江戸時代の山陰道を巡る旅ですが、たまにはこんな道路も走ります。
宿を出てから約1時間の走行で太田市の「石見銀山世界遺産センター」に到着した。
2007年 (平成19) 世界遺産登録された石見銀山全体を示すジオラマを見ながら説明を受けます。赤く灯っている点線が銀山の範囲のようだ。そして海に向かって黄色に点灯している2筋の流れが銀を海に向かって運び出した路だ。右の白色点灯の範囲が大森銀山重要伝統的建造物群保存地区になる。このセンターの見学のあと保存地区を歩きます。
センター内で諸々のお話を受けています。後ろにある大きなパネルは「山中に残された16世紀の銀採掘跡」と説明している。
スペイン人が残した地図らしい。
「スペイン人は、日本を銀の島と呼んでいます」1552年フランシスコ・ザビエルの書簡より・・とプリントされている。さもありなん戦国時代後期から江戸時代前期にかけての最盛期の銀産出量は世界の3分の1だったと推定されるとか。
こんなパネルもあった。谷筋に連なる家屋、鉱山町の再現模型だという。山裾に穴の開いているところは坑道かもしれない。
石見銀山の歴史を映像で解説していた。
きれいな写真ではありませんが見学に訪れたグループが写っている。やはり多人数での見学は出来ないようだ。私たちのような敬老会グループでの見学は、まあ無理というものでしょう。