黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

わくわく子育て講座@泉佐野

2009年03月14日 | Weblog


今日は泉佐野の青少年センターでのセミナーでした。
天気予報では全国的に大荒れのお天気でしたが、
そこは晴れ女の私のこと、
家を出る頃には青空が広がっていました
ん~いい気分♪

今回のセミナーは全4回のうち最初の3回で親子で草木染めを体験してもらい、
最終回の今回に親子でコミュニケーションについて学ぼうという主旨でした。
これまでの3回も皆さん楽しんで親子で参加されていたようですが、
最終回の今回はお申込みをされていた全ご家族が揃ってくださいました。
みなさん、ありがとうございます

今回だけ趣向が違うということで、
「皆さん参加してくださって、作り逃げにならなくてよかった~」
というのは担当者の弁(爆)
それだけコミュニケーションに関する悩みというのは、
それぞれあるものなんでしょうね。

今日のセミナーはお母さんと小学生のお子さんが一緒に受けて下さる貴重な機会でした。

お子さんも一緒ということで、
前半はゲームを取り入れて楽しく過ごしました。
ゲームといってもそのひとつひとつには深~い理論や意味があったりするのですが、
ひとまず楽しんでくれるだけで十分
こども達は吸収力がいいので、
遊びの中から学んでくれます。
どの子もしっかりと相手の目をみて話せる子だったので、
それだけでも子どもたちの様子が見て取れます。

90分という時間でしたが、
こども達はもたないと思っていたので、
途中からスタッフのお兄さんに遊んでもらう時間にしました。

ここで、「遊びに行きたい人」と聞くと、
低学年の子のほうがすんなりと自分の意見をいえていました。
高学年になると、周りの出方を見てからという感じでしょうか。
結局は下の子達に誘われてみんなでていってしまいましたが、
高学年になるともう少し話しを聞いてみたいと思ったのかもしれません。
こども同士の人間関係にもとても役立つ内容でしたから。

大人だけになってからは、コミュニケーションの本当の基礎の基礎を
質疑応答や事例を交えながらお伝えしました。

話は、親と子の関係にとどまらず、
親と学校や、親とそれをとりまく大人たちというところにまで広がって、
ついつい熱が入ってしまい、30分ほど時間がオーバーした頃に
こどもたちが元気に飛び込んできました。

最近マイクを持ってプロジェクターを前にという講義スタイルが多かったのですが、
今回は子どもたちも一緒なことも考慮して、
机もイスもない、こういう形で開催してみました。
こういうのも距離が近くていいですね
最後に「楽しかった」と声をかけてくれた子がいました。
人と関わることに照れを感じる子もいますが、
恥ずかしい=嫌ではないんですよね。

コミュニケーションの基本はやはり家庭です。
こんな風に気軽に親子がコミュニケーションを学べる場が
もっともっと広がれば、きっと世界はよくなっていきます。
少しでもそのお手伝いができればと思い、活動しています。

お呼びがかかればどこへでも行きます。
お気軽にお問い合わせください

卒園式

2009年03月14日 | はるの子育てコーチング日記
今日は花の卒園式。

朝5時頃、私は腹痛で目が覚めました。
ひとまずトイレへ向かったものの、
急に顔が火照ってきて、くらくら・・・。
とりあえずリビングまで戻ったものの、そのまましばし倒れていました。
ですが、やっぱりお腹が痛いので、また這うようにしてトイレへ・・・。
その後なんとかベッドまで戻りましたが、さてどうしよう。
頭の中で「何とかなる!大丈夫!」と唱えながら丸くなっていました。
とりあえず、許されるぎりぎりの時間まで、
ベッドで体を休めることにしました。

そしてまた、お越しにきてくれた夫に状況を伝えました。
夫はあっけらかんと「大丈夫やろ!また肩こりすぎてんのちゃうん」といってくれました。

そっか、そうかもしれない。
ということで、起きだして首の後ろを冷やしました。
子どもたちが起きてきてからもその状態のままソファでぐったりしつつ、
お腹の調子のことも考えて、何も口にしない状態で式に臨むことにしました。

花の方も、当日熱が引かないようだったら、
朝一で点滴して卒園式はでましょう!と
かかりつけの先生に言っていただいていたのですが、
こちらは、今週大事を取って休んでいたおかげで何とか大丈夫そうです。

なんとも綱渡りな卒園式となりました(笑)


さて、会場に入って指定された席に座り、
その場の雰囲気を感じているだけで「もう泣きそう・・・」と
他のお母さんと話していました。
入場のときにふたりずつ手をつないで入ってくる姿をみるだけで、
こんなに大きく成長して~と自分の子でないのに感無量(笑)
その緊張した表情や仕草に保護者席からため息ともつかない声が漏れていました。

園歌を聴くだけで、もううるうるきちゃいます。

修了証書授与では、担任の先生が園児の名前を読み上げた後、
ひとりひとりにメッセージをくれました。
でも、先生ったら最初の子の名前を呼び掛けたとたん、涙々になっちゃって、
保護者席から「がんばれっ!」の声が飛びました。
ひとりひとりの良さをいつもみつめてくれていた先生に改めて感謝の気持ちが湧きあがりました。

先生から花へのメッセージは、
「花ちゃんはいつも何か困ったことがあると、
ちゃんと自分の気持ちを伝えてくれました。
自分の気持ちだけではなくお友達の気持ちも考えて、
どうしたらいいかいつも考えていましたね。
花ちゃんのそういうところ、先生はすごいと思うよ。
小学校へいってもお友達のことを考えられる優しい花ちゃんでいてください。」
というような内容でした。

自分も他人も大切にすること、
これってこれから私がセミナーで伝えようとしていることそのものです
花はそういうことをちゃんと理解して実践してくれていたんだということを、
改めて実感して、胸が温かくなりました。

園長先生や来賓の方のお祝いの言葉に続き、
保護者代表の謝辞。

これがもう、保護者の思いを余すとこなく伝えてくれ、
そうそう、親の思いってこうなのよ~というような、
あんなこともこんなこともあったわよね~と
これまでの保育園生活を思い起こさせてくれるような、
素晴らしい謝辞で、卒園式の一番の感動しどころだったように思います。

続いて、在園児からのお祝いの言葉と歌。
卒園時からの言葉と歌。
花は感極まったのか、途中涙をぬぐいながら歌っていました。

「宛先のない手紙」の替え歌で

おかあさん おとうさんに この歌をとどけよう
心やさしく育ててくれた お礼がわりにこの歌を

なんて歌われた日にゃ、もう涙があふれちゃいます

何をおっしゃるやら。
今日まで元気に、そして心やさしく育ってくれてどうもありがとう
という気持ちでいっぱいになりました。

そして、その歌の間奏に子どもたちから親へのメッセージが・・・。

子どもたち自身で考えたらしく、
それはもう感動ものから、笑えるものまで様々でした(笑)

花からのメッセージは
「一生懸命名前を考えてくれてありがとう」
というものでした。

そういえば、何気なく名前の由来を聞かれて、
話せば長いことながら・・・と長々と名前の由来を語ってあげたことがありました。
今後小学校で「自分の名前の由来を聞いてくる」という宿題がでたときには、
もう少しまとめて簡素化してあげないとだめだと思いつつ(笑)
そんなことが、花の心の中には残っていたのですね。

退場してから控えの部屋へ行ってからは、
いつものクラスの本領発揮
大盛り上がりでした。
やっぱりこのクラスは、涙でさめざめと・・・なんていうのは似合わない

個性的なこのクラスをずっと見守ってきた保護者達、
最後の最後までこのクラスらしいなと苦笑しながら、
温か~く見守っておりました。
そして、そんな保護者の方達とずっとこの子どもたちを見守ってこれたことを
本当にありがたく思いました。

まだ、本当のさようならまであと2週間ほどありますが、
一応これで一区切り。

いよいよ、小学校生活のスタートが近づいてきました。