千葉神社は、全国の妙見様の総本宮⛩️
千葉駅から徒歩10分。2階にも拝殿があるという日本初の重層社殿がある。
妙見様は千葉氏が氏神として、全国に妙見信仰を広めた。
千葉氏は日蓮への出資者(ドネーション)であった為、日蓮でも妙見菩薩を祀る。
妙見信仰は中国の道教の信仰で、天の中心にある北極星を崇める信仰だ。
(中国の道教の尊神たち)
中国では北極星を「北辰」と言う。
インド仏教の北斗七星「妙見菩薩」が中国に伝わると、その北斗七星の神と
中国で言う北極星=「北辰」と習合され
【北辰妙見】となった。
道教と仏教の混合神だ。
妙見様と呼ばれ全国で親しまれている。
【八方除け・厄除開運】
こちらも神社建築には例の無い『分霊社』・『尊星殿』
星王である妙見さまが掌握する
日・月・星の御力などがそれぞれ個別に頂けるようになっている。
心を込めて柱に触れることで、
氣を頂く。
十二支十干による方位ではなく、易の八卦による方位神が祭られている。
神道や仏教にはない方位の神さま。
巽(南東)、震(東)、艮(北東)、
震宮=東宮、艮宮=北東宮と言う様に、
神様と言うより方位そのものを祭っている。
🧭こちらにお参りする前に
自分の吉方位を調べてから来た方が良かったかもしれない🤔
開運と方位除けになる。
方位どり(祐気取り)をする時の、お水とり用の霊水。
風水ではその年の自分の吉方位に行きお水とりをする。
自分も稀に方位取りをするが、大概はその方位にある神社などの霊水を頂くが、なければ温泉に入ったりしてくる。
しかし
千葉神社の様に『お水とり』の用の霊水がある寺社は日本唯一かもしれない。
千葉神社は、千葉氏・三代目平忠常が千葉の⛩️香取神社の境内に『妙見様』を祭ったのが始まり。
一条天皇が香取神社の妙見様で眼病祈願をしたところ快癒し、
『北斗山金剛授寺』と言う寺号を贈られた。
その後、西暦1000年に伽藍が建立され開山される。
(?香取神社どこいった🙄)
元々、神社と道教のミックスが
道教と仏教のミックスになり
明治の神仏分離では、果たして寺なのか?神社なのか?
物議をかもしたが、お神輿の例祭があることから⛩️『千葉神社』
となった。
結局🙄香取神社は無くなった様だが、
(庇を貸して母屋を取られるの例えか🫠)
現在は香取神社ご祭神の経津主命が、妙見様の相神として祭られている。
橋を渡ると神道の神々が祭られている。
『摂社』
【千葉天神】
天神様=学問の神様「菅原道真公」も祭られご利益があるそうだ。
「北辰」=北斗七星は天の中心にある為、方位を司る神様であり
千葉神社では道教の中でも方位神が祭られていた。
神道では方位信仰は無いが、創造神である「天御中主」を同じ神様としている様だ。
他に類例が無い、不思議なミクスチャー系の空間でした😳
次回、妙見信仰について加筆したいと思います😌
お読み頂きありがとう御座いました。
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