ボランティアについての批判があるって？

テレビを見ていると、山口の周防大島でボランティアの人が
行方不明になった二歳の男の子を発見したニュースが
何度も何度も繰り返し流れている。

【このボランティアの人が、発見した男の子に飴玉をあげたことを批判している人がいる】
というので私は大いに憤りを感じた。


そりゃ、小さな子がのどに飴玉を詰まらせたら大変だと
心配する気持ちはわかる。

しかし、この男の子はずっとものを食べていなかったから
飴をガリガリと噛んで食べたというではないか。
二歳と言えば歯がしっかり生えているしかみ砕く力もかなりある。
｛私の二歳になる孫もしっかりガリガリ噛んでいる。）

だのに、「飴玉をあげないで！」とか「のどに詰まったらどうするのか？」なんてどうしていえるのだろう？

このボランティアの人は、生活用品一式を車に積んで
大分から山口まで駆け付けている。

しかも、見つかった時のことを考えて
タオルケットみたいなものや、飴玉なども持って山に入っている。

他の人よりも早く行動を起こしている。

見つかった後感謝されてお風呂をすすめられても
自分はボランティアだからと断っている。

そんな人に対してなぜ批判が出来るのか分からない。
あのボランティアの人が一生懸命考えての行動だと思うが、そこが理解できないのか？

はっきり言えば、批判することはいつでもだれでもできる。
口であれこれ言うのは簡単にできてしまうことが多い。
でも困っている人を助ける行動を起こすことはなかなかできはしない。

飴玉あげないで非難をする人、
じゃあ、あなたならどうしたというのだろうか、聞いてみたい。

早朝にコンビニを探して買い物に行き、自分のお金を出して柔らかい食料を買い
それを持って山に入るだろうか？
その前に車に乗って捜索現場に駆け付けるだろうか？

私はこのボランティアの人の行動や考えが自分にはまねができないと思うので
すごい人だなと思う。