【榛名神社】
群馬県高崎市榛名山町849
御祭神
火の神「火産霊神」
土の神「埴山毘売神」
祭祀の歴史は古く約2000年前から鎮座する古神道の祭祀場
群馬県(上毛)の三山【赤城山・妙義山・榛名山】の一つ
榛名山山麓に鎮座する。
深い山間を縫うように奇岩群の中を抜けてゆく、
関東屈指のパワースポットと云われるだけあり、神社がなくても、元々パワースポットであったろうと言うほど圧倒的。
山深い荘厳さは、葛飾北斎も浮世絵に描いたほど。
参道だけで山の氣を浴びれる。参道は山門から本殿まで20分ほど歩いてく。
楼門
参道
あいにくと天気は良くなかったが、むしろその方が山の修行場らしい奇怪な雰囲気をかもし出していた。
途中、参道から横道にそれるとヒノカグツチ命が祭られている秋葉神社がある。本殿と同じく火の神様
瓶子(みすず)の滝
ニギハヤヒ命の御子、可美真手命父子が榛名山に神籬(木)を立てて天神地祇を祀ったのが始まりとされる、
2000年近い歴史があるパワースポット。
古神道は、社殿はなく神籬(木)や巨岩などを岩境(ストーンサークル)で囲い祭祀を行うものだったが、
紀元6世紀に榛名山が噴火し、6世紀後半に社殿が創建された。
丁度、仏教が伝来し蘇我氏と物部氏が廃仏親仏で闘っていた頃。まだ役行者も弘法大師もいない、密教も修験道もない時代だが、その後の山岳信仰の修行場としての影響も色濃く残っている。
10世紀頃(平安時代)には神仏習合が始まり、神社の仏教化が進んだが、榛名神社はより早く山中には9世紀ごろの僧坊の巌山遺跡がある。
江戸時代までは、榛名山巌殿寺と称していたが、明治の神仏分離により仏教色が廃され、元の榛名神社に復活した。
巨岩にへばりつくような社殿
東面道トンネル
岩座を祭り、神籬(木)を祭っていた、
日本古来の古神道の伝統も微かに感じるパワースポット。
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