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桂宮殿下の薨去

2014-06-08 12:42:32 | 皇室
桂宮宜仁親王殿下には、本日薨去されました。
http://sankei.jp.msn.com/smp/life/news/140608/imp14060812040001-s.htm

宮様には、かつてNHKの嘱託として勤務され、「一千万人ラジオ体操祭」の企画にも携われたとのことです。この頃は、同僚と居酒屋に行かれたこともあるそうです(松崎敏弥『日本人なら知っておきたい皇室』P90、河出書房新社)。ご兄弟の故寛仁親王殿下や故高円宮殿下と等しく、気さくなお人柄であったのでしょう。皇族では初めてオーストラリアにご留学になり、日・豪・ニュージーランド協会の総裁をされるなど、日本と同じ立憲君主国であるオーストラリアやニュージーランドとの親善にもつとめられました。

お体を悪くされてからも、時折展覧会のご鑑賞等のご公務をされていましたが、お心ならずも本日薨去されました。

まだお若い宮様とのお別れは、本当に悲しく残念です。 心よりお悔やみ申し上げます。
また、三笠宮同妃両殿下にとっては、悲しいことに、お三方の親王殿下に先立たれたことになります。心からお見舞い申し上げます。

典子女王殿下のご婚約

2014-05-27 22:28:01 | 皇室
本日、高円宮家の典子女王殿下と出雲大社禰宜の千家国麿さんとのご婚約がご内定となったことが宮内庁より発表され、お二人も記者会見されました。http://www.47news.jp/smp/CN/201405/CN2014052701001837.html

国民の一人として、心からお祝い申し上げます。 お子様の最初の婚約内定に、亡き宮様もお喜びになっていらっしゃることでしょう。

それにしても、皇室と出雲大社の千家家という、極めてゆかりの深い両家の婚姻となりますね。

寛仁親王殿下の薨去

2012-06-06 22:09:05 | 皇室
寛仁親王殿下には、本日薨去されました。

突然の訃報に接し、驚きと悲しみを禁じ得ません。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

親王殿下には長く癌との闘病生活を続けられる一方で、障害者スポーツ等に関連するのご公務に積極的に取り組んでこられました。殿下は気さくなお人柄である一方、皇室典範の問題等について時に舌鋒鋭い一面もお見せになりました。その殿下のお姿をもう拝することができなくなることは、国民の一人として寂しさを感じます。

三笠宮同妃両殿下にとっては、お二方のご子息を先になくされました。また、信子妃殿下、彬子女王殿下、そして瑶子女王殿下にとっては、まだお若いご当主をなくされたことになります。心からお悔やみ申し上げます。
殿下は以前ニューヨークタイムズのインタビューで、「もう一度皇族に生まれたいか」との質問に、「もう十分だ」とお答えになったと記憶しています。また、かつて皇籍離脱を希望されたこともありました。仮に皇室の外にいらっしゃったとしても、国家と皇室のために尽力される方になられたのではないかと想像させられます。

末筆となりましたが、亡き殿下のお姿を偲びつつ、悲しみを乗り越えて、これからも国民こぞって皇室を守っていかねばならないという決意を新たにいたします。


一般参賀

2011-12-25 15:36:47 | 皇室
天皇陛下には去る23日、78歳の御誕生日を迎えられました。

例年天皇誕生日に行われる皇居・宮殿での一般参賀に、初めて参りました。二重橋を渡り、伏見櫓を通りすぎて宮殿の長和殿前でしばらくお出ましをお待ちします。30分ほど経つと、天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下、秋篠宮同妃両殿下、並びに眞子内親王殿下がお出ましになりました。お出ましは3回ありますが、その一番最後です。陛下からはかしこくも、おことばがありました。

天顔を拝し、玉音を拝聴し、参列者こぞって日章旗を振って天長節のお祝いを申し上げることができたこと、日本人としてこの上ない喜びを感じます。

特に本年は、天皇陛下には東日本大震災の被災地を訪問されるなど、例年にもまして熱心に公務を行われました。改めて、そのことへの感謝を申し上げるとともに、陛下のご不例のご快復を祈念いたします。


陛下ご退院

2011-11-24 22:08:32 | 皇室
天皇陛下には本日ご退院になりました。心よりお祝い申し上げます。

本年は東日本大震災が起きたこともあり、陛下には例年に増して多くのご公務を行われました。来月78歳を迎えられる陛下にとって、相当な重責であったと思われますが、お疲れの様子もお見せにならず、一生懸命果たされたと感じます。

ご不例の陛下にとって、今後も従前通りのご公務をされるのは難しい話です。宮内庁は、さらなる負担軽減策を検討する必要があるでしょう。

特に、「公的行為」とされるご活動については、もっと減らすことができないかと思われます。各種団体の式典等は、陛下がご出席になる意味をゼロベースで考え直すべきではないでしょうか。天皇にとって、憲法上は国事行為、伝統的には祭祀が最も重要なお役目です。そのことを踏まえた本質的な議論が求められます。