甲斐バンドの「拳突き上げ曲」3曲が流れ終わったトコで
番組冒頭のナレーターの方の声で「NHK-FM『夜のプレイリスト』」というジングル?が入り
「『夜のプレイリスト』…この時間は、私、船越英一郎が
甲斐バンドのアルバム『ROCKS』からお届けしています」と船越さん
「えー、甲斐さんとの交流というか、まあ可愛がって頂くようになったのは
実は、知り合いを通じて、甲斐さんの楽屋にご挨拶しに行ったのが始まりでございます
この時、まあー!緊張致しましたねぇ!高校生からの憧れのヒーローにお会いする訳ですからね
えー、もう、会話はカチンコチンになりながら
えー『船越英一郎です。僕はホントに高校生の時から甲斐さんの…』…そこまで言いかけたら
『ああ、船越さん、僕ね、船越さんより船越さんのこと詳しいから!』…って
突然、甲斐さんがおっしゃって…(笑)
えー『このあと空いてる?飲みに行こうよ!』って、誘って頂きましてですね、ええ…
もう、ナンて言うんでしょう?ホント、夢見心地でございましたね」と明かされてましたが
この「甲斐さんとの出会い」のエピソードは
船越さんも尽力なさっている山形国際映画祭で「破れたハートを売り物に」が上映された際に
甲斐さんとの舞台挨拶の中でも話されたそうで
その時には「甲斐バンドは、僕の『ヰタセクスアリス』です!(笑)」との言葉に始まり(笑)
「長年ずっと周りの人たちに『甲斐バンドのファンなんです!』と言い続けていたら
甲斐さんの楽屋に行けたんです!皆さん!夢は願えば、いつか叶うんです!」
…と、川平慈英さんのように、熱く語っていらしたんだとか…(笑)
ともあれ…「その時に何を甲斐さんと話したのか、ほとんど覚えてないくらい
もう、桃源郷に行ってしまったような…えー、そんな至極の時間を過ごさせて頂いて以来
えー、まあ、甲斐さんとよく食事をご一緒したり
お酒をご一緒したりするようになった訳でございます
まっ、甲斐さんは、僕の心の兄貴なんですね
…と言いますのも、まさに、このNHKのFMで『サウンドストリート』という番組を
甲斐さん、DJでずーっと長い間、担当されておりました
まっ、その番組が僕の青春指南だと言っても、決して過言ではないと思います」と船越さん
この「サンスト」に関する件については、奥さんはもちろん
リアタイでファンでいらした方は皆さん、大きく頷かれたんじゃないかと…?(笑)
「まっ、そんな甲斐さんから…目の前にいらっしゃる甲斐さんから
まっ、シャワーのように素敵なお話を、こう…浴びることが出来る訳ですねぇ
甲斐さんの奥様やご家族には『あの2人はまた女子会に出かけてるね』…(笑)
ご家族『女子会』と呼んでらっしゃるそうでございます(笑)
えー、ホントに2人っきりで、あのー、お話を延々することが多いんですけれども…」
…と、こちらは、甲斐さんご自身も話されてましたが
コロナ禍で、お会いになっている時間が短くなられたと言っても
4~5時間は、ご一緒されているみたいだし(笑)
ナンせ「趣味は『船越英一郎』!(笑)」ですもんね?(笑)
それはともかく…「えー、さあ!それでは、甲斐バンドのアルバム『ROCKS』に戻りましょう
続いて、お聴き頂くのは『きんぽうげ』『漂泊者』
『ダニーボーイに耳をふさいで』…3曲続けてどうぞ!」と曲が流れ始めると
奥さんは「『きんぽうげ』は、今や小芝風花ちゃんのものだね(笑)」とか
「この(オリジナルと同じ終わり方の)『漂泊者』を聴くと
『ナナハンドラマ』のタイトルバックを思い出すわ」などと呟いておりました(笑)
曲が明けて、再び「ジングル」が入り、船越さんも同じフレーズを口になさったあと
「実は、甲斐さんにですね、私が主演した連続ドラマ
『刑事 吉永誠一』の主題歌をお願いしたことがあるんです
『Blood in the Street』というナンバーなんですけれども
もう、それだけでも、ホントに嬉しかったんですけれども
つい…ですね、調子に乗って…それまで頑なに演技をされて来なかった甲斐さんに
『甲斐さん、シャレで、1シーンだけ出てくれませんか?』とお願いしてみたんですね
そうしましたらですね、ちょうど40周年ということもあって
ナンと!甲斐さん…『シャレだったらいいわ!いいよ!』…OKして下さったんですね」と
甲斐さんが「得心がいってない」っておっしゃっていた「俳優デビュー」に触れられ(笑)
「その後、実はもう一度、共演しているんですね、この甲斐バンドの40周年を記念して
えー、生まれた映画…『破れたハートを売り物に』という映画でのことなんですけども
えー、この映画は、甲斐バンドの楽曲をモチーフに、5人の気鋭の監督たちが
独自の感性で映像化したショートオムニバスですね」
…と、甲斐さんが、茶髪にグラサンのまま「ペラッペラのベスト(笑)」を召された
「タクシー運転手」役で「銀幕デビュー」なさったことも紹介されてました(笑)
「さあ、それでは、甲斐バンドのアルバム『ROCKS』に戻りましょう!
続いてお送りするのは『安奈2012』『裏切りの街角』『氷のくちびる』ですが
『安奈2012』…この曲は、実は、このアルバムからシングルカットもされていて
ナンと!私がですね、ジャケットの『安奈』という2文字を書かせて頂いたんですね
以前、一緒に食事に甲斐さんと出かけた時に…まっ、筆で、私がサインを書いたら
それをご覧になった甲斐さんが『おっ!あのさ、船越さんのアレ…
あの字で、ちょっと「安奈」って書いて!それ、ジャケットにするから』って
おっしゃって頂いたんですねぇ…まあ!嬉しかった!嬉しかった!」と明かされてましたけど
甲斐さんは「船越さんって、なかなか味のある字を書くんですよ」と、わりと気軽な感じで?
…って、アルバム「目線を上げろ」のジャケットを紫舟さんに書いて頂いた時に
「アルバムタイトルが縦書きって珍しくて、新鮮だよね」と喜んでいらしたし
おそらく、そのイメージが残っておられて?…お願いなさったんじゃないかと…?
でも、船越さんは、縦書き・横書き合わせて
色紙200枚に「安奈」とお書きになったそうですし
甲斐バンドとはナンの関係もない、ご自身の出演映画のプロモーションで出られた番組で
その「安奈2012」のシングルCDをポケットから取り出して宣伝していらっしゃいました(笑)
「そして…『裏切りの街角』でございます!
デビュー曲の『バス通り』は、フォーク色が強かったんですけど
この2枚目の『裏切りの街角』は、ローリング・ストーンズのような感じで
実は、僕は、そこから『甲斐バンド』という沼に、どっぷりとハマりました(笑)
それでは、改めてご紹介致します!甲斐バンドのアルバム『ROCKS』から
『安奈2012』『裏切りの街角』そして『氷のくちびる』…続けてどうぞ!」と計9曲を流され
「『夜のプレイリスト』…この時間は、私、船越英一郎が
甲斐バンドのアルバム『ROCKS』からお届けしました
本日ご紹介した曲のラインナップは、のちほど番組ホームページにアップ致します
今日、改めて聴いてみた訳ですが、やはり甲斐バンドは
日本のロックの黎明期に彗星のごとく現れて
ロックを、日本の音楽の王道にまで押し上げた立役者なんだなあと、つくづく再認識致しました
甲斐バンドがいたからこそ、今の日本のミュージックシーンがあると言っても
決して過言ではない、僕はそう思っております
まさに、僕の永遠のヒーローです!ありがとう!甲斐バンド!
この番組は、パソコンやスマートフォンのアプリ、NHKラジオ『らじる☆らじる』
または、radikoでもお楽しみ頂けます!是非お試し下さい
今夜お届けした甲斐バンドのアルバム『ROCKS』…いかがでしたか?
久しぶりに聴いた方も、初めて聴いた方も
是非、あなたの音楽ライブラリーに加えて下さい
『夜のプレイリスト』…お相手は船越英一郎でした」…で番組終了♪
最初は、かすれ気味でいらした声も、途中からいつもの船越さんの声に戻り
トークも、よどみなくスムーズで面白かったです…というか
さすが、アノ甲斐さん(笑)と「女子会」をなさってるだけはおありというか
ますます、他の4枚のアルバムについてのトークも聴きたくなりました♪