のんべがぶえ土佐便り

人生の三本柱はズバリ!家族・音楽・ビール。
土佐の高知より、愛をこめて。

フィッシャー=ディースカゥ

2012年05月24日 | 音楽
今年は、お世話になったり、
ご縁のある演奏家が相次いで他界され、
私たち自身、そういう年代なのかも、
と夫と話しています。

ディースカウは、夫の心の師、
とでもいいましょうか、
尊敬してやまない声楽家です。
学生時代、サントリーホールで聴いた
シューベルト”冬の旅”の演奏会は、
本当に素晴らしかった。
私は最後列の席で、
夫は2・3列前で聴いていました。
(学生で、安いチケットしか買えなかったのかな?)
最後列にいても、
全ての表現が、すぐそこに、生き生きと感じられました。
私は終演後、
なけなしのお金をはたいて(もちろん親からの貴重な仕送り)
2~3日後のマーラー”メーリケ歌曲集”演奏会のチケットを購入。
よく知らない曲ばかりだったので、
大学の図書館でレコ勉!
もちろん、ディースカウの演奏を
歌詞カードにかじりつきながら聴きました。

手元に、恩師小林道夫先生がピアノを弾かれている、
ディースカウの”詩人の恋”の録音があるのですが、
最初のところを聴いたら、胸が痛くなり、
もう少ししてから、改めて聴こうと思ったことでした。




コメント (1)
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