「にらです、ありがとさんでした! さよならはしませんよ!」
前回の、にらのうちの子記念日をご祝福いただき、ありがとうございました!
7年前にらを迎えた当初は、ただただ初めてのワンコと格闘する日々で、たくさんのワン友さんに恵まれて楽しい日々を送っている現在の状態を想像すらできませんでした。
にらのお陰で、年々お友達が増えて、嬉しい限りです。
末永く、にらとずんをよろしくお願いします!
「ボクのおかげ・・・?」
そうですよ、らーちゃんがうちの子になってから、とても楽しい思いをさせてもらってるからね。
感謝、感謝ですよ。
もっとも、家でシッコするとか、シャンプーやブラッシングを喜ぶとか、そんな風に成長してくれてたら、もっとありがたかったんだけど!
「あら、ひどいいわれよう・・・」
まぁ、多くは望みません。
今のままのあなたで、じゅうぶんよ。
私達、ずっとずっと仲良くしましょうね。
「ごちそうしだいですね」
そうそう、23日の記念日のにら家のご馳走は、あんこう鍋でした!
飼い主の独断です。
久しぶりで、美味しゅうございました!
「あのね・・・主役のボクのごちそうは、おとうふだけでした・・・」
だって、仕方ないじゃない、味噌味だったんだもん!
水炊きとかしゃぶしゃぶとか、ポン酢で食べるお鍋だといろいろ食べさせてあげられるんだけど、味付きのお鍋は、生の野菜と豆腐くらいしかあげられないよね。 でも、それでもないよりマシじゃん!
「ずるい・・・じぶんたちばっか、乾杯までして・・・」
ずるくないでしょう、ずるいじゃないです!
ずるい。。。嫌な言葉です。
子供の頃、よく親に叱られたのが、この言葉でした。
「こどものころ・・・半世紀もまえのおはなしですね」
いえいえ、ほんの十年とちょっと前のお話よ、オホホ。
子供って、ひがみとかやっかみとかで、この言葉を発するでしょう。
私なんかも、よく使ってました。
たとえば『お兄ちゃんはずるい! ハンバーグ2個食べてる!』みたいな。
つまらないことでぐずると、カーッとなった父に『2度とその言葉を言うな!叩き出すぞ!』と叱られました。
下町おやじは、すぐカーッとなるのです。
「ボクなら、はんばーぐ4つはいけますよ!」
4つも食べたら、私が怒るぞ!
友達関係なんかでも。。。『Aちゃんは、成績も良くて、お母さんが美人で、ずるい!』とか、別にずるい訳じゃないんだけど、言葉が貧困だから、他の表現が出来ないんですよね。
「うちの場合、ヒンコンなのは、言葉だけじゃないんだ、これが!」
ホントお金がなくて辛い毎日だわ・・・って、黙ってればわからないんだから、そんなこと発表しないように!
叱られ続けた結果、長じて自分もこの『ずるい~』を聞くと、嫌な気持ちになるようになりました。
ずるい行為そのものが嫌いなのはもちろんなこと、通りすがりの子供などが、『○○ちゃん、ずるい!』とか言うのを聞くたびに『ずるいって言うな、ごるぁ~!』と心の中で叫んでます。
「そして、とばっちりはボクにくるのです・・・」
嘘つけ~
らーをいじめたりしないよ、人聞きの悪い。
ボキャブラリーが貧困といえば・・・
私のよく見る番組“大改造劇的ビフォーアフター”で、最後のお披露目のシーンになると依頼人の家族が『すごい!すごい!』を連発しますよね。
あれを聞くたびにトホホな気持ちになります。
他に語る言葉を持たないのか、君達は!
「あのぅ、ずんちゃんは、カタルコトバをもってるんですか?」
私はいいのよ、番組には出ないから!
リフォームにかけるお金もないしね。
「それって・・・ずるい・・・!」
ずるくないでしょう~
ずるいって言わないの!
まぁ、他人のことをとやかく言うつもりもありませんが、最近テレビを見てると、タレントさんやアナウンサーの言葉遣いに文句をばっか言ってしまい、疲れます。
もっと正しく美しい言葉を使ってほしいなぁ。
容姿が良くても、魅力が半減しますよね。
「ボクはうつくしいですよ! ことばも、こころも、からだも!」
ちょっとでかいけどね(笑)
そうです、美しい言葉を使えば、おのずから身も心も美しくなるのです!
たとえ貧乏な暮らしをしていてもね、志を高くもって美しく生きれば、輝きが増すのです。
そう、心が美しくなれば、たとえお豆腐だって、とらふぐのように感じるものなのです!
「ぜんぜんちがうでしょ。。。インチキ。。。ずるい!」
こらぁ~ずるいって言うな!