
「にらですよ、すがすがしい朝でっす!」
こらこら、そんなご挨拶いけません!
今朝の東京地方はしっかり雨だったでしょ。
この写真が今日のものじゃないって、ばれちゃうでしょ。

「そんなん、いつものことでしょ!」
そうだけど。。。店長なんだから、ちょっとは気を使ってくださいね。

「ずんちゃんに使う気なんて、持ち合わせておりません」
私にじゃなくて、ゲストさんに、ですよ。

「ボクに嘘をつけってことですか!?」
嘘とは言ってませんよ、嘘とは。
ただ、なんとなく、状況に合わせようねってことです。
お金がないんだから気ぐらい使ってもいいんじゃない?

「ちょっと違う気がする~! ぜんぜん違う気がする~!」
いいのいいの、そんなものなの!
大人になるってのはね、そういうことなの!

「ボクは永遠の2歳児ですからね」
それはわんこの知能の話でしょ。
にらちゃんはそのほかに知恵も持ち合わせているんだから(そうなのか?)ちゃんと気働きしてもらわんと、いけませんよ。
人間の年に換算すると、もうけっこういい年なんだし。

「わんこはわんこです、7歳は7歳ですよ! 人間と一緒にしないでね」
だって犬の本とかに書いてあるもん。
7歳は立派な中年だもん。

「え~!? 中年ですか~? いや~ん!」
いや~んじゃありませんよ、いや~んじゃ!
現実は現実として受け入れなくちゃね。
うちは中年家族なんだから。
生き物はね、ノンストップで老いへの道を進んでるんですよ。
立ち止まることもできないし、後戻りもできないんだからね、ハァー。

「なんか。。。自分に言い聞かせてますね。さては。。。新しいシワでも見つけましたね!」
どきっ! す、するどい。。。!
立ち止まることもできないし、後戻りもできないんだからね、ハァー。

「なんか。。。自分に言い聞かせてますね。さては。。。新しいシワでも見つけましたね!」
どきっ! す、するどい。。。!