昼間からほろ酔い

昨日日曜日の天気は曇りから雨に。

休日に雨はちょっと悲しい。
天気に気分を左右されるので、テンションは上がらず
何かしようという気持ちになれない。

「どこかに出かける？」
「外に走りに行こうか？」などど
相方に話しかけてもこちらもあまり外に出て活動しようという気がないようで
じっと黙ってテレビを見ているばかり。

仕方がないなあ、こんな日はじっとしているに限るか。

本当は雨が降り出す前に外を少しでも走りたかったけど・・・。

でも、いつもいつもそうして外を走っている私は
殆ど休養の時間がもてていないのでちょうどいい休養になるかもしれない。
たまには足を休ませ、英気を養い、また明日から頑張って走ればいいか。

相方もそれに賛成のようだ。

しかしちょっと気を遣ってくれたのか
「お昼、何か食べに行こうか？」と言う。

「え？畑でとれたダイコンを食べてもらおうと
　おでんを作って煮込んでいるよ。」と私。

「じゃあ、それで焼酎のお湯割りでも飲んで楽しむことにしようか。」
ということになった。

前日から煮込んでいたおでん、ゴボウとサツマイモの胡麻和えサラダ風、
枝豆の塩ゆで、焼き魚などを用意して
二人で昼間から『おうち居酒屋』開店となった。

じっくり煮含めた大根はトロけるほどにやわらかくなっており
牛筋やこんにゃくなどにもしっかり味がしみ込んでいる。
相方は他のものに手をつけずおでんばかりをつついている。
珍しいことだ。

いつもは肉類に目がないのに・・・。

そんなふうにしてお湯割りのお代わりをしながら
二人でグダグダとしゃべりながら時間を過ごす。

ふと外を見ると薄暗い。

「あれ？もう夕方なのかな？」と時計を見たらまだ午後4時過ぎだった。

日が短い、雨で天気が悪い、そんなことから早くから外も暗くなっている。

延々と4時間しゃべり続けていることに驚く。

相方曰く「ようしゃべったなあ～。」

いつもは仕事相手にしかしゃべらないので
自分のことなんか殆ど話さないらしい。
ところが二人で話したら、自分のことをた～～～～くさん話したという。

これでバランスが取れているならいいじゃない。

人の悪口を言うのでもなく、
自分の思いをああだこうだと話すのだから実害もない。

どんなことを考えているのか知る良い機会となった…


たまには昼間からほろ酔い気分もいいものだ。