オカ姉のためいき日記

人生色々、ためいき色々。今日はどんなためいきつくのやら・・・?

宝くじ

2008-11-27 23:46:20 | 暮らし
年末ジャンボ宝くじの発売が始まった。
銀座のチャンスセンターには例年のように長蛇の列!
いつも思うのは、早く買えば当たりの確率がたかいのかな?
ま、気合&縁起つてとこでしょうか。

宝くじといえば、最近事件があったけど
あってはならない事が、とうとうおきてしまった感じだ。
どうしても気になるのは、加害者に貢がれていた女性。
家も車も店もそのままなのかな~?
普通だったら全部処分して、遺族に返すとか・・・
私だったらするけど、それ以前に怖くてそんな大金貰えないっーの!
その女性が良心のある人間であることを願うばかり。

でも知人に聞いたことがある。
「自分が困っている時に友人が宝くじが当たって
〝一部をあげる〟と言われたらどうする」と。
知人は「ウーン」としばらく考えこんで
「やっぱり貰えないわ。喉から手がでるほどでも・・」と言った。
そして「貰ったら、その人とは今までのようにつきあえなくなるかも

フーン、そうか・・・
お金がからむと、微妙にいろんな影響がでてくるんだ、と
妙に納得しながらも、自分の中の別の私
「やっぱ、くれるっていうんだったら貰いたーい」超凡人です!

あの二人はどうかな? MさんとSさん。
私が現在の所に越してきてからの友人だ。もう20年になる。
Mさんはなぜかお金に困らない〝福耳女〟Sさんもプチ?社長夫人だった。
そのSさんが〝お家の一大事〟で人生が一変した。
今まで一度も就労経験のない彼女が一家を背負って
初めて働くことになった。毎日綱渡りのような中で頑張っている。

もしも私が宝くじにあたったら、そんな彼女の力になりたい
と心底思ってしまうのだ。
別の私の声は〝オイオイ、自分の頭のハエをおうのが先だろ?〟と失笑する。

知人に質問したことを、二人に恐る恐る聞いてみたら
答えは・・・・
そりゃ遠慮なくいただくわ」 両人満面の笑みだ!
「ヘッ」と一瞬絶句した私をみて
「アラ~返事が早過ぎたかしら?」と、カラカラ笑ってる。
更に「贈与税は・・・」とか「申告の時は・・・」などと言っている。
そんな二人に「こういう意見?もあるんだけど・・・」と
前出の知人の答えを言ってみたら・・・・
またまた揃って天真爛漫に
「私達は大丈夫よ~三人で幸せになりましょ~」ヒョエ~~

そっか、そっか。しなくてもいい取り越し苦労をしたようだね(笑)
そして「Nちゃん、ガンバッテよ!」などと励まされ?ながら
三人でロト6を買って別れた。

それにしても壮大な〝とらぬ狸の皮算用〟だと我ながら可笑しい。
またしても別の私の声が
〝カッコイイこと言っちゃって。いざとなったら一人占めに決まってるよ!〟
そ、そんなことはナイ。その前に当たんないし~
いや、いや、とにかく幸せを目指して、とりあえず買うことだ。

宝くじ 当たる当たらぬ買ってからじゃな






「告知せず」の高畑淳子さん

2008-11-24 23:39:59 | 芸能(TV・映画)
先週、録画しておいた「告知せず」をみた。
芸術祭参加作品なのかな?
哲ちゃん(渡哲也さん)は医師、その妻に高畑淳子さん。

TVの予告では試写会の様子が流されていて
観客のほとんどが涙を拭っていた。
妻が末期のガンに侵され、医師でもある夫は「告知」にゆれる。
夫婦、家族の絆が「告知」を軸に描かれる・・・という内容だ。

全体的にストーリーは淡々と進む。
しかし、後半の高畑さんにたまげた!このドラマの全部をもってかれた。

ベッドに横たわる彼女の姿は、まさに命の灯あとわずか!そのものだ。
確実に死がせまりきている、でも優しさにあふれた表情だ。
そして
 臨終のシーンが素晴らしかった、というより凄まじいというべきか・・・
「息をひきとるシーン」で、目を閉じさせることはよく見るが
を閉じさせるというのは記憶にない。

とにかく観ているこちらまで病室にいるような
臨終にたちあったような錯覚に陥ったもの。

もう滂沱の涙だ。一人で観てよかった~

姉も観たらしく「凄かったね~」とお互いにその言葉しか出てこない。
今時の女優さんで、ここまで演れる人はいるだろうか?

驚き?の女優魂を観られてラッキーだった


休日争奪戦

2008-11-23 09:17:29 | 家族
「休日」 カレンダーの赤い数字の日。
我が家ではこの日に個々に外出する時には
必ずどちらかが家にいるようにしている。

次男Y君を長時間、一人にしておけないからだ。
オトンは気軽に予定を入れるが、私は滅多にはない。
ほとんど平日に用事はすませるようにしている。

私が予定を入れる時には、まずオトンと重ならないか
確認して、十分に念押ししなければならない。
オトンは覚えない。絶対に忘れるからだ!
そして必ずこう言う。
「そんな先のこと言われても覚えてないかも。近くなったら言って」と。
近すぎると
「こんな急に言われてもぉ、もっと前に言ってよ」
エーッ?メンドークサーイ!と思いつつも度々確認する。
が、それでも忘れる。

先週の土曜日、友人と会う約束をしていた。
が、「オレ、釣に行く!」 「エーッ、明日は私が・・・」と言うと
「たいした用事じゃないんだろ?」ときたもんだ
言い出したらきかない。 ・・・・仕方なくドタキャンだ

そして今週、また唐突に「オレ日曜日、釣に行く」
ちょっと待て~!その日も以前から私が押さえていた日だよ
姉の休日に合わせて、一緒に観劇の日だ。
「えっ?そうだっけ?行かなくちゃなんないの?」
勘弁してよ~ どんだけ苦労してチケットとったと思ってんの

さすがに2週連続のオトボケに私もプッツンになるぞ!
しかし言い出したらきかない。私も今回は困る。
結局、娘michaにお願いする。(michaに頼ってばかりもいられなくなるぞ)

こうして時々「休日争奪戦」が展開される。
と、言っても私一人で戦っているようなものだ。
私が忘れたりしたらエライコッチャ!
どうやらオトンは自分以外のことには関心がないようだ。

オトンにとってはたいしたことでなくても私にとって重要なこともある。
予定を諦めることよりも、内容を軽んじられることがチョット悲しい。

今日も憎ったらしいほどの釣日和だ。
帰ってきたら一応「お魚ちゃん達」に関心を示さねばね(笑)
オトンはといえば、多分私が何という芝居を観ているのか
どんな内容かなどは、私が話さない限り知ることはないね。
あんまりしつこく聞かせてもギャクギレするからな~
ま、興味のない話を聞いても、面白くもないか・・・・

いや、いや会話を持つのじゃ~歩み寄りじゃ~と思いつつ
次は私の忘年会の日!
覚えてるかな~  当日までわからない







 




六平直政さん

2008-11-19 20:25:48 | 芸能(TV・映画)
「表裏源内蛙合戦」では大活躍の六平さん。
「2時っチャオ」にご出演。いつも元気いっぱいで、こちらまで元気になる
お話のなかで、自身のお名前のことを語っていた。
「六平」を「ムサカ」と呼べる人は、一緒に仕事した人でないと、と。
ホント、正直読めませーん
ご本人もその点は承知されているようだ。それを聞いて・・・
「なるほど、だからか~」と思い出すこと。

2年前だったか、4月某日。娘michaと都営地下鉄に乗っていた。
と、斜め前に六平さんが座っていて、ニコニコしながら前を見ている。
視線の先には、若いお兄さんが一心不乱にお弁当を食べていた。
(お兄さんはY君と同じような・・・・)

「ネェ何ていう人だっけ?」 私「ロクヒラさんよ。でも本当の名前は違う・・・」
そんなやり取りをしている内に、六平さんも私達も電車を降りた・・・
そーしたら乗換え線も同じ!ホームで何気なく近づきながら、michaは
「声かけてみたい!」 私「コワイよ~それに本当の名前もわかんないし・・・」
一瞬、michaの姿が消えたと思ったら・・・
な、なんとmichaはすでに、六平さんに話しかけている
六平さんは「ハイ。そうですよ!」と答えているし~

電車に一緒に乗り込むと
六平さんは「ホラ、こっちに座って、座って」と誘ってくれた。
〝いつも電車を利用されているのか?〟と聞くと
「僕ね、いろんな人を見るのが好きなの。
さっきもお兄さんが美味しそうにお弁当食べてたじゃない?
こうして人間ウォッチングするのが楽しいの」と言った。

これから舞台稽古に行くということで
私は〝役者さんのチケットの割り当ては?〟との質問をすると
「そうね、一日●枚だね」と気さくに答えてくれた。
2駅目で私達は降りるため、挨拶すると「アレッ?もう降りちゃうの?
と、ちょっと残念そうに言ってくれたのが、何かとーっても嬉しかった
私達も、もっとお話したかったな~

michaに「何て話しかけたの?」と聞くと
「ウン、声にモザイクかけてリョクヒラさんですか?って」だって(笑)
ムサカさん、きちんとお名前言えなくて失礼しました!

その後しばらくして、ダウン症だった弟さんを亡くされていたと知った。
だから、あんなに優しい目で人を見られるんだね

見た目はコワモテ迫力満点だけど
洗練されていて、スッゴイ オーラ
きっと優しくて、心のひろーい人なんだなと思った。

今回の「表裏・・・」 映画「私は貝になりたい」
そして来年の「その男」でも上川さんとご一緒だ。
もちろん、六平さんは「山口金五郎」だよね。絶対!

ますますのご活躍を


表裏源内蛙合戦その3

2008-11-16 23:33:21 | 上川さん
隆也のお部屋


「・・・その2」で作品の感想を書いたものの
「不適切な表現あり」ということで消されていたわぁ
チェックする機構?の存在にびっくりしたね。
少々ストレートだったかと、手直し&気を取り直して〝隆也ワールド〟へ。

期待通り、出演者の皆さん上手い。
その点のストレスがない観劇って、とても楽
ブログめぐりをしていたら「蜷川世界の中で上川隆也は空回り」
といったご意見もあった。
そりゃぁあのパワーの中だものね。そう感じられた人もいるだろう。

そういう意味で私が感じたことは「表裏源内」両人の「アク」が
想像より「強くなかった」こと。これは私には意外だった。
あのパワーに対して、もうちょびっと「アク」が強ければ
源内の奇人変人さ、出世欲、哀れな最期が
よりいっそう際立ったのではないか?と少ーし残念に思ってしまった。

でもそのパワーの中での、隆也さんの無理のない身の置き方が
かえって良かったんではないかとも思った。贔屓目かな~矛盾してるか・・・
そうはいっても、あんなこと、こんなことを突きつけてくれた
蜷川さんに、否応なしに引きずりこまれたのは確かだね

いつもの安心して観られる上手さと心地良い隆也さんの芝居。
「上手い」役者さんは他にもたくさんいる。超二枚目もたくさんいる。
隆也さんの芝居の上手さに加わる心地良さに、何より私は魅了されるんだ。
いつものように堪能させていただいた上に今回は・・・・
とんでもなくキュートチャーミングな隆也さんがテンコモリ

なんといっても話題になっていたラブリィベィビィ
まさか、まさかこんな隆也さんがみられるなんて!蜷川さんに感謝だね~
こういうちょっと人を喰ったような、オトボケな表情が大、大~好きなのよ~
よくヤッタ~ とにかく幕開けからオペラグラスは離せないですぞ、各々方!

幼少の四方吉、頭がきれて、ちょっと小生意気な8歳。
もう8歳のガキンチョ、そのものにしか見えないし!
とても43のオトコと思えないのが不思議でおかしくて・・・
いよっ!カメレオン!だよね。着流しの衣装が何とも色っぽい。
「イエイエ!」の場面では「花組芝居」にゲスト出演も可能な面も・・・・(笑)
軽やかに踊り、唄い、ダメ、ダメそんなことしちゃ~みたいな濡れ場まで等々
上川ファンにとっては、またひとつ貴重な舞台になった。

欲を言えば野望叶わず堕ちていく源内の「狂気」の隆也さんを観たかった。
怖いもんね~隆也さんの狂気って!
キャラメルの隆也さんを知っているファンにとっては(ベィビィ以外は)
ひっくり返るほどの驚きではなくても、一般の方々にとっては
今回の隆也さんには「ヘェ~」と、または「空回り」みたいに感じるんだろうな?

隆也さんにはとーっても失礼かもしれないけど
もちろん・・・
お芝居も含めて・・・・でもベィビィの時点で9500円は高くない!
と思ったのでした

千秋楽まで皆さん、頑張って