第85回NHK全国学校音楽コンクール 高知県コンクール 今日終わる♪

合唱界の重大イベント！
特に小中高生にとって、毎年大切にしている日がやってきました。
各学校が、大好きな仲間と大好きな曲を磨きに磨いて
一堂に集結します。
持てる力を存分に発揮できるよう、
心身共、できるだけ最高のコンディションになるよう、
それぞれ苦労して調整してきたことと思います。
いよいよ、その成果が問われるのです。

2018年8月2日、開演前の午後1時55分、
張り詰めた空気を和らげるべくなのか、
NHK担当者の説明は、
演奏への集中を、
よく言えば和らげようと、
悪く言えばあまり気遣うことなく、
進められました。
ぶっつけ本番とはいえ、
コンクールの持つ意味や出演者の想いを鑑みれば、
もう少し違った内容でも良かったのではないかと思います。
しきりに「盛り上げて」と仰いましたが、
全力で演奏すること以上に何かを無理に盛り上げる必要があるのでしょうか？
NHKには来年のコンクールがありますが、
出演団体には来年はないのです。
みんな進級し、メンバーは変わっていきますから、
唯一無二の今日の演奏であることを理解して頂きたい。
そのことを十分に察したものであるようには
残念ながら感じられませんでした。
そして午後2時、開会式が始まると、
NHK代表の方から御挨拶がありました。
こちらは、主役が誰だかわからなくなるような内容で、
私には違和感が残りました。
どうしたんでしょう、NHK高知放送局。
”たんたんとオーソドックスに”は、
ダメなんでしょうかね。

高い価値と深い意味をさりげなく絶妙に孕んだ舞台に
若い人たちを立たせる、
大人には責任があるはずです。