地下鉄副都心線の渋谷駅は、安藤忠雄のデザインにより別世界のアンダーワールドへ誘われるようで心地よい。渋谷から郊外のわが最寄り駅までも一本で帰れる。休みの日は結構空いている。去年撮った写真だけれど残しておこう。
ここはウイーン? と錯覚してしまうようなたたずまいをみせているのが国際こども図書館。東京国立博物館を出て芸大方向に行った最初の信号を右に入る。黒田記念館の隣にある。エントランスと室内は安藤忠雄によって化粧直しされたが、外観はかくも堂々たる建物である。
新宿南口の陸橋からピンク映画館がある駅前の路地を見ると、赤い看板が林立し、猥雑な渓谷のようだった。この一角は昔ムーランルージュがあったあたりで、最近の南口が変わっていく中でも、猥雑さと郷愁が混ざり合ったかつての新宿の雰囲気が残っている。場外馬券売り場も近くだしね。
御茶ノ水橋から聖橋方向を眺めるこの風景が好きだ。
美しい曲線を描いた橋とホームの電車の往来によって風景が動き出すところに郷愁を感じる。
湯島聖堂とニコライ堂という二つの聖なる場所をを結ぶ橋だから聖橋。分離派建築グループの山田守の設計。日本武道館や京都タワーの設計者だが、残存する山田設計の建築物は少なくなりつつあるのが残念。長沢の浄水場、東海大学のいくつかの校舎建物はぜひ残してもらいたいものだ。
美しい曲線を描いた橋とホームの電車の往来によって風景が動き出すところに郷愁を感じる。
湯島聖堂とニコライ堂という二つの聖なる場所をを結ぶ橋だから聖橋。分離派建築グループの山田守の設計。日本武道館や京都タワーの設計者だが、残存する山田設計の建築物は少なくなりつつあるのが残念。長沢の浄水場、東海大学のいくつかの校舎建物はぜひ残してもらいたいものだ。