ちゅう年マンデーフライデー

ライク・ア・ローリングストーンなブログマガジン「マンフラ」

折れ口つづき

2006年01月12日 | アフター・アワーズ
 江戸っ子は葬式のことを折れ口なんていった。新年早々、折れ口が多い。今日も通夜、あさっても通夜。

 ぼくの田舎では、通夜の香典は、紅白の熨斗袋にお見舞いと入れて出す。よそから来た弔問客は紅白袋を見てたいがい驚く。すっかりご無沙汰していたが、お見舞いに来たところお亡くなりになっていたとは存じませんで失礼しました。そういう意味で紅白なのだ。
 
 葬儀屋が葬儀をしきるようになって、どこへいっても葬儀のスタイルがあまりかわらなくなってきたが、それでも宗派によって弔いの仕方が違うのはもちろんだが、火葬の手順だとか、香典の勘定の仕方だとか、香典返しの大きさだとか地方によってかなり異なった風習があるので、地方に行けばいくほど折れ口はおもしろい。
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