2夜を過ごしたホテルを後にします。今日もガスの中の出発だ。
最後の山歩き、鯵ケ沢町の白神の森にやってきました。
鰺ヶ沢駅前でお目にかかったワン子「わさお」がここにいました。北限の天然杉は、それでいいのですが、その他の杉が問題らしいのです。何人かのガイドさんの口から出るのでした。「杉はいらない」と。多分戦後植栽されたであろう杉ですが、ブナ山をこよなく愛しているガイドさんたちにとっては、邪魔ものらしい。自然遺産を全山ブナで埋め尽くしたいのでしょう。「切ってくれ」と森林管理署にお願いしているようですが・・・
入り口の表示に「遊山道」と書いてあります。遊歩道と呼ぶには少し険しく、登山道というほどには厳しくないことから遊山道と呼んでいる。といただいたパンフには書いてありました。
高級楊枝の材料となる黒文字とはこんな木か。
最後尾を歩く私には、声は聞こえるのですが、ここで何を説明されたのか、忘れてしまった。