出雲大社
御祭神 大国主大神
富士山と同じ北緯35度ラインに位置し、日本のレイラインとも云われる。
縁結びの神様として有名だが、3.11地震から一年が過ぎた頃で、
「御國を鎮め給え守り給え」との思いで御参りした。
8時頃に出雲大社に到着する。既にちらほらと参拝客がいる。
スーツで行けば運が良ければ解体工事前の中を見せて貰えることも…?
過去あったこともあったのかもしれないが、そんな気配は全くなかった。
しかし、やはり正装で参拝させて頂くべき聖域だと感じる。
失われた古代日本最大の建造物であり、古事記の国譲り神話によれば天孫降臨に遡る。
鳥居
平成25年に大遷宮があり、本殿は工事中で、拝殿を仮本殿としている為に仮の拝殿が設けられていた。
参道 毛利輝元の銅鳥居
摂社
意外に足を運ぶ人が少なく思えたが、
出雲大社から海岸線へ出るとひっそりと稲佐神社(稲羽の白兎の御由緒)がある。
880年の出雲地震より前のことかもしれないが、
出雲大社の先にある日御崎神社の沖には、水没したと神社と思われる海底遺跡があるらしい。
国引き神話(朝鮮半島の土地を島根半島に引寄せた) ~ 水没した遺跡や出雲地震などがあり、
過去には多くの地震や津波の影響もあったことだろう。
古代出雲においては、地震による津波を鎮める祭祀があったように思う。
そして現在も出雲には、地震空白地帯が存在するらしい。
私は人智を超えた強大なエネルギーを畏れ敬いただただ祈った。
大國主大神が有難く
「幸魂奇魂」を拝戴される由縁を象徴した「ムスビの御神像」。
ムスビの神となり、神性を養ったとされる。
私には、津波をたま鎮める像にもみえてしまった。
出雲大社は他の神社の様に2拍手はせず、4拍手で御祈りする。
「さきみたま くしみたま
まもりたまひ さきはへたまへ」
現代風に言えば、
「幸魂奇魂」とはハイヤーセルフ(高次の自己)
またはマスターのことだろうかと
私なりに理解させて頂いた。
神楽殿
「幸魂 奇魂(さきみたま くしみたま)
時に海を照して依り来る神あり
吾在るに由りての故に汝その國
造りの大業を建つるを得たり
吾は、汝が幸魂奇魂なり
大國主神これ吾が幸魂奇魂なりけりと知りぬ」
出雲大社
http://www.izumooyashiro.or.jp/
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