子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

決めました

2018-09-25 | 私と夫の妊活日記

体外受精を今はじめてしまうと補助金が申請できないという事実。現在クマ子は専業主婦なので、家計はなかなか厳しい状態。だから補助金の存在は大きくて・・・。あと2,3週間待って始めたら補助金は申請できる。

 

今始めるべきか、待つべきかー

 

結果としてクマ子は始めることを選択しました。正直お財布は大変厳しい・・・。だけど体外受精は1回につき1~2か月にわたり治療が続きます。今始めるとちょうど排卵日などを計算してちょうど良い時期。これを数週間先延ばしにすると排卵日を逃してしまうので、次の排卵日を待たなくてはいけない。

 

女性の体からは毎日卵は失われていっていますから、卵が少ないクマ子にとって2か月の差は大変大きいものです。1日でも早く体外受精をした方が取れる卵の数も多いはず。

 

そう思って補助金対象外で体外受精をすることに決めました!なんか不思議な気分・・・。昨年のちょうど今の時期なんて、まだ自然妊娠を待っていたのですから。来年の今の時期、妊娠して喜んでいるクマ子がいるのかな。それとも子供はなしという新しい人生の選択を楽しんでいるのかな。

 

どっちになるかわからないけど、今できることをしていこう。


補助金が使えない

2018-09-25 | 私と夫の妊活日記

不妊治療には段階があります。子供を希望する夫婦の場合、結婚して1年経っても子供が授からない時はまずタイミング法を病院で指導されます。これは精子と卵子が出会う排卵日を狙ってセックスをすることで妊娠確率をあげる方法です。


それがダメなら今度は女性側が薬を使って妊娠しやすい体にしていきます。これでもダメなら、次はご主人の精液から、優秀な精子を選抜し、このエリート精子軍を直接奥さんの子宮に注入します。 

 

人工授精でも奥さんの体の中で精子と卵子が出会わないなら最後、体の外で人工的に精子と卵子を出会わせて受精卵を作るー。つまり体外受精です。まさに言葉通りの治療。そしてクマ子が向き合う治療になるのですが・・。

 

最初、体外受精という治療がピンとこなくて、説明を聞いたものの、それでもまだよく分かっていませんでした。ただ治療段階がステップアップするごとに体には負担がかかる、と産婦人科で看護師をしている友人に聞いていたので、それは覚悟をしています。


さて、人工授精1回目、結果功を奏せず浅田レディースクリニックで再診です。

 「では前回説明したようにクマ子さんの場合治療を急ぐので体外受精に進んでもよろしいでしょうか?」

もちろんそのつもりです!!と答えようと思ったのですが、ここでちょっと思いとどまる自体が発生! 


ブログにも書いてきた通り浅田レディースクリニックさんはこの20186月にオープンしたばかり。 クマ子が体外受精の意思確認をされたのが8月28日。この時点でクリニックは国の不妊治療の指定医院に申請中で指定にはなっていなかったのです。


つまり、今、国の指定を受けない時点で体外受精の準備治療を始めると、自治体の不妊治療補助金は申請できず、全額丸々自己負担になるということ。準備段階の治療からスタートするとして、諸々こめて60万ほど。


うーん、、、、補助金を使えないのはイタイ。

「クリニックが国の指定病院に認定されるのはいつぐらいでしょうか?」そう聞くと、おそらく9月中だろうとのこと。1か月、いや数週間待ってスタートすれば、補助金申請ができる。でも今日スタートすると全額実費。

 

さて、どうするか、、、。悩むクマ子です。


リセット

2018-09-24 | 私と夫の妊活日記

さて、旅行の話は終わりにして、不妊治療の話しに戻しましょう。

人工授精をしてから迎える生理予定日。クマ子は期待はしないと言いながらもやっぱり気がつけば「生理がきませんように」と心のどこかで願っていました。 

人工授精で妊娠する確率は低い。それは重々承知しているのに、人間とはどこまでも希望的観測を持ってしまうものなんですね。 

生理予定日。生理が来ません。来ません!!!落ち着け、夜になったら来るかも、、、。いや、いつもの始まりを告げる独特の生理痛がないから来ないんじゃない? 

期待しがちなクマ子と冷静なクマ子が頭の中で戦っています。人工授精1回目で妊娠できたらこれは奇跡。クマ子は神社を見たら必ず手を合わせるし、もしかしたら奇跡を起こせるかも??!

期待しがちなクマ子がどんどん勢いを増してきます。

 

ところが、、、

 

夕方。あの痛みが、生理開始を告げるお腹を刺すような痛みが始まりました。そしてトイレに行ってがっくり。

 始まってしまいました。

期待しがちなクマ子は意気消沈。救いだったのは冷静なクマ子が「初めから期待してなかったし」と落ち着いていたこと。

そして冷静なクマ子は浅田レディースクリニックのアプリを立ち上げ、生理3日目の診察予約をします。

この予約はいよいよ体外授精にステップアップすることを意味します。 

いよいよこれがダメなら後がないー高度不妊治療に足を踏み入れます。


夫婦間の「ありがとう」。

2018-09-24 | 私と夫の妊活日記

なんだかんだで北海道旅行を楽しみ帰ってきました。クマ吉とは最後まで意見が合わず、帰りの空港までの間、クマ子はちょっとだけやさぐれていたわけですが、、、、

 

クマ吉のある言葉で一気に気持ちを立て直すことができました。

 

空港で飛行機を待っている間、クマ吉がこう言ってくれたのです。

 

「クマ子、レンタカーとかホテルとか全部予約してくれてありがとう。お陰で効率的に回ることができたね。楽しかったね」

 

そう言ってくれたのです!!

予定を組んで行動するのが好きではないクマ吉からの思いがけない言葉。夫婦だからわかるのですが、クマ吉は決して私のご機嫌をとろうして言ったのではありません。

 

それがわかるだけに嬉しさもひとしお。我ながら単純で呆れますが、この言葉だけで今までの不穏な空気が帳消しになりました。

 

さらに家に戻ってきてからもクマ吉はできる男でした(笑笑

 

帰宅後、息つく間もなくクマ子は2人×4日分の服をすぐさま洗濯機へ。旅行当日の朝に室内に干していった洗濯物をたたむのは後にして、小一時間洗濯機を回している間にスーツのクリーニングを取りに行き帰ってくると、、、

 

なんと洗濯物が全てたたまれているじゃありませんか!!そしてお風呂場にクマ吉の姿を発見。お風呂掃除をしてくれているのです。

 

その姿に感動、、、。

 

「クマ吉、洗濯物たたんでくれたんだね、助かったよ、ありがとう。お風呂掃除もありがとう」

 

そう伝えるとクマ吉も「いえいえ、こちらこそクリーニング取りに行ってくれてありがとう」と言ってくれました。

 

なんだなんだ??どうしたクマ吉?!調子が狂うじゃないか!けどやっぱり嬉しい。

 

それで思いました。夫婦になるとどちらも何かしら「やってもらうことが当たり前」になってることがあります。当たり前のことだけど、そういう時にこそ「ありがとう」という言葉を伝えることはとても大切なことなんだなあ、と。

 

この旅行、どうなることかと思いましたが、終わりよければ全て良し。

 

行って良かったと思える旅行になりました。

 

 


調べ過ぎる女と調べなさすぎの男

2018-09-22 | 私と夫の妊活日記

お出かけや旅行をするとき、私の行動でクマ吉の不満をかっていることーそれは「調べすぎ」。

 

この北海道旅行でも事前にネットで下調べをしすぎて、クマ吉が切れてしまいました。

 

今回夜食に伺う予定のかに屋さん。クマ子はそのお店の場所やメニューをネットで検索。さらにYOU TUBERが動画をアップしていたので、それも見ました。

 

その様子をクマ吉に話すとみるみる彼のテンションが下がります。そして大きくため息をつくと、一言こう言いました。

 

「良い加減にしろ」

 

クマ吉は旅はわからないのが面白い、という人。だから予定も決めずその時その状況でどこに行くか決めるタイプ。だからネットで調べるけれど口コミは読みません。

 

一方クマ子は時間を無駄にしたくないのである程度旅行工程を作り込むタイプ。旅のしおりアプリを使ってスケジュールも立てています。

 

そして事前にクーポンや割引情報も調べ時間とお金が無駄にならないように努めます。

 

でも調べすぎたら現地に着いた時の感動や体験が薄くなってしまう、というのがクマ吉。だから動画でレストランの様子を事前に観るなんてもってのほか。

 

クマ子にしてみれば、旅行のたびにクマ子がクマ吉の分も用意したり、海外旅行だと現地で英語を話して交渉するのは専ら私で、私がいないと旅行が成り立たないでしょ!と主張したい。

 

相容れない私たち。結婚前はどこかに出かけてもこんな雰囲気にならなかったのに、、、、

 

 

こういう時は一生クマ子が妥協してクマ吉に会わせないといけないの?はあ、旅行は女友達といくか、一人で行くのが一番かも、、、。

 

 

そんなことを思いながらすすきのを歩き回るクマ子たちでした。