北海道は新千歳空港行きの飛行機の中から書いています。
今日は待ちに待ったクマ吉との札幌旅行。北海道胆振地震があったばかりで、やめようとも思いましたが、観光客の激減が経済に大きな影響を与えているという報道から、予定通り旅行を決行しました。
美味しいラーメンに大自然が私たちを待っているかと思うと夜も眠れませんでした。
この旅行は1か月前に計画されたものですが、クマ子にとって重要な位置付けの旅行になのです。
というのも治療で服用している薬の副作用か、クマ子はとてもイライラするようになったことからクマ吉との間に少しひずみができたような気がするからです。
こういう時、女性の第六感というものは比較的当たるもので、「ひずみができた気がする」というこの直感も当たっているのでしょう。
夫のちょっとした一言、いつもだったらスルー出来るような言葉も、今のクマ子は喧嘩を売られたも同然。一気に不協和音が家庭内を奏でます。
例えばクマ子がハサミを使ってそのままテーブルに置きっぱなしにしていた場合。超潔癖症なクマ吉は物が元の場所にないと我慢ならないので、すぐさま指摘してきます。
「クマ子、また出しっ放し」と。
いつもなら「あ、ごめん、今しまうね」とすぐに言えるのに、今はまず「イラっ」とするのです。
そして「いちいち細かいことうるさいなあ」と心の中で舌打ちします。そしてそのまま無言でハサミを掴み、乱暴に引き出しを開けて音を立ててしめます。
これの繰り返し。ちょっとしたことなんですが。このちょっとしたことが毎日繰り返されるとお互いなんとなく喋る気も起こりません。
クマ吉は私のイライラが薬の影響もあることを承知してくれていますが、それでも良い気はしないでしょう。
私は私でクマ吉のとても細かい性格や、懐が広くない発言で始終イライラしっぱなし。
男性の皆さん、女性はホルモンの影響を大きく受けます。不妊治療中はずっとホルモン剤を飲まなくてはいけません。
この薬のせいで体がぽっちゃりしたり、食欲がでたり、とにかくイライラしたりしてしまいます。
男性ににはないものなのでなかなか理解されないものですが、イライラしている本人も辛いんです。
相手を傷つけてるってわかっているのにイライラが収まらないから。
だから辛い。
そんなこんなで旅行前日まで夫婦の不協和音が続いていたので、この旅行でうまくリフレッシュして、お互いのひずみをうめられたら、、、と思っています。