山だと思う。

「マークスの山」に描かれる北岳は〝闇〟となっている(お気の毒だが)
おぼろげながらの記憶をたどりながら読むと臨場感は何倍にもなって
本を閉じた後も、登場人物の心の闇につきまとう更なる山の闇が
頭から離れず寝つきは悪くなりと、その度に就寝前には読むんじゃなかったと
後悔しながらの読書となった。

高村薫さんは女性なのだが、この文体は男性的だ。
と、いっても何が女性的、男性的の基準はと?訊かれたら困るのだが
つまりは〝軟らかくない〟文体。とてつもなく〝硬い〟文体なのだ。
加えて、地理、気候、警察内部、人物描写の詳細さなど驚くばかり・・・・
そして文字を追うと同時に、その光景が浮かび上がる。
これは内容に惹きつけられる重要な要素のひとつだとつくづく思えた。

あまりにリアルで息苦しくなりながらも、つい読み進んでしまうのには
合田=上川隆也というイメージがあったからともいえる。
合田が登場するくだりでは、彼の印象として・・・・

「歳のころは30前後だろう。未だ青年の匂いの残る清涼な面差しに比して
無機質な石を思わせる眼光もその声も・・・・・」と、ある。

この無機質な石の眼。 この眼を演じられるのは隆也さんしかおらん!!
台詞がなくても〝眼〟だけで成り立つわ!とさえ思えてしまう。
年齢的には?という声もあるが、今の隆也さんだからこそとも思う。
映像化に期待はたかまるばかり!!

W主役の水沢役も誰なのか早く知りたい。
心も体も、もはや透明としか言い表せないキャラは・・・・松田兄弟のどちらかがいいと思うけんどね~
そしてもうひとり興味をそそられるのは、吾妻警部補。
「MARKS」のRの林原と対峙する緊迫の場面、誰が演じ、観る側を酸欠状態に
してくれるのかと今から楽しみだ。

この物語のキーワードは 「山」と「闇」と「偶然」かな?
読み終えた今も反芻するだけで、確実に体温が下がるような気がする(笑)
今度は体温の上がる内容のものを探そうかな



いっちょまえ!!

2010-06-16 23:40:05 | 家族
久しぶりのサクヤさん
赤ちゃんマークも似合わないような最近の彼女。

もういっちょまえです  10ヶ月になりました

 ストローで飲めるよ~

ハイハイの前に立ち上がり、今では高速ハイハイとつたい歩きで
家の中を荒らしまわっています
以前の、まるでカブのような、ド太い太腿も少しほっそりしてきました。

なんでもかんでも彼女にとっては〝オモチャ〟になるので
いろんなものが散乱して、こだわりY君はその度にお片づけ!
今やサクちゃんはY君にとって天敵

〝まだ教えても無理〟とな~んも教えなかったのに、いつの間にか
〝バイバイ〟だの〝いただきます〟だの〝もしもし〟だのと
しはじめたのにはビックリしました。・・・・・あなどれんぞ・・・・・

ワンコのニキは最近はライバル心バリバリでちょっと危険ですが
ニャンコのソラは毛をむしられても耳を引っ張られても我慢してるので
サクちゃんはもっぱらソラがお気に入り
今日も大きな猫のポスターにむかって夢中で話しかけておりました 

それにしても、今時の赤ちゃんグッズは便利にできてますよ。
写真のストロー付きのコップも、振り回してもぶん投げても中のものが
こぼれないんですね~  ミルクもキューブになってるのもあるし。
オモチャもすごいです。
興味ワクワクするような機能が、これでもかと工夫されてて・・・・
そのネーミングがまた面白い!!
「やりたい放題」とか 「やみつきボックス」とか・・・・
私が思わず爆笑したのは 「出したろか入れたろか」
な~んか 卑猥じゃぁないですかぁ?? そんなこと思うのは私だけかな~(笑)

そんなこんなで日々成長のサクちゃん。
先月某日、玉川大学の有名な教授の研究に〝協力〟してきまして
その内容と様子が 今月号の 「ひ●こくらぶ」に掲載されました。

  検査に集中するサクちゃんです。

パソコンの画面を追う目の動きなどが検査の対象だったようですが
(説明をしていただきましたが正直??????でして)
サクちゃんはしっかり集中して無事終了!
いっちょまえにギャラなんぞいただき、サクヤ貯金が増えたのでした

そして17日から、岐阜のATしおじいちゃん達と北海道に行きます。
サクちゃん、お初飛行機です。

元気に楽しんでおいで~~~~飛行機、泣かないかな???


複雑だけど・・・

2010-06-10 14:19:14 | 思うこと
昨日、水曜日の朝起きたら・・・オトンがいなかった。
あ~結局釣りに行ったんだね。

その前の晩、オトンが食事している間にmichaを送って戻ると
私の飲みかけのコーヒーは床にこぼれ、椅子も倒れと〝何じゃこれ?〟
オトンはひどく不機嫌で・・・・すぐに何があったか見当がついた。

「オレのおかず(魚)をとった」 やっぱりね!
ちょっとテレビをみていた一瞬にニャンコがかっさらったのだ
その後の〝おしおき〟はどんなもんだったか、この様子をみれば
想像がつく。  結局ニャンコは3時間位、洗濯機の下から出てこなかった

どんだけ食べ物の恨みが強いんだと可笑しくもあり、その強さに
少々、いやおおいに引きながらも、仕方なく片付けをしている間に
オトンは何も言わずにふて寝してしまったので釣り行きを確認しなかった。

それにしても・・・・一人の午前中っていいね~~~~

録画しておいたドラマなど2本ばかり観たりして、まったり感です!
ニャンコとワンコに〝静かでいいね~〟などと話しかけたり
そして約束していた友人とのランチにでかけた。
〝どこ行くの?何時に帰るの?オレの飯は?〟というご質問もなく
雨だったが、ヒジョーに爽快な気分ででかけられた

友人のSさんは、先月のランチはパスだったのでひさしぶりだ。
彼女は今、事情があってしばらくご主人と離れて生活しなければならず
その内容も心労を伴うものであるため、さぞゲッソリとしてしまったろうと
もう一人の友人と心配していた。

そんな私達の前に現れたSさんは・・・・
なんかふっくらしているような?顔艶も良く思ったより元気そうだった。
聞けば3キロ太ったというではないか!
彼女は私達に、心配かけてゴメンと言い
「なんか~お父さんがいない生活がすごく楽でね~太っちゃった
と申し訳なさそうに笑った。

元々細かったSさんは、ここ何年かご主人に振りまわされ放しで
ストレスも多かった。今回もご主人の心配はしつつも、現実はこうなのよ!に
私達も思わず爆笑してしまった
と、同時に自分が今朝味わったあの爽快感を思い出してしまった。

こんなふうに感じちゃうって複雑だよね~などと言い合いながらも
確実に女3人は自分達の考えを正当化の方向へもっていくのである(笑)
やっぱり・・・
「亭主元気で留守がよい」 は名言ですな


同級生

2010-06-07 23:20:17 | 友人
今期は録画して観ようと思わせるドラマがいくつかあって
それはそれで楽しめている。
といっても、なかなか観る時間がないんだけど

「同窓会~ラブ・アゲイン症候群」 これは途中から観ている。
〝同窓会〟をテーマにしたものといったら、大体が
〝久し振りの再会でやけぼっくいに火がついた〟的と想像できて
なんとなくおっくうであったが、脚本が井上由美子氏と知って
彼女なら〝ありえない度〟もひどくないかも?と観てみた。
勿論お決まりのテーマも盛り込んだ内容ではあって、内心
〝やっぱ、ありえね~~〟などと鼻白んだりしながらも観ている。

そういえば先月末に、私も同級生と久し振りに会ったばかり。
お隣のF市で 「JAZZinフェステバル」が開催され
同級生のY君のバンドも出場するというので
応援に、いつもの同級生仲間4人ででかけてきた。

Y君は私達の姿を見つけると 嬉しそうにトランペットを振り上げて
満面の笑みだった。練習の成果を多くの人に聴いてもらう機会をえて
本人も充実感があったようだし、私達も楽しめた。

その後は彼も交えて、昼間っから飲む飲む食う飲むタイムとなった。
中学の同窓会を初めて開いたのが、前述のドラマの主人公達とほぼ同じ頃。
以来3回の同窓会があった。その度に打ち合わせには我が店を使ってくれる。
その後 私を含む5人はなぜか度々集うようになった。

A君、O君、I君、女子はWさんと私。
男子3人は家も近く〝家族〟のようなもの。
あちこちと遊びに行ったり、〝食〟のこだわりがピカイチなO君に連れられて
美味しいお店へでかけたりしていた。
たわいもない話で盛り上がったり、それぞれの悩みについて討論したりと
男も女もなくヒジョーに気が楽な仲間となった。
たまに他の女子が加わることもあったが、どうも波長が今ひとつとなると
〝もう女の子は二人だけでいいや〟とかワガママぶりも遠慮ナシなのである。
(ただ、このトシになってオンナノコってやめてほしい気もする・・・ハハハ)

最近こそそれぞれ忙しくなったのか、フットワークの軽さがなくなったのか
集う機会も減ってはいたが、またぞろ〝今度はどこに行こうか〟などと始まる。
あそこがいいだ、あっちだと勝手に言い合っている内に偶然に意見が一致した。

以前、麻布での食事の後、飲みたりないとわめきながら六本木まで歩いて
ヒルズの真下あたりの店に適当に入った。
そこはズ~ンと落とした照明と高級感あふれるバーというかクラブというか
隅々の席にはカップルばかりという隠れ屋的な雰囲気の店だった。
6人は・・・・特に私達女子は、生まれて初めてのような、そして場違いのような
雰囲気に大大興奮、すっかり舞い上がってしまった!
6人は〝きゃ~ステキィ〟とか〝こんなとこ初めて!〟とか小声で騒ぎ捲くり
迷惑な客と化しつつも、夢のような?一時を過ごした・・・・・あの店・・・・ 

全員・・・・また、あの店に行きたいだったとは(笑)

内心、こんなオジサン、オバサンがね~と思うのだが、皆同じだったのが笑える。
今度はもう少し落ち着いて、もう少しきどってあの雰囲気を味わいたいものだ。

ちなみにこの秋には、4回目の同窓会が予定されている。
3人の内のダレカさんは一回目の同窓会で〝ホの字〟だった女子と
ちょっとした噂になり(ドラマを地でいきかけた?)話題を提供してくれたな
それ以来欠席が続いているので
〝今度は出席しなさいよ!節目なんだからね!〟とキツ~く言ってやった。
彼は〝みんなが なんだかんだと言わなきゃ行くよ〟だって!
だ~れも言いやしないわよ(笑)

なんだかんだといいながらも同級生もいいもんであります。
これからは誰が長生きするかだね