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軽減税率って?

2018-10-16 22:38:09 | 自由人 元気に気まま生活を送る
2019年の10月1日からこれまで8%だった消費税が10%に上がるというニュースが
テレビなどでは大きく取り上げられている。

そして、「軽減税率」導入の話でもちきりだ。

なぜ「軽減税率」が導入されることになったのか?
おそらくたいていの人が想像はつくと思うが
それは「低所得者の負担緩和」が目的だ。

低所得者はたいてい所得全体に占める食料品支出の割合が高い。
よく「うちはエンゲル係数が高い」などど表現したりするけれど・・・。

そんな低所得者ほど税の負担感が重くなってしまう。
だからその緩和に向けて導入されるのが軽減税率」だという。

平成24年の消費税増税法・低所得者対策の一つとして検討を求める条文が盛り込まれ
自民・公明両党の3年及ぶ議論の末に具体化が決まったという。

酒類・外食を除く飲食料品へ適用されるそうだ。
生鮮食料品・パンや麺類・弁当・菓子などは8%に据え置かれる。

そして、この軽減税率導入によって、
年収が250万円前後の低所得世帯の税負担は、年に1万1千円程度緩和されるという。

このことを知って、私はすぐに
「この軽減税率がほんとうに税負担感を緩和することになるのか?」
と疑問をもってしまった。

高額所得者も低所得者も、生鮮食料品などは8%負担。

じゃあ高額所得者の方がより優遇されていることにならないのか?

所得が多い家は高級食材をたくさん買い、美味しいものをたくさん食べても消費者税は8%
お酒をたくさん飲んでも外食の回数が多くても、税が10%になったって大したことはないかもしれない。

低所得者は、酒類や外食にかかわる消費税が10%になるから贅沢はできないと感じる人も多いだろう。
実際に外食の機会が減るのではないか?と私は考える。

ということは軽減税率が導入されたって
結局は負担感が軽減されることにならないのではないか。

収入によって消費税率を変えるとかすれば、多少負担感が軽減されるかもしれない。

しかし、スーパーやコンビニなどで
買い物の度に収入証明書を出さなくてはならなかったらそれこそ大変だし、
お店の人もいちいち税率を変えてレジ打ちの仕事をしないといけないのは大変過ぎるだろう。

どうしたら、低所得者世帯の税負担を緩和することになるのか?
3年かけて議論されたというが、
もう少し検討することにしてもらいたい気もする。
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