「にらですよ、ちょいごぶさたでした!」
早いもので、もう12月も半ばにさしかかりました。
今年もあと20日あまり・・・そう思うと、なんとなく、気持ちがだけ焦ってくるものですね。
ただでさえせわしない年の暮れなのに、ここにきて実家の父に新たな病変がみつかり、このところ連日の病院行脚の付き添いで忙しく暮らしています。
病院というところは、年末も何も関係なく、具合の悪そうな人でいっぱいです。
まいったな~と思うこと、多い日々ですが、面白い出来事もありました。
父が以前からかかっている地域の中核病院でのこと、私の小学校時代の担任の先生に会ったのです。お~、師走!
待合室で、感じのよく似たヒトがいるなぁ~と思って観察していたのですが、他の患者さんの多いところで声をかけるのもはばかられ、また正直、人違いだったら恥ずかしいしというオトメごころからしらんぷりしていました。
しばらくして、お隣の診察室から「Oさ~ん、T・Oさ~ん、お入り下さい」という呼び出しが!
もちろん、その名前で恩師だとわかり、件の女性が入っていきました。
『やっぱね~、私の記憶力も、まんざらじゃないわね~』とひとりごちていたら、すぐにこちらも呼ばれてしまい、その時はそのまますれちがい。
診察や検査が済んで、会計の時に、またまた先生を見かけたので、思い切って声をかけました。
とはいえ、相手は先生稼業を全うした人、教え子は数知れず・・・
私は地味な存在の生徒だったし、卒業以来同窓会にも行ってない人間だからまずは名乗らねばいけないと、
『O先生ではありませんか? K小学校6年2組のずんです! ◇◇ちゃんや△△君と一緒でした』と、特徴のある同級生の名を並べて告げると、先生は破顔一笑、『ま~、ずんさん、懐かしい~、すぐにわかったわ!』とこたえてくださいました。
内心、『嘘つけ~!』とは思いましたが、私もオトナですから『先生こそ、お元気そうでなによりです!』と、無沙汰の侘びを言い、感動の再会を果たしたのでした。
ま、実のところ、先生が病院から一駅のところにお住まいなのも知っていたので
年齢的にも(84歳!)病院に通っていても不思議はないのですが、でも、父がこの病院にかかるのは、この日が最後で、翌日から病院を替わったので、やはりここでばったり会えたのはとても嬉しい偶然でした。
恥ずかしかったけど、声をかけてみて、会計を待つつかの間、いろいろ話せて良かったと、素直に思いました。
天邪鬼な私ですが、こんな出来事を喜べるだけ、オトナになったなぁ~と、そんなところでも感動したりして・・・忙しい中、ほっこりできた瞬間でしたよ。
そんなわけで、金曜日には、父を連れて、東大病院へ・・・
一応、日本の病院の最高峰ですから、どんなかなぁ~と楽しみに(!)していきましたが、広くて中が複雑な迷路のようで・・・老人一人では行けないところだと思いました。
しばらくはこちらにお世話になるので、じきに慣れるでしょうけれど!
3,763分の1がうちの父です。
この数字が多いのか少ないのかよくわからないけど・・・これだけ混んでるんだから、待たされても文句を言うな!という無言の圧力を感じました。
待合室に、シルバーシートがありました。
父の予約は朝一だったのでまだガラガラでしたが、帰る頃にはほぼ満席でしたので、優先席も有効か?
ちなみに、シルバーシートだけ空席でしたよ。
ところで、父の病状は、東大病院へ回されるほど深刻な状態なのか!?と思われそうですが、実際、手術を避けられないのは確かなようで、持病と年齢的なものから、なるべく大きな病院へ移ったほうが安心ということと、家から近いところ(ここがポイント)ということで東大病院を紹介された次第です。
ご心配には及びません、大丈夫です!
そんなわけで・・・まだ当分続きそうな病院通いでちょいと忙しくなってるので、にら屋がおろそかになり、お友達のサイトにも遊びに行けない日々ですが、
にらも私も元気にがんばってますのでご心配なく!
皆様も忙しい年末、お風邪など召しませぬように~!
「そんなわけで・・・ボクはおるすばんの日々になりそうです、Boo!」
そうなの、すべてのしわよせは、らーすけに・・・!
もうしばらくがんばっておくれ~!