黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

ふたりの夜

2009年03月20日 | はるの成長日記
さて、子ども達を実家へ送りとどけたら、
ほぼ6年ぶりぐらいでしょうか、夫とふたりきりの夜を迎えました。

この機会に、普段子ども連れではいけないお店に行こうと、
近所の方がお勧めしてくれていた串カツ屋さんに行くことにしました。

初めてのお店でドキドキ☆

店内は私たちだけで、カウンター席に案内をしていただきました。
メニューは串カツのコースをお願いすることに。



塩やソースなどが4種類とレモンが用意されていました。
付け合わせにキャベツやスティックサラダがでたのですが、
このスティックサラダがとても瑞々しくておいしかったです。

そして、あとはひたすら食べる!
よって写真はなしです(笑)

目の前で寡黙なご主人が串を揚げて下さり、
おかみさんが「はい、これは塩で。これはそのままで」と手際よく提供してくださいます。
そのままでといわれたものは下味がついてあったり、
ひとつひとつの串にちゃんと仕事がしてあって、
意外な組み合わせに驚いたりと、とてもおいしく頂きました。

夫とは、今までの生活を振り返ったり、
これからの子ども達のこと、
お互いの子ども時代のこと、
お互いの仕事のことなどを、じっくりと話せるいい機会になりました。

このところ、私が忙しく飛び回っていたのもあって、
ありがたく感謝している反面、どこか申し訳ないと思っていたのも事実です。
最初に「このところ、すごく助けてもらってありがとうね」というと、
夫からは「何が?」の返事。
そのニュアンスから、別にいいよ。受け止めているよ。という気持ちが伝わってきて、
本当にありがたく思うと同時に、自分がどこかで申し訳なく思っているという気持ちもちゃんと伝えました。
そのうえで夫は「あなたの今の仕事はどんな感じなの?」と聞いてくれ、
私は現状と、これからどういった方向に進みたいのか、
自分がどうありたいのかをきちんと話すことができました。
やってみたいことがあるけれど、それには今の生活自体を大きく変える必要もでてくるし、
家族に負担をかけるのが気がかりであることも伝えてみると、
「毎週はさすがに困るけど、月に1回くらいならかまわないよ」といってもらえたり、
「その分野なら、親戚の○○お姉ちゃんやその旦那さんが詳しいし専門だから聞いてみれば?」
と思わぬ提案をしてくれたりしました。

そして、夫自身もこれからもっと子ども達を外に連れ出して、
一緒に過ごす時間を取りたいと思っていることなどを話してくれ、
今年は海に行きたいとか、今週末は早速山に登りに行こうとか、
楽しい計画がたくさんでてきました。

お会計の時に、おかみさんに
「近所の方にお勧めしていただいて、今日は子ども達がいないので、
ようやく来ることができました」というと、
折角だからと、端数をおまけしていただきました(笑)
そして、今日は17時から団体さんが入っていたので、
もうそろそろ閉めるわ~とおっしゃっていて、
流行っているお店だということもわかりました(爆)
店内には野球選手のユニフォームやバット、
色紙や写真も飾ってあって、近所の某私立病院の院長なども常連さんらしく、
実はかなり穴場なようです。



飾っているものの中にはこんなものもありましたよ!
WBCで使われた公式ボールです。
ちゃんと2009と入っています。
金杯の上にのっていました(笑)

その他、子ども達のことや最近の経済のことなど、
レジの前で長々とお話をして、
夫婦の会話とも違うまた楽しい時間を過ごしました。

家に帰ると、ふたりして
「静かだね~」とため息をつきましたが、
きっと実家のほうは嵐のようになっていることでしょう。

これから、たまにはこんな夜が訪れることになるのでしょうか。
とっても有意義な時間を過ごすことができました。

アーモンド祭り&初めてのお泊り

2009年03月20日 | はるの成長日記

梅の花が咲いたら次は桜の季節、となるのかもしれませんが、
私の街では、毎年恒例でアーモンドの花見があります。



アーモンドの花って、桜よりもピンクが濃くって可愛いんですよ

毎年この時期になると、地域で「アーモンド祭り」というイベントがあって、
連休初日の今日、とてもいいお天気に恵まれたので、
風とふたりで出かけてきました

会場に向かう道すがら、もうすでに苺の大きい箱を下げた方や
お野菜を買いこんでいる人をたくさんみかけました。
お野菜や果物の出店があって、それが目当ての人も多いようです。

となると、どうしても欲しくなってしまうではありませんか

会場につくなり、いつもだったら手が出ない
「あまおう」(あかい、まるい、おおきい、うまいの頭文字を取って命名された苺)のDX、
最高級品を破格でゲットしました

風と手をつないで
「今日は風とデートみたいだねぇ~」というと、
「こういうのをデートっていうの?」と風。
可愛いなぁ。

運河ではカヌーの試乗をやっていて、
以前から乗ってみたかった私は、風を誘ってみましたが、
「いやや、怖いもん。お水に落ちたら泳げないもん」と却下されました。
「デートはボートに乗らなあかんねんで」といっても、
「ママは乗りたいの」といっても、
「ぼくは乗りたくない」と受け入れてもらえませんでした。
来年までにはより一層たくましく成長してくれるのを期待してます(笑)

本当にこの日は暖かくて、
風とゆったりと歩くのも久しぶりで、
なんともいえない心地よさでした。

そして、もうひとつのお目当てを発見



このブログにもリンクを貼らせていただいている、
まままやさんのタロットコーナーです。
以前にも占ってもらったことのある私は、
その信用性から300円は安すぎる
その10倍以上の価値があるといったのですが、
地域のお祭りの中での出店、
小学生のお子さんがおこづかいを握りしめてくるかもしれないからとこの価格設定にして、
普段使用しているタロットカードだと、絵柄で怖がらせてしまうかもしれないからと、
有名占い師の方が監修した、内容は他のタロットカードと同じように忠実で信用性があるけれど、
絵柄がキキララというようなカードを用意されているあたり、
まままやさんのお人柄が感じられました。

さて、肝心の占いですが、やはり私は自分の望む方向に進めているようです。

そして、今勉強中だからとおまけでしてくださった、和みセラピー。
これがとってもよかったです。



この日は本当にお天気がよくって、
暖かい春の日差しの中でキラキラと輝くボトルを見ているだけで、
本当に幸せな気持ちになってきて。

最初ボトルの意味を聞いたときにはピンとこなかったものも、
言葉を言い換えていただいたり、他の意味を伝えてもらうと、
笑っちゃうくらいドンピシャだったり(笑)
これもタロットの内容とリンクして、未来は明るい光が差している感じなのですが、
では現在からその未来へ行くために、
足りないものというか助けてくれるものを表すボトルを選ぶときに、
かなり迷ってしまって。
足りないものが多すぎ?なんて笑ってしまったのですが、
どれもボトルがきれいで見とれてしまったのです。
ほんと、それだけでも癒されました

そうして、悩みに悩んで選んだボトルが、もうドンピシャ
それは、私自身も足りないと感じていて、
この連休やまさにこの日をそれを埋め合わせるために使おうと計画していたものでした。
まぁいってみれば、母として妻として女性としての役割というのでしょうか。
だから、こうして久しぶりにゆったり風と過ごしていることに、
とても幸せを感じるのも、明日や明後日に計画している予定も、
すべてこの方向で間違いがなく、
自分に必要なものをきちんと察知して引き寄せていけているんだという確信を得ました。


お祭りから帰った後は、家族揃って夫の実家へ向かいました。
もうそろそろ1年になるのですが、
去年義父が他界してから、義母はずっと体調が悪く、
子ども達がお邪魔しようとしても疲れるからと断られることが多かったのです。
だけど、この日は前日が義父の誕生日でもあり、お彼岸でもあることから
「ちょっとだけお邪魔させてください」というと快く受け入れてくださいました。

そして、その後は私の実家に向かいます。
この日は子ども達が初めてお泊りする日でもあったのです。
正直いって、今まで自分の親に子ども達を預ける勇気がありませんでした(笑)
だけど、堀口さんのセミナーに行って、
ふと親に電話をしたくなり、その話の流れで
「子ども達も大きくなったから、そのうちお泊りとかもいけるかもね」といったら、
翌週すぐ「いつくるの?今週末?」と電話がかかってきて(笑)
予定が詰まっていたので、この日なら・・・と今日の日程が決まったのです。
ほんとトントン拍子。

何より、花と風が
「じぃじとばぁばのおうちにお泊りしたい」といったこと。

「じぃじとばぁばのおうちは、うちみたいに新しくないよ。」
「ご飯だって、じぃじとばぁばが出してくれたものを文句いわないで
ありがたくいただくのよ。」
(我が家ではみたことがないものが食卓に出される可能性も大?!)
「じぃじとばぁばのところには、子どもが遊ぶようなおもちゃはないよ。」
など数々のことを言い聞かせましたが、
子ども達にあるのは、期待感だけ。

花は「じぃじが『もったいないばあさん』のカルタしたいっていってたから!」と
しっかりとリュックの中にカルタを入れていました。
言っていたのは一昨年の冬のことだったのに、
それを覚えていたことにびっくりしました。

何はともあれ、子どもを信じることですよね。
これでまたたくましくなって帰ってきてくれるでしょう。


キッザニア☆攻略法?!

2009年03月20日 | はるの子育てコーチング日記
長々とお付き合いありがとうございました(笑)

今回のキッザニア体験を最後にまとめておきますね。

今回は第2部の入場だったので、時間的には16時から21時の5時間でした。

花(6歳)
病院(新生児室)ペットショップ歯科医院ファッションデザイナー(夕食)ベーカリー銀行 というルートでお仕事4つ、お買いもの1つ。

風(4歳)
電車警備センター消防署(夕食)ソフトクリーム銀行ガソリンスタンド というルートでお仕事4つ、お買いもの1つ。

こうしてみると、食事の時間をのぞいても、
1つのアクティビティ(お仕事)で1時間弱(45分くらい?)かかっているということでしょうか。

実際には風の場合だと、
一番最初にいった飛行機で取材が入っているからと断られ、
閉館間際には、4件くらいはしごしてようやく参加できるアクティビティをみつけました。
その間、館内をうろうろぐるぐる。
結構なロスタイムがありました。
実際にはお仕事をしている時間よりも、
待ち時間の方が長い感じでしょうか。

食べ物系のアクティビティは人気でしたが、
作った商品をいただくことができるのですが、
それはキッザニアの中で食べてしまわないといけないので、
食べている時間はロスタイム(笑)になります。

ちなみに、ベーカリー(ドンク)ではメロンパンを作ったそう。
ピザーラではもちろんピザ。
ボトリング工場ではコカコーラ。
冷凍食品の工場?では焼きおにぎりがもらえるという話でした。

人気のアクティビティではもちろん並ばなければいけませんが、
人気のないアクティビティでも、
これまたある程度の人数が集まるまで待たなければいけないので、
う~ん、どちらを狙ったほうが効率よく回れるのでしょうか

今回、比較的小さいお子さんばかりだったせいか、
声優さんのお仕事をしてくれる人を探しに、
スーパーバイザーの方がスカウトに回っておられました(笑)
これは、ある程度の年齢のお子さんじゃないと難しいかな?

一番の攻略法は、子どものやる気を引き出すことだと思います。
我が家でも、行く前からキッザニアについて説明をして、
子どもたちがちゃんとイメージできるようにはしていたのですが、
それでもいざとなると、「いや~、やらない~」のオンパレードでしたから
一度やる気になってくれれば、しめたものなのですが、
アクティビティの名前とパンフレットの記載が違ったり、
子どもたちにお仕事の内容がイメージしにくかったりする面がありました。

例えば、
オートバックスだと”カーライフサポートセンター”
コカコーラだと”ボトリング工場”とパンフレットには書いてあります。
またパンフレットに”街時計”と書いてあっても、
どんなお仕事をするのか、大人にだってわかりません(笑)

いかに子どもたちにわかりやすく伝えてあげるかというのも鍵だと思います。
まさしくコーチングスキル使いまくりでした(笑)

「あなたは何がしたいの?」
「どんなことが好きなの?」
「なにを目標や目的にする?」
そんな質問が多いに役立ちました。

花の場合は、
日頃から赤ちゃんと関わることやお世話が好きなこと、
動物好きで将来の夢はペットショップの店員さんであること、
おしゃれ好きなこと、
お料理が好きなことが見事にマッチングされていました。
歯科医院だけがいまいちわからないのですが、
これはその時一緒にいた夫とのやりとりに鍵があるのかもしれません。
どれもすべて花自身の興味のあることであり、人と関わることが多いように思いました。

一方、風の場合は、
警備センター以外は見事に乗り物系&ユニフォーム系ですね(笑)
カッコイイというのが風の選択基準のように思いました。
特に警備センターのお仕事と消防士のお仕事が印象的だったようで、
仕事の誇りのようなものまで感じとってくれたようでした。

他のお友達が選んだお仕事をみてみても、
本当にバリエーションがあって、
それぞれの個性がよく出ていると感じました。

我が家は共働きなのもあり、
今までにも、お仕事することと収入を得ることについての話は、
日頃から家庭で話題にしてきましたが、
今回、実際に自分で働いて報酬を得るということを体験して、
身をもって働くというのは社会の一員であるということと、
働いて報酬を得ることの大変さ、
お金の大切さと学んでくれたように思います。

日本の学校では、お金に関することは教えてくれません。
だからこそ、キッザニアのような施設はとても必要だと思います。

キッザニアに行った翌日も、
子ども達は自分たちのお財布をしっかり首から下げていました。

自分で働いて報酬を得たという自信と、
お金=大切にしないといけないという感覚がしっかり身についたようです。

次の予約もしっかりと取っていますが、
子ども達もとても楽しみにしていて、
「次はこのお仕事がしたい」と今からしっかりと計画を練ってします。



キッザニア☆プレオープンレポ7(ガソリンスタンド編)

2009年03月20日 | はるの子育てコーチング日記
閉館時間が近づいてくると、周りの雰囲気もなんだか殺気だってきました(笑)

アクティビティの体験時間も決まっているので、
実質閉館時間の30分前ぐらいがタイムリミットなのですが、
その時点で待っている人数が多ければ並んでも打ち切られてしまいますし、
みんなひとつでも多く体験したい気持ちは一緒なので、小走りで移動(笑)

そんな中、風は自動車に乗りたいと言い出しました。
確かにレンタカーを借りるキッゾはあるのですが、
キッザニアで運転するにはきちんと運転免許試験場で試験を受けて合格し、
運転免許証を取得してからでないと、車に乗れないのです。
閉館時間が迫っているため、運転免許試験場はクローズしていましたし、
何より身長が足りません。
それを風に説明しても、
「車に乗りたい」の一点張り。
とうとう、
「いくらお金があってもね、お兄ちゃんにならないとできないこともあるの」
と納得させました。(納得したんだろうか・・・)

結局ぐだぐだになりながら、最後に体験したのがガソリンスタンド。
きちんと帽子を取って「いらっしゃいませ~」と挨拶をして、
「オーライ、オーライ」と車を誘導します。
そして、「ハイオクですか?レギュラーですか?」と聞いて、
ガソリンを入れる人、フロントガラスを拭く人などに分かれて作業していました。



その間、花はベーカリーでメロンパンを作っていたようです。



それが終わる頃には、閉館時間が近づいてパレードが始まりました。

退場ゲートの前にお土産屋さんがあるのですが、ここが曲者(笑)
風も欲しいものを見つけたようで、
「自分のお仕事したお金で買う
というのですが、ここは本物のお金(円)しか使えないのです。
できることなら、自分の稼いだお金で買ってほしい・・・(苦笑)

散々ぐだぐだいった割には、2人ともとっても楽しかったようで、
口を揃えてまた来たいといっていました。

第2部のほうだったので、夜9時まで大丈夫と思っていたのですが、
楽しさで時間をすっかり忘れていたようです。

もちろん帰りの車の中では爆睡でしたが。

きっと子ども達にとっても、いろんなことを学んだ一日になったことでしょう。

キッザニア☆プレオープンレポ6(夕食&ソフトクリームショップ編)

2009年03月20日 | はるの子育てコーチング日記
さて、消防士のお仕事を終えたあとは、
歯科医院とファッションデザイナーのお仕事を終えた花&パパチームと合流して、
夕食タイムにすることにしました。
夫は花相手だとある程度目がはなせるため、
花がお仕事している間に、
コーヒーを飲んだり、あちらこちら見て回っていたようです。



歯科医院での様子。
本格的ですね~。
何か器具を使って、自分のお口の中をみる体験もしたそうです。




こちらは花がコーディネートしたお洋服。
こんな風に写真に撮ってプレゼントしてくれました。

ようやく家族全員揃ったのに、
花は労働の喜びに目覚めたのか
「私、たくさんお仕事して100キッゾ貯めるのそれが私の目標
と宣言して、次のお仕事に行ってしまいました(笑)
私と風はピザが売切れだったためドンクさんのパンで夕食にしたのですが、
大きなパンふたつは食べ切れずお持ち帰りしました。
風みたいに小さい子は、食べ残しても持ち帰れるメニューして大正解でした。
とはいうものの、デザートはもちろん別腹で、風は自分で稼いだキッゾで初めてのお買い物です。
それはソフトクリーム。

ここではお買い物するだけかと思いきや、
自分でソフトクリームを作らせて貰えるお仕事形式で25分待ち。
いつもだったら待てない待ち時間もここでは待てるようです(笑)

出来上がったソフトクリームはちょっと不格好だったけど、
子ども達はみんな誇らし気でした。

「ママ、風くんが作ったソフトクリームだよ。美味しいでしょう?」
とお味見させてくれました。

そのあとは銀行へ行って、
ひとまず今まで風が稼いだお金を預けることにしました。
本当の銀行のように列にポールというかテープが張っていたのですが、
一緒に並ぼうとしたら、「保護者の方は外でお待ちください」といわれてしまいました(笑)
そこで心配ながら、外で待っていました。



なんとか無事カードが作れた模様ですが、でてきた風が一言、
「お金返してくれんかった
(爆
窓口の人にお金をとられてしまうような気がするのか、
他のお子さんもごねたり、またATMで引き出したりしている姿も見受けられました。
風には、お金はとられたんじゃなくって、
このカードにきちんと記録されていて、
必要になったら取り出せることを説明しましたが、
どの程度理解できたでしょうか。

さて、そろそろ閉館の時間が迫ってきました。

次は何にいたしましょうか・・・。

キッザニア☆プレオープンレポ5(消防士編)

2009年03月20日 | はるの子育てコーチング日記
さぁこれで他のお仕事にやる気になってくれるかと期待したものの、
興味のあるものを見つけられずただ街をぐるぐるする私と風。

本当は稼いだお金でお買い物がしたかったようなのですが、
ショッピングモールは大人は入れず、
風もひとりでできることは限られるので、
ひとりでお店に入っていくには至りませんでした。

今思えば、チャレンジさせてみてもよかったな~。

さてさて、そうこうしているうちに、
またまた風の目がキラリンと光る瞬間がありました。

街で火事が発生して、消防車が出動してきたのです。



燃え盛る炎に水をかけ、懸命に消火活動をする姿に風は釘付け。

「ねぇねぇ、ママみてみて~、すごいよ~」と大興奮

「次は消防士がいいの?じゃあ、あっちだから早く行こう
(今のうちに行って並べば次の回に入れるだろう・・・)
という私の声は聞こえないかのように、ひたすら消火活動に見入っている風。
ようやく消火できて、消防車が帰っていく頃になってようやく我に返りました。
その後は、道を歩いていても
「ママ、そっちを通ったら消防車の邪魔になるよ
とすっかり気分は消防士の様子。

さてようやく消防士のアクティビティに辿りついたものの、
次の回にははいれず、45分待ち。
どうしようかと思ったら、「待つ」との意思表示。
本人がそういうのだからと、一緒に待つことにしました。

消防士のアクティビティでは待ち時間も飽きないように工夫されていて、
待ち時間を使って、いろんな訓練をしてくれました。
なぜか号令は全部英語みたい。
英語での数の数え方や、ボールペンの渡し方、受け取り方を英語で練習していました。
そして、ちょっと並んでいたベンチからふらふらする子がいると、
「消防士はふらふらしてはいけませんちゃんと座って待っていてください」と厳しく指導(笑)

いよいよもう少しで入場というときには、注意事項が言い渡されていました。
「消防士は人の命を預かる大切な仕事です。
だから、お仕事の間はおしゃべりやおふざけはなしです。
途中、みんなのかっこいい姿を写真に撮ってくれる人がいるかもしれません。
だけど、消防士はピースをしたり手を振ったりはしません。
わかりましたね。では、中で隊長がお待ちです。」
子どもたちはもう真剣です

中に入ってからは、準備運動や号令、隊列の作り方などの訓練を受けていたようです。
さてここで、いい加減疲れてきた私は、
ちょうど消防署のお向かいの病院で友達のお子さんがお勤めだったので、
その間にふたりで大人専用ラウンジでお茶することに

プレオープンの間だけ、無料でドリンクが飲めるそうでラッキーでした

といっても、ゆっくりできたのは少しだけ。
消防車のサイレンが聞こえたら、飛び出していきましたわ、私(笑)



見よこの雄姿

ついつい親が写真を撮るために近付きすぎてしまうと、
スーパーバイザーの方や子ども達に、
「危ないので下がってください」と注意されていました。

風も真剣な表情で、カメラを向けてもニコリともしませんでした。

お仕事の大切さ、ちゃんと理解しているようです。



キッザニア☆プレオープンレポ4(警備センター編)

2009年03月20日 | はるの子育てコーチング日記
さて、花は念願のペットショップに向かいましたが、
このショッピングモールには大人は入れません。
何をしているのかわからないまま、入口のところで待っていると、
電車のお仕事を終えた風と夫に合流。

今度は、風と私のペアで行動することになりました。

街を歩きながら、こんなお仕事はどう?といろいろ提案してみましたが、
なかなか風はその気になってくれません(苦笑)

するとそこへ、黒いユニフォームを着たかっこいいお兄さんたちが通りかかって、
いきなり風の目がキラリン
「あのお仕事したい
急いでパンフレットで探す母
あなた、そこはさっき「ここはどう?」っていったら、
「いや~、しない~」って言ってたとこじゃないの

何にしてもやる気があるうちが華なので、急いで向かったところは警備センター。
番号札を貰って待っている間に、お友達親子に遭遇
一緒に参加することになりました

風はかっこいい制服と警棒が嬉しくて仕方がない様子。
だけど、はしゃいだりせずしっかりとお話を聞いています。
普段じゃありえない姿です(笑)
外から覗いていると、暴漢が表れた時の訓練なども真剣にやっています。
このアクティビティでは年齢に応じたお仕事をさせてもらえるようです。
一番のリーダーは先頭を歩いて無線機と地図を持っています。
一人置いてサブリーダーが大切な金庫を抱えています。
そして、その前後をガードする係。
風は一番小さかったので、一番後ろをついていき・・・いえ、ガードしていきます。



緊張感みなぎる後ろ姿
金庫にはしっかり本物の南京錠がつけられていました。

街中を歩いて着いたところは理容店。
どうやらこの店の売上金回収が任務のようです。
スーパーバイザーの人が、きちんと対応してくれます。
リーダーとサブリーダーがお店の中で作業している間、
他の2人は店舗の外で見張りです。
う~ん、本格的。
お店でお金を受け取って、ますます緊張しながら、警備センターに戻ってきました。
警備センターでは、回収したお金を金庫から出して、
奥の大きい金庫に閉まった模様。
奥にお金を入れた後には、頑丈そうな鉄格子の扉が閉められました。
その後もなにやらお仕事は続いていると思ったら、

こんなリアルな入金伝票を記入していたみたいです

ここでも8キッゾをお給料としていただきました。

風はお仕事中はふざけることもなく真剣にお仕事していました。
我が息子ながら、かっこいいぞ

キッザニア☆プレオープンレポ3(病院・新生児室編)

2009年03月20日 | はるの子育てコーチング日記
さて花のお仕事選びですが、
保育園でも赤ちゃんクラスのお手伝いが大好きな花に、
病院での赤ちゃんのお世話を提案してみました。
これは見事にヒットしたようで、「やりたい」と俄然やる気になりました

病院のお仕事といっても手術室や救命救急など4種類のお仕事があり、
赤ちゃんのお世話は新生児室のお仕事。
決められた人数が集まるまでの待ち時間も、緊張した顔をしながら待っていました。
キッザニアでは子どもを子どもとして扱うのではなく、
「お仕事する人」として扱ってくれ、子ども達にも丁寧語で接してくれます。
その姿勢に感心しました。
スーパーバイザーの方が
「お仕事をお探しですか?赤ちゃんのお世話をするお仕事はいかがですか?」
と、スカウト(笑)に励んでくれていましたが、
「いや~」「しない~」という返事が多く、
どこの親御さんも、まずは子どものやる気を引き出すのに苦労されているのが伺えました。

そうこうしているうちに、ようやく人数が集まりお仕事開始
まずは、ユニフォームに着替えます。
これも子どもたちに合わせていろんなサイズが用意してありました。
といっても、ここからは親は中に入れないので、外から覗いていました

ユニフォームに着替えたら、まずは手洗いから。
おぉ、本格的

神妙な面持ちで説明を聞いた後は、早速お仕事に取り掛かります。



恐る恐る赤ちゃんの服を脱がします。
あとで花に教えてもらったところ、この赤ちゃんの名前は「はるちゃん」(笑)
ちゃんと赤ちゃんのベッドのところにはネームプレートがあったらしく、
「ママと同じ名前だったから、『はるちゃん』にしたの」のだとか。
ちなみにはるちゃんはもちろん女の子でしたが、
隣のベッドの赤ちゃんは男の子。
服を脱がせるとちゃんとおちんちんがついていました
体つきもふにゃふにゃしていて、まさしく新生児という感じだったのですが、
重さも実際の赤ちゃんの重さを再現しているようで、
「赤ちゃん、重かったの・・・」といっていました。
それが命の重さだよ



服を脱がした後は、ベビーマッサージ。
これも本格的です。

そのあとは、いよいよ沐浴へ。
なんだか花が生まれたときもこうやって沐浴させたよな~と思いだして、
なんだか懐かしく思い出したりして・・・。

きちんと首を支えて、首のくびれのところも優しく洗っていました。
そうそう、そこの部分がよく汗が溜まってただれたりするのよ・・・
もう、ほんとに、なんだか、しんみり(笑)



ちょうどTV局の取材も入っていました。
関西ローカル「ちちんぷいぷい」のエンディングで生放送で流れたようです。
もしかしたら、花も映っていたかも。

沐浴が終わったら、バスタオルに包んで優しく体を拭いて、
お洋服を着させて、お仕事はおしまい。

お仕事をした証のカードと、お給料 8キッゾをいただきました。

仕事を終えた花の顔は、なんだか少し大人になったように思えました

さて、初めて自分で働いてお金(キッゾ)を手に入れた花。
「次はどこにいく?」と聞くと、
「ペットショップ」と即答。
念願のペットショップへ行くこととなりました。

続く・・・。


キッザニア☆プレオープンレポ2

2009年03月20日 | はるの子育てコーチング日記
さて、入場してすぐに花と風の興味の持つものが違うことから、
2班に分かれて行動することにしました。

といっても、子どもたちに「何のお仕事がしたい?」と聴いても、
「いや~、恥ずかしい~」とか「したくない~」とかいう返事ばかり
親、焦ります
まずは、子どもの気分ののせるのが大変

やっと「飛行機に乗りたい」といってくれて、
私は風と一緒にパイロットのアクティビティを目指しました。
ですがここでは本日はテレビの取材が入っていて、17時からになりますと断られることに。
「じゃあ、消防士は?」といっても、「いや!やらない!」という返事
ようやく「電車に乗りたい」といってくれたので、
阪神電車のパビリオンを目指します。
が、この時点でまだ16時になっていなかったので、
整理番号をもらって待つことになりました。
ひとまず、ほっ・・・。

16時になったらスーパーバイザー(スタッフ)の皆さんが、揃って踊りだしました

さぁ、ようやくスタートと思ったら、
衣装を着る段階になって、風は急に不安になったのか
「ママと一緒がいいの~、もうここから出たい~、やりたくない~~~」
とごねはじめました
いやいや、そういわず頑張ってよ~~~となんとかなだめて再度送り込んだところで、
夫からHELPの電話
「もう花がぐだぐだや~
夫と花は、花の将来の夢でもあるペットショップを一番に目指したのですが、
そこはお仕事をできるところではなくて、
働いたお金でお買い物ができるところだったのです。
しかも、その商店街ゾーンは大人が立ち入ることができないため、
夫もよく状況がわからず、何にしても花のテンションはダダさがり
「ともかく何かお仕事をしないと、お買い物もできないねん
と仕事を探しに行くことに。
(これは後になって誤解であることが判明。入場の時に50ズッソはもらえるので、
それで入場してすぐに買物することも可能だったようです)
ところが、目指して行ってみたところも準備中でお仕事できなかったりで、
ますます花のテンションは下がる一方・・・。
それでどうしようもなくって、HELPの電話がかかってきたようです(苦笑)

そこでひとまず、阪神電車のところまできてもらって、
夫とバトンタッチ
花をなだめながら、今度は私と花のペアで動くことにしました。

すっかりしょぼくれてしまった花、
彼女はどんなお仕事を選ぶのでしょうか

続く・・・(笑)

キッザニア☆プレオープンレポ1

2009年03月20日 | はるの子育てコーチング日記
もう昨日のことになりましたが、
キッザニア甲子園のプレオープンに行ってまいりました。
東京にキッザニアがオープンしたときから注目していたので、
関西にできると知ってとっても嬉しく思っていました

キッザニアに勤める友達からのご招待だったのですが、
最初お話を頂いたときには、平日ということもあり無理かと思いました。
私ひとりで、子どもたちを連れていけるかというのもあって。
そこで夫に相談してみたところ、なんと半休を取ってくれることに
どれだけ、親の方が気合入ってるねんという感じでしたが、
結果これが大正解

ある程度、子ども一人で行動できる小学生に
連絡がとれるように携帯でももたせておくならともかく、
我が家のように、それぞれ親の付き添いが必要で、
尚且つ男の子と女の子という組み合わせでは、興味を持つものが違い、
大人ひとりで子どもふたりを連れて回るというのは、絶対無理でした。
付き合ってくれた夫に感謝
いやいや、夫もそれなりに楽しんでいたかな(笑)

さてさて、お楽しみのレポをしていきますね
16時オープンということで少し早めに向かい、
周辺の店舗で買い物でもするつもりで出かけましたが、
何でもかんでも行き当たりばったり、
風の向くまま気の向くまま~という私と違い、
夫はきっちりかっちり段取り魔。
まずは、場所の確認に行こうといわれました。
え~、時間になったらチケットカウンターに行けばいいんじゃないの~という
私の考えとはうらはらに、辿りついてみれば長蛇の列
夫よ、ごめんあなたが正しかった
ということで、即行並びました。

チケットセンターの手前でこんなのをつけてくれました。

大人が黒で子どもは黄色です。
これで入場時にグループ登録し、入退場の管理をするようです。

チケットカウンターやスタッフの方は、ANA仕様。

入場チケットもこのとおりANA仕様で、
「飛行機に乗るときは、こういう切符なんだよ」と早速社会勉強
1時間近く待つかと思ったのですが、結局16時より早く開場してくれました。



入場ゲートのところには、大きい飛行機の一部(笑)が見えていて、
もうそれだけで、風は大興奮
ん?でも風の興味の元は、飛行機の車輪のところにライトが付いているという発見でした。
そっか、飛行機自体はおもちゃでもよく見かけるし、
実物も見に行ったことがあるけど、
車輪のところにライトがついているなんてことは、
本当に実物を近くでみないとわかりませんもんね。

そして、本当に飛行機搭乗のようなゲートをくぐって、いざ夢と現実の世界へ(笑)